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更新日:2023年10月13日

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心肺蘇生法

 

安全の確認

倒れている人を発見したら、周囲に危険がないか、近づいても安全か確認します。hakkenn倒れている人を発見

hidari周囲の安全の確認(左右、上下、後方も)migi

反応の確認

両手で相手の肩をたたきながら、大声で呼びかけを行います。

反応がない(目的のある仕草がない)場合や、
反応があるかないかの判断に迷った場合または分からない場合は、
正常な反応がないと判断します。

コロナ流行期は顔を近づけすぎないように注意します。

hannnou反応の確認

助けを呼ぶ

正常な反応(目的のある仕草)がなければ大きな声で協力者を募り、駆け付けた方へ119番通報及びAEDの搬送をお願いします。

助けを求めても協力者が現れない場合は、先に119番通報を実施してください。tasuke大きな声で助けを呼ぶ

119aed119番通報とAEDの搬送を依頼する

 

呼吸の確認

胸部と腹部をみて、

10秒以内で普段どおりの呼吸があるか調べます。

普段どおりの呼吸が確認出来なければ、呼吸がない=心臓が止まっていると判断します。

また、呼吸の有無に迷った場合や、わからない場合も呼吸がないと判断します。

コロナ流行期は顔を近づけ過ぎないようにします。

kokyuu呼吸の確認

感染防止(コロナ流行期)

胸骨圧迫を開始する前に、エアロゾルによる感染防止のため、傷病者の口や鼻を覆うように、マスクや布等をかけます。

nuno感染防止

心肺蘇生の開始(胸骨圧迫)

胸の真ん中を、垂直に真上から押します。

1分間に100~120回のテンポで

約5cm胸が沈み込む強さで圧迫をします。

中断時間は10秒以内で最小限にします。

30回押したら人工呼吸をします。

(ただし、人工呼吸の技術があり、人工呼吸をする意思がある場合。)

コロナ流行期については、

成人については胸骨圧迫のみを中断しないように続けます。

小児・乳児については、人工呼吸の技術があり、

人工呼吸をする意思がある場合は実施します。

tenohira手のひらの付け根部分で圧迫する

姿勢肘は真っ直ぐ伸ばし、胸に対して垂直に押す

iti胸の真ん中を「強く速く絶え間なく」押す

服あり服を着たままでも押せます

人工呼吸

(注意)

現在は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、成人については人工呼吸はせず、

胸骨圧迫のみ実施します。

小児・乳児については、コロナ流行期も人工呼吸の技術があり、人工呼吸を行う意思がある場合は実施します。

(方法)

傷病者の額と顎先に手をあて、傷病者の顔を優しく後ろへ反らせます。

額を抑えてる手で傷病者の鼻をつまんだ後、

口を大きく開けて相手の口を覆い、軽く胸が上がるまで息を吹き込みます。

吹き込み後は口を離し、もう一回息を吹き込みます。

1回につき1秒かけて吹き込みます。

人工呼吸が出来ない(または躊躇する)場合は、

胸骨圧迫のみ行って下さい。

zinnkoukokyuu人工呼吸

その他の注意点

コロナ流行期の成人については、胸骨圧迫のみを継続して実施します。

それ以外(コロナ流行期の小児乳児及び通常期の全年齢)については人工呼吸2回、胸骨圧迫30回を繰り返します。

相手が嫌がる等の目的のある仕草をする、普段通りの呼吸が戻る、若しくは救急隊・医師等に引き継ぐまで実施します。また、救助者に危険が迫った場合も中止してください。

1人では長時間の心肺蘇生法は困難なため、協力者がいる場合は交代しましょう。

AED(自動体外式除細動器)操作

AEDを持ってきたら、

  1. 傷病者の顔の近くに置く。
  2. 電源ボタンを入れる。(自動で電源が入るタイプもあります。)
  3. AEDの音声メッセージに従う

以上がAEDの操作方法です。

AEDAEDを傷病者の顔の近くに置く

電源電源を入れる

padkakuninn胸部の確認
濡れている。→拭き取る。
ペースメーカー等、埋込型の医療機器はないか。→膨らんだ部分を避けて貼る。

貼付薬はないか。→除去後、薬を拭き取る。

パッドパッドを貼る(パッドに示されている位置)

貼り胸骨圧迫を続けながら貼る

解析解析(周囲の者を離れさせる)

ショック電気ショック

誰も触っていないことを確認し、ショックボタンを押します。

再開胸骨圧迫を再開

電気ショックを実施したら、即座に胸骨圧迫を再開します。

(注意)

ショックボタンがない、オートショックAEDと呼ばれるものもあります。

こちらは電源を入れ、パッドを貼り付け解析をするところまでは通常通りですが、ショックが必要となった場合は、傷病者から離れるように音声メッセージが流れ、カウントダウンまたはブザーが鳴ったあと、自動的に電気ショックが行われます。

安全のために、音声メッセージなどに従って傷病者から離れる必要があります。

 

お問い合わせ

消防局救急課

横須賀市小川町11番地 消防局庁舎3階<郵便物:「〒238-8550 救急課」で届きます>

電話番号:046-821-6473

ファクス:046-823-8406

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