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更新日:2018年9月5日

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横須賀市長記者会見「2018年8月21日」

日時

平成30年(2018年)8月21日(火曜日)11時~12時10分

場所 1号館3階会議室
案件

1.ヨコスカ街なかミュージックがスタートします!

2.うわまち病院の建替え方針を決定しました~市立2病院体制を維持、移転建替え~

市長からの話題

ヨコスカ街なかミュージックがスタートします!

市長
横須賀市は、音楽・スポーツ・エンターテイメントの力によってワクワクする街づくりを目指しています。こうした取り組みの一環として、8月4日に若手ミュージシャンを横須賀から輩出する音楽オーディションを開催させていただきました。今回、第2弾として、横須賀での音楽活動を盛り上げ、音楽にあふれたワクワクする街づくりを進めていく取り組み「ヨコスカ街なかミュージック」事業をスタートします。音楽をいつでも楽しめる街、音楽を通じてグルメやイベントも楽しめる街、音楽を楽しく奏でることができる街を目指します。具体的な取り組みとして、市内のイベントや施設での集客に合わせてライブを実施し、さらなるにぎわいを生み出すとともに、音楽をキーワードとしたあらゆる情報をまとめて発信をし、多くの方が音楽に触れる機会をつくります。この事業を進めるにあたって、最も大切なことは、地元の皆さま、そしてミュージシャンの皆さま、そして行政が一体となって取り組んでいくことだと思います。本日の会見には、商店街や音楽関係の方々にお集まりいただきました。皆さまをはじめ市内の多くの方々と音楽を通じて、互いに協力をして一緒に街を盛り上げていく関係を築いていきたいと思います。事業のスタートとして、9月16日にキックオフライブを開催します。当日は横須賀中央駅前Yデッキ下の広場など、各会場でさまざまなジャンルのライブを行うほか、商店街の皆さまによるイベントも同時に開催し、横須賀中央から汐入まで音楽にあふれワクワク楽しめる1日を演出したいと考えます。今年度はまず、横須賀中央地区、衣笠地区で音楽ライブを行う予定ですが、順次地域は広げていきたいと考えています。また、本日は「ヨコスカ街なかミュージック」ウェブサイトをオープンいたしました。後ほど担当から紹介をさせていただきますが、本サイトではアーティストが自らの活動や出演情報を発信できるほか、この事業を応援いただける事業者の皆さんも音楽イベントやサービス情報を発信することができます。また、イベントに出演を希望するアーティストと、イベントの出演者を探している主催者のマッチングも目指した機能を備えています。最後に、本日出席していただいている皆さまには、キックオフライブをはじめ、事業へのご協力を深く感謝し、厚く御礼を申し上げます。また、今後も音楽を通じて多くの方々がワクワク楽しめる機会をつくり、横須賀を盛り上げていくお約束をしたいと思います。皆さまにご協力のお願いを申し上げ、簡単ではございますがごあいさつとさせていただきます。

力武 誠
僕の世代というのは、ちょうどバンドブームだったので、バンドを組んで演奏をして、北久里浜のライブハウスで演奏をさせてもらっていたのですが、プロになりたいという足がかりができました。当時のように、これからもまた横須賀が音楽を中心に、そして音楽をやりたい人にチャンスを与えてくれて、発信できる場がこれから生まれるのだと思うと、用意してきた言葉も忘れるくらい興奮し、嬉しく思っています。僕も微力ですが、何らかの形で力になれたら嬉しいと思っています。

Mrs.GUARANA(ヴォーカル)
私は横須賀の幼稚園・小学校・中学校・高校とずっと横須賀で暮らしてきて、音楽活動も高校生の頃から始めて横須賀を中心にずっと活動してきました。横須賀市長の考えをお伺いしましたが、本当にこれからワクワクするような素敵な街になるように、私たちも微力ながら力になれたらいいなと思っております。

