広報よこすか2015年5月
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(13)みんなで支える介護保険連載企画平成27年(2015年)5月1日介護保険改正の背景 介護保険制度が始まった平成12年、全国で約900万人だった75歳以上の人は、現在約1400万人となっています。団塊の世代が75歳以上となる平成37(2025)年には2000万人を突破し、都市部を中心に高齢者が急増、一人暮らしや夫婦だけの高齢者世帯、認知症の人が増加すると見込まれています。 介護保険制度を今後も維持して、高齢者が住み慣れた地域で自立した生活を送るためには、医療、介護、介護予防、住まい、生活支援が一体的に提供される「地域包括ケアシステム」を地域の実情に応じて構築していくことが重要です。 こうしたことから、要支援の人に提供する訪問介護、通所介護の地域支援事業への移行や所得・資産のある人の利用者負担割合の見直しなど、介護保険制度の全体的な改革が行われました。担介護保険課☎(822)8308平成26年度クリーンよこすか運動標語入選作品■あいさつは 心と心の 合言葉(夏島小学校4年(受賞時)斉藤 大はると翔さん)写真の上に動画が流れます(本紙1面に掲載) 左のマークがある写真にスマートフォン、タブレット端末をかざすと動画が流れます▷動画を見るためにはARアプリケーション(Aオーラズマurasma)のダウンロードと「横須賀市チャンネル」へのフォローが必要です。詳細は市HP「動く広報よこすか」(http://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/0120/ar/)をご覧ください。右記QRコードからもアクセスできます▷同じ動画をYou Tubeでも視聴できます。【広報課☎(822)9676】横須賀製鉄所はことし創設150周年横須賀製鉄所はことし創設150周年横須賀製鉄所はことし創設150周年横須賀製鉄所はことし創設150周年近代日本のルーツ横須賀製鉄所物語近代日本のルーツ横須賀製鉄所物語 ペリー来航をきっかけに、江戸幕府は開国しましたが、これにより自らの力で日本を守る必要性を考えるようになりました。そのための近代的な造船所を建設する計画を立てたのが、幕府の勘定奉行などを歴任した小栗上野介忠順でした。 万延元年(1860年)、小栗は日米修好通商条約批准のための遣米使節に参加し、アメリカ第4話●小おぐりこうずけのすけ栗上野介忠ただ順まさの政治や軍事などを目の当たりにして、艦船の修理・建造ができる近代的な施設の必要性を感じました。幕府内外から批判を浴びながらも、日本の未来のためにフランスの支援を受けて、横須賀での製鉄所(造船所)の建設を進めました。 小栗は横須賀製鉄所の姿を見ぬまま、慶応4年(1868年)に新政府により斬首されますが、その類まれな先見性と行政手腕を発揮した功績は近年、あらためて見直されています。担文化振興課☎(822)9478本人通知制度は、住民票の写しや戸籍謄・抄本などの不正取得が判明したときに、不正取得をされた本人にその事実を通知する制度です。 近年、他人の住民票や戸籍謄・抄本などを不正に取得するという事件が社会問題となり、横須賀市でもこれまで77件の不正取得が発覚しました。 こうした不正取得を防ぐため、第三者からの請求に対しては請求資格や本人確認などの厳格な審査を徹底していますが、本人通知制度を導入し、不正に対する抑止効果をさらに高めていきます。 また今回、本人通知制度の導入と併せて、本市独自の取り組みとして「住民票簡易開示制度」を開始しました(簡易開示制度については本紙5面を参照)。この制度については、今後の反響やシステムの対応状況なども踏まえ、戸籍謄・抄本などへの拡大なども検討していきます。 横須賀市では、今後も市民の皆さんの大切な個人情報を守る取り組みを進めていきます。(横須賀市長 吉田雄人) 詳細は窓口サービス課(☎(822)8563)へ。A市長AQ&本人通知制度の概要不正事案の発覚調査および関係機関への事実確認不正ありと判断窓口サービス課本人へ通知報道発表相談窓口の紹介不正取得したのが司法書士などの特定事務受任者の場合は特定事務受任者の団体へ改善を要請●開校日:昭和22年5月5日 ●住所:坂本町1の19●生徒数:388人 ●学級数:16学級(特別支援級4を含む)坂本中学校 坂本中学校は市の中心部に位置した丘陵地にあり、自然に恵まれた学校です。また平成19年度に桜台中学校と統合し、校庭や体育館が二つあるなど施設も充実しています。 校訓では「人らしき人・協和発進」を伝統として受け継ぎ、学校教育目標として「自立するための基礎的な力の育成」を目指しています。 特徴的な取り組みの一つとして、キャリア教育を推進しています。1年次には学区を訪問する地域調べや、社会人を招いて職業の内容や仕組みを学習します。2年次には3日間の職業体験とともに、体験の前後にマナー研修や社会人とのディスカッションも行います。3年次には長野県の農家に宿泊し、その土地に住む人たちと触れ合います。この3年間の体験は、望ましい勤労観・職業観を育て、自分の将来や生き方について深く考えることにつながります。昨年度はキャリア教育優良学校として文部科学省から表彰を受けました。ファームステイ体験グループディスカッション☎(822)2385 FAX(823)0753http://www.kodomogashuyaku.jp/http://www.kodomogashuyaku.jp/http://www.kodomogashuyaku.jp/子どもが主役になれるまちGO【都市イメージ創造発信担当☎(822)8221】横須賀は神奈川県内の市でNO.1の「公園」のまち小栗上野介胸像(博物館前公園)4月から始まった住民票の写しなどの「本人通知制度」とは、どのような取り組みですか。Q 介護保険は、介護される人・する人を社会全体で支える制度です。この欄では、ことし大きく改正された介護保険制度をご紹介していきます。新連載介護保険のポイント 横須賀は、人口1人当たりの公園面積が県内19市で第1位。 大きな公園から住宅街の中のちょっとした公園まで、豊富な自然スポットが用意されています。79.4%の市民が住み続けたいと感じるまち

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