ヴェルニーは、明治維新前に日本へ招聘された外国人の一人である。
特に、横須賀市にとっては、本格的ヨーロッパ技術を導入し、人づくり・ものづくりを推進した近代化のパイオニアであった。
ヴェルニーは、1837年12月2日にフランスの中央山岳地帯に属するアルデシュ県オブナに生まれた。
リヨンの国立高等中学校に学び、1856年パリのエコール・ポリテクニク(理工科大学)に入学した。
1858年海軍造船大学校に進み、造船技師の道を志した。
25才の時二等造船技師資格を得て、フランス海軍の技術者として中国の寧波(ニンポー)で造船業務に従事した。
時に、開国して間もない江戸幕府と駐日フランス公使レオン・ロッシュとの間で、世界に伍するには、日本の海軍力・海運能力整備が急務という国際政策上の要請から、ジョレス・フランス海軍提督の推薦で来日を決意した。 |