Mrs.GUARANA(ギター)
今まで2人でずっと横須賀で頑張ってきました。ただ、やはり音楽活動っていうのは個で動いてゆくもので、自分たちで全部探して自分たちで全部やらなければいけないという要素が大きな負担になっていたこともありました。ですので、市長の熱い考え方、横須賀全体に音楽を提供するということに、本当に興奮しています。横須賀は広いので、さまざまな所で音楽が鳴っている、そのような街になることを期待しております。

よこすかの音楽家を支援する会所属 Ensemble SIGNAL(クラリネット)
よこすかの音楽家を支援する会というのは、2015年に発足しまして、まだ新しい団体なのですが、横須賀を中心に活動し、横須賀にゆかりのあるミュージシャンを集めて、広く演奏活動を支援している会です。この会に所属させていただいて、音楽家同士での縦の広がりがすごく深くなりました。先ほどお話しいただいたように、音楽家というのは個での活動というのがとても大きいものとなってしまうので、このよこすかの音楽家を支援する会のお陰で、音楽家同士の繋がりが深くなったと思います。「ヨコスカ街なかミュージック」という企画と、よこすかの音楽家を支援する会というものの趣旨はとても似ていると感じるので、新しい「ヨコスカ街なかミュージック」という事業の発足を心から嬉しく思います。

横須賀市音楽協会 会長
当協会は1年に1回、6月に市民のつどいを開催しております。大勢のお客さんによって開場前から長蛇の列となっております。そして数百枚にのぼるアンケートの結果を全員分拝見していますが、それによりますと、「さまざまなジャンルの音楽を聞けて楽しかった」、「また来年も来たいです」というご意見がほとんどでした。先ほど市長からあったお話を、明日の理事会でそのまま皆さまに伝えておきます。音楽協会としての活動は年1回なのですが、それぞれの団員の方々は横須賀市のあちらこちらで演奏していますので、大変な励みになると思います。

ヨコスカ・ジャズ協会 代表理事
私は仕事で17年前に横須賀にやって来まして、来る前の印象としては、横須賀というのはジャズの街、音楽の街だなと思っていてやってまいりました。ところが、その時点ではあまりジャズがなく、そこから15年ぐらい経ちまして、横須賀人口減少ナンバーワンになってしまい、何か元気がなくなってきてしまったと思いました。そんな中、横須賀には音楽、ジャズという資産があるのではないかということで、私は友人たちとボランティアでこの協会を立ち上げました。3年前に、第1回の「トモダチジャズ」というのをやったのですが、その時はYデッキ下から汐入を結んで、街なかでたくさんイベントをやりました。2年目は少しこじんまりとしてきたのですが、イベントは行うことができまして、今年で3年目になります。横須賀市のこの「ヨコスカ街なかミュージック」という素晴らしい発想のもと、YTYまで繋げたイベントができそうだということで、盛り上がっております。この「ヨコスカ街なかミュージック」で、ぜひともいつでもどこでもジャズが聞こえる街、音楽が聞こえる街でやっていっていただきたいと思います。戦後横須賀では120軒を超えるジャズのバーやお店がありました。その時は銀座をしのぐ勢いのある街だったと聞いております。ぜひそのにぎわいをもう1度取り戻せるように尽力できたらと思っております。

一般社団法人リドレ商店会 専務理事
この街には2年半前、ビルが建ちまして、商店会を4月にオープンさせていただいたということで、7月頃から徐々に食彩マーケット、三浦半島の地のものを農家から持ってきていただきまして、マルシェスタイルでスタートいたしました。これもお陰様で8月19日をもちまして25回続けることができました。それと並行して、街角ライブということで、まさに市長の考えと一緒の取り組みをさせていただいております。今来ているYACやYDCの方々、アーティストの皆さまに支えられてここまで来られたと思っています。街角ライブは40回できています。まだ2年半ですが、今日のこの機会でまたさらにこの企画で思いが大きくなり、皆さまと一緒にできるパワーをいただいたような気がいたします。微力ではございますが、長く続けることがとても大事だと思いますので、ぜひ皆さまのご協力をよろしくお願いいたします。

