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 「知る・備える・行動する」の3セクションで、風水害への備えについてご紹介します。

 風水害を知る  風水害に備える  行動する  ←<クリックすると移動します>

 風水害を知る
 ▼ どうして雨は降るのか
 雨は、暖かく湿った空気が、山岳地形を駆け上がることや、暖かく湿った空気の下に冷たい空気が下に入り込むことなどにより上昇し、高度により気温が下がり、水蒸気が徐々に水滴になることで雨雲が生まれ、やがて地上に降ることになります。

 平地より山岳地域で雨が多く降ることや、温暖前線と寒冷前線がぶつかりながら停滞する梅雨前線や秋雨前線、暖かい空気の上昇気流の塊である台風や低気圧で雨が多く降るのはこのためです。

 ▼ 神奈川県の降雨状況
 神奈川県内では、冬を除いていつでも大雨が降ることがあります。特に梅雨前線や秋雨前線が関東地方に停滞する時期と、台風が日本付近を通ることが多い6月から10月にかけては、毎年のように県内のどこかの観測点で日雨量100mm以上の大雨が降っています。

 
日雨量100mm以上・200mm以上の月別回数(1996〜2005年)
(横浜地方気象台資料)

 ▼ 大雨による被害
 大雨は、洪水、浸水、がけ崩れ、土石流、地すべりなどの被害を発生させます。

  洪水・浸水被害
 河川の流量の増加により水位が上がり、河川の水が市街地や農地等を覆うのが洪水被害、大雨により地表水の増加に排水が追いつかずに発生するのが浸水被害です。

 横須賀市では、昭和49年7月の大雨で大規模な洪水が発生し、多くの被害を出しましたが、近年、河川や下水道の整備が進み、以前より洪水や浸水被害が発生することは少なくなりました。

 しかしながら、ここ数年、1時間に50mmを超えるような激しい雨が短時間で降る集中豪雨の発生が多く、また、開発により地面が雨を吸収する量が減ったことで、急激に下水や河川に流れ込むため、いつ浸水被害が発生してもおかしくありません。

  土砂災害
 土砂災害の種類としては、山の斜面や傾斜の急な斜面が崩れ落ちる「がけ崩れ」、水分を多量に含んだ土砂や岩石が渓流を流れ落ちる「土石流」、斜面の土壌が比較的ゆっくりと滑り落ちる「地滑り」があげられます。

 過去10年間における県内のがけ崩れの約半数が三浦半島で発生しています。

 市内の急傾斜地では、神奈川県による崩壊防止の工事が進められていますが、すべての箇所が工事されている訳ではありません。

 土砂災害による被害から逃れるためには、的確な避難がもっとも有効です。

 土砂災害は発生予測が大変難しい災害です。しかし、過去の発生事例から前兆現象がしばしば観測されています。前兆現象を感じたら、周囲や行政に知らせるとともに迅速に避難することが大切です。

  土砂災害の前兆現象
 @ がけ崩れ
2〜3時間前1〜2時間前直 前
湧水量の増加
表層流の発生
小石がぱらぱら落下
新たな湧水発生
湧水のにごり
湧水の停止
湧水の湧き出し
亀裂の発生
斜面のはらみだし
小石がぼろぼろ落下
地鳴り
 (注)がけ崩れについては、上記の現象は時間を追って発生せず、一度に急激に発生する場合もある。

 ※ 画像をクリックすると、大きな画像が表示されます。

 A 土石流
2〜3時間前1〜2時間前直 前
流水の異常なにごり渓流内で転石の音
流木発生
土臭いにおい
地鳴り
流水の急激なにごり
渓流水位の激減 ※
 ※ 「渓流水位の激減」は降雨が継続しているにもかかわらず渓流水位が激減した場合、渓流の上流で山腹が崩壊し天然ダムが形成された可能性が大きいので切迫性はきわめて高い。

 ※ 画像をクリックすると、大きな画像が表示されます。

 B 地すべり
切迫性がやや小切迫性が大切迫性が極めて大
井戸水のにごり
湧水の枯渇
湧水量の増加
池や沼の水かさの急変
亀裂・段差の発生・拡大
落石・小崩落
斜面のはらみだし
構造物のはらみだし・クラック
根の切れる音
樹木の傾き
地鳴り・山鳴り
地面の振動
 (注)地すべりは、上記の現象はかなり前から発生することもあり、時間的切迫性のタイムスケールはかなり長い場合がある。

