広報よこすか2015年1月1日号
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(3)千代ヶ崎砲台明治28(1895)年2月5日完成構造 28㌢榴りゅう弾砲3砲座6門特集平成27年(2015年)1月1日国際平和のための標語入賞作品<優秀賞>■せかい中 だれでも命は 一つだけ みんな仲良く やさしくね(田戸小学校3年 俊長 克まさ紀きさん) 「子どもが主役になれるまち 横須賀」WEBサイトでは、皆さんから投稿していただいた「子どもが主役」の写真を公開しています。 市内で撮影されたお子さんの写真がWEBサイトのトップページを飾ります。「子どもが主役の写真」の投稿をお待ちしています。「子どもが 主役の写真」   公開中!担都市イメージ創造発信担当☎(822)9284 明治時代以降、東京湾岸一帯には要塞が築かれ、32の砲台が建設されました。 これは外国から首都を防衛するためで、東京湾に戦艦が入ってきた場合に湾の両側に位置する三浦半島と房総半島の双方から攻撃しようという考えに基づいています。 猿島砲台と千代ヶ崎砲台はそのうちの2砲台で、日本近代の軍事、土木・建築技術や資材の歴史を知る上で重要な施設といえることから、対外国を想定した「国防のために建設された施設」として全国で初めて史跡指定されることになりました。 正式な指定は、今年度末の官報告示により決定します。国の史跡に指定されます砲台跡へ続く道 施設の多くが自然と一体化しています。兵舎 れんが積みで天井はアーチ構造になっています。 千代ヶ崎砲台跡は国の所管で、今は見ることはできません。公開が決まり次第、本紙にてご案内する予定です。弾薬庫 当時はこの上に砲台がありました。砲座 榴弾砲は、放物線を描くように砲弾を飛ばすため地表より低い位置にあり、発射位置が特定されにくいようになっていました。明治17(1884)年6月30日完成 構造 27㌢加農砲(カノン砲)2砲座2門   24㌢加農砲4砲座4門猿島砲台東京湾要ようさい塞跡猿島砲台跡(猿島)千代ヶ崎砲台跡(西浦賀)東京湾要塞跡国史跡指定 記念シンポジウム~猿島砲台、千代ヶ崎砲台の歴史とその活用~と き 2月1日(日)    13時30分~16時15分ところ ヨコスカ・ベイサイド・ポケット▶基調講演=軍事史学会副会長・原 剛(たけし)さんによる東京湾要塞に関する講演▶パネルディスカッション=猿島砲台跡・千代ヶ崎砲台跡の活用に関する意見交換▶定員=当日先着400人【文化振興課☎(822)8116】 東京湾要塞を構成する観音崎砲台跡などを見学するツアー「あなたもタイムトラベラー」もあります(本紙14面参照)。http://www.kodomogashuyaku.jp/ 1月1日(祝)から市HP「よこすかムービーチャンネル」で、市の広報番組「YOKOSUKAほっとナビ」(ジェイコム湘南)で紹介した猿島砲台跡・千代ヶ崎砲台跡の動画がご覧になれます。 【広報課☎(822)9676】

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