 ※ 画像をクリックすると、大きな画像が表示されます。

 以下のサイトでは土砂災害に関する映像を見ることができます。

 土砂災害の種類、動画で見よう!!(砂防広報センター)

 防災・危機管理e−カレッジ「風水害から身を守る」(総務省消防庁)

 ▼ 気象情報(気象警報と注意報、土砂災害警戒情報)について
 気象台が、気象等により災害が発生する恐れがあると判断した時に発表するのが気象警報や注意報です。

 警報や注意報は、その種類や市町村ごとに量的な基準(下記参照)を定めておき、基準を超えると予想された時に二次細分区域(横須賀市が含まれるのは「三浦半島」)単位で発表するものです。

 横須賀市では、気象による災害への警戒を呼びかけるため、大雨警報、洪水警報、暴風(雪)警報、大雪警報、高潮警報を防災行政無線でお知らせしています。

  気象警報・注意報の種類と発表の基準(横須賀市の場合)
警報・注意報の種類警報・注意報発表の基準
大雨警報1時間雨量:50mm(平坦地以外の場合:1時間雨量60mm)、土壌雨量指数:96
洪水警報1時間雨量:50mm(平坦地以外の場合:1時間雨量60mm)
暴風雪警報平均風速25m/秒以上で雪を伴う
暴風警報平均風速25m/秒以上
大雪警報24時間降雪が平地で20cm以上、山地で50cm以上
高潮警報相模湾側(油壺)1.2m以上、 東京湾側(横浜)1.4m以上(東京湾平均海面上)
波浪警報相模湾側 5m以上、 東京湾側 3m
大雨注意報1時間雨量:20mm、3時間雨量30mm、土壌雨量指数:57
洪水注意報1時間雨量:30mm、3時間雨量50mm
風雪注意報平均風速12m/秒以上で雪を伴う
強風警報平均風速12m/秒以上
大雪注意報24時間降雪が平地で5cm以上、山地で20cm以上
高潮注意報相模湾側(油壺)1.0m以上、 東京湾側(横浜)1.2m以上(東京湾平均海面上)
波浪注意報相模湾側 2.5m以上、 東京湾側 1.5m
雷注意報落雷等により被害が予想される場合
風雪注意報平均風速12m/秒以上で雪を伴う
乾燥注意報最小湿度35%で実効湿度50%
濃霧注意報視程が陸上100m、海上で500m
霜注意報4月1日〜5月20日において最低気温が4℃
低温注意報最低気温が、夏季は16℃以下が数日継続、冬季は−5℃以下
着氷、着雪注意報著しい着氷(雪)が予想される場合
※1 平坦地とは、概ね傾斜が30パーミル以下で都市化率が25パーセント以上の地域をいいます。
  なお、30パーミルとは、水平方向に1000m先の地点の高低差が30mの場合を指します。
※2 土壌雨量指数とは、降った雨が土壌中に水分量としてどれだけ貯まっているかを、これまでに降った
  雨(解析雨量)と今後数時間に降ると予想される雨(降水短時間予報)等の雨量データから「タンクモデル」
  という手法を用いて指数化したもので、地表面を5km四方の格子(メッシュ)に分けて、それぞれの格子で計算します。

  土砂災害警戒情報
 大雨警報発表中に、大雨によってがけ崩れや土石流などの土砂災害が発生する危険性が高まった時に、県と気象台が共同で発表する情報が「土砂災害警戒情報」です。

 横須賀市では、崖崩れなどの土砂災害への警戒を呼びかけるため、防災行政無線でお知らせしています。




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 ▼ 情報の入手
 横須賀市では、気象による災害への警戒を呼びかけるため、大雨・洪水警報などの気象警報を防災行政無線でお知らせしています。

 防災行政無線は屋外にいる方を対象に放送しているため、荒天時の屋内では聞き取りづらい場合があります。放送内容がよく聞き取れなかった場合は、消防テレホンガイド(046−825−0119)で放送内容をご案内しています。

 また、メール機能付の携帯電話をお持ちの方は、防災情報メールで防災行政無線の放送内容を受け取ることができます。(防災情報メールの登録はこちら)

 防災行政無線の放送を聞いた場合や、天候があやしい場合には、テレビ・ラジオ、インターネットから積極的に情報を入手することが大切です。平時から、情報入手の手段を確認しておきましょう。

 ▼ 非常持出品の準備
 地震への備えと同様に、避難に備えて非常持出品を準備する必要があります。

 非常持出品(地震へ備える)へ

 大雨や強風の中での避難は危険が伴います。片手がふさがり、風にあおられる傘は使わず、合羽を準備しておきましょう。

 ▼ 避難行動の確認
 定期的に家族防災会議を開くなどして、地震ばかりでなく、風水害や土砂災害が起きた場合に、自宅での安全確保の方法、万が一の時にはどこに避難し、どのように家族どうしが連絡を取り合うかなどを確認しておくことがとても大切です。

 また、非常用持出品の使い方もみんなでチェックしましょう。

 毎月1日には災害用伝言板サービスなどが体験できますので、これらの使い方も確認しておきましょう。

◆ 風水害時避難所とは・・・
 大雨や台風などの風水害により自宅が被害を受けるなど、避難が必要となった方が一時的に避難する施設です。
 市立学校、コミュニティセンターなどの他、町内会館等の身近な施設から、浸水や土砂災害の危険性を考慮して選定しています。

→風水害時避難所一覧へ

 ▼ 風水害時における避難体系
 風水害の危険度や被害の切迫性に応じて変わる避難場所の判断方法を示した図を作成しました。
 風水害時に落ち着いて身を守れるよう、日頃から、自宅、学校、職場など、自分がよく行く場所での対応をイメージしておくことが大切です。


 行動する        <ページの先頭へ戻る>
 風水害時の避難は、災害発生の危険度や切迫性に応じて変わり、自らの判断による「自主避難」と、市長が市民の安全を確保するために発令する避難勧告や避難指示に基づく「避難勧告などによる避難」に分けられます。

 (1) 自主避難をする場合

 避難勧告などが発令されていない場合には、自宅や職場で安全確保を行う他、各自の判断により親戚・知人宅や町内会館、または地域のコミュニティセンターなどへ自主避難を行います。

 町内会館、または地域のコミュニティセンターなどへ自主避難する場合は、横須賀市役所(822−4000)までご連絡ください。

 (2) 避難勧告等が発令された時

 避難勧告等を発令した場合には、市は避難対象世帯を指定して、それに対応する風水害時避難所を開設します。
 原則として、市(消防)職員、警察官、消防団員などによる避難誘導が行われますので、開設された風水害時避難所もしくは親戚・知人宅へ避難しましょう。

  ※ 親戚・知人宅など、避難所以外に避難する場合は、避難勧告等の解除を連絡することがあります
    ので、市職員等に、避難先の住所と連絡先を知らせてください。

 ▼ 浸水時の避難
 浸水している中での避難は、流れがあったり、マンホールの蓋が開いていたりと大変危険です。

 やむを得ず浸水の中を避難する場合は、一人で避難せず、周囲の人と声を掛け合って、一緒にかつ、お互いの体をロープなどで結び合って避難しましょう。

 やむを得ず1人で避難する場合は、棒をつえがわりにして足元を探りながら避難しましょう。

 子どもや赤ちゃんを避難させる場合には、子どもは浮き袋やエアマットにつかまらせ、赤ちゃんは防水布にくるみ、浮き袋などをつけて、ベビーバスに乗せて避難しましょう。

 ゴム長靴は、中に水が入り自由に歩くことが出来なくなりますので、普通のスニーカーが適しています。

 
【生命を守る最低限の行動】
 浸水の深さが50cmを上回る(膝上まで浸水が来ている)場所は危険です。流速が速い場合は20cm程度でも足をとられて歩くことができません。
 浸水により避難所までの歩行が危険な場合は、自宅や隣接建物の2階等へ緊急的に避難しましょう。

 ▼ 土砂災害時の避難
 避難所等へ避難する場合は、他の土砂災害危険区域や土石流の危険がある渓流を通ることは避けましょう。
 
【生命を守る最低限の行動】
 避難所への避難が困難な場合は、建物の2階以上(斜面と反対側の部屋)に緊急的に避難しましょう。

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お問い合わせは
横須賀市市民安全部危機管理課
TEL:046−822−8357
FAX:046−827−3151
E−mail:ps-pc@city.yokosuka.kanagawa.jp

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