ヨコスカダウンタウンクラブ 代表理事
「ヨコスカ街なかミュージック」ということで、街を代表して今日は参加させていただいています。横須賀中心市街地の商店街のイベントを主に、商店街を介して行っている団体です。横須賀中央というのは、三笠公園があったり、うみかぜ公園があったりと、大きいイベントができる会場はいろいろあり、導線はあるのですが、どうしても通り過ぎてしまうということがあります。街なかで音楽をやることで、その街自体が会場ということになれば、経済的にもより活性化していくと思いますし、これを皮切りに、横須賀の音楽が文化になればよいと思っていますので、引き続きよろしくお願いします。

ドブ板通り商店街振興組合 理事長
お陰様でこの2月にスカジャン発祥の地宣言を行いまして、ここ数年来観光客、ツアー客がドブ板にどんどんやって来るようになりました。うちの街のコンセプトはアメリカの風香る街ということと、市長が言われたように絶えず街なかに音楽が流れているということをコンセプトで思っていますので今後ともよろしくお願いします。

よこすかアーティストドットコム 事務局長
よこすかアーティストドットコムという団体は、市民団体として、本町にありますショッパーズプラザ横須賀を拠点にほぼ毎週末市民の皆さんの発表のステージを作って応援をしている場所です。立ち上げてから27年経ちました。27年というと、当時出られていた方のお子さんたちの世代が、今や演奏したりダンスを披露したりと、そういった世代の方たちが今活躍されています。そんな場所であったり、そういった土壌のある街でもあると改めて実感をしております。音楽はかつてから言われていたのですが、「音楽の街ヨコスカ」という名前だけが一人歩きしていて、なかなかそこに追いつけなかったということも活動しながら実感しております。市長をはじめ、皆さまの力によって音楽の街を実現できると考えております。音楽の街ヨコスカをいろいろな地域に表現できていけたらいいという思いを強く感じています。

横須賀芸術文化財団 事務局長
横須賀芸術文化財団では、横須賀の芸術劇場を拠点として多彩な公演、舞台の音楽に携わる方を駆使して、横須賀の文化の普及や推進に努めております。今回の「ヨコスカ街なかミュージック」という事業においては、日ごろの舞台公演の制作であったり、公演開催を行ってきたという事業スキルを生かし、アーティストの方々の演奏環境の確保であったり、会場スタッフの運営、PRまでの実施体制についても、支援をさせていただいております。この横須賀の街なかに人を誘うというイベントは、新しい音楽の楽しみ方だと思います。ぜひ多くの方にご参加いただければと思っています。
横須賀市観光協会 事務局長
横須賀市観光協会では、さまざまな観光イベントを開催させていただいております。「ヨコスカ街なかミュージック」キックオフライブイベントが行われる9月16日に、パン屋の実行委員会が、食彩マーケットや街市よこすかと一緒に、「パンまつり」というイベントを中央で行います。横須賀市観光協会はこの「パンまつり」を支援しております。今後、さまざまな団体と連携をしてイベントを行っていく予定ですので、「ヨコスカ街なかミュージック」が加わってさらにお洒落な空間になります。たくさんのお客さまに楽しんでいただけるイベントになればいいと思っております。どうぞ一緒に盛り上げていきましょう。

(ここで、担当者から本日オープンした「ヨコスカ街なかミュージック」のウェブサイトを紹介した。)

質疑応答

記者
市長らしい構想に基づいたこの事業ですが、市長ご自身が出演なさるというチャンスはありますか。

市長
横須賀市が主催でやるときには出させてもらいたいと思っているのですが、基本はミュージシャンの方が活動し、横須賀市は後方支援部隊で頑張っていきたいと思っています。ただ、曲や詞はつくりたいと思っているので、ぜひ歌っていただければと思っています。

記者
楽しみにしています。

市長
たくさんの方々が応援団になって音楽を楽しむということをやらなければ、この街は盛り上がらないです。職員もいろいろな音楽を聞いて、街なかに出て応援団になってもらう予定です。行政の役割は、システムや制度をつくるだけではないという話もしています。そうしなければ、絶対に盛り上がらないです。ぜひ記者の皆さまも、食わず嫌いではなく、どんどん街なかに足を運んでいただき、音楽を聞いて一緒になって盛り上げていただければと思います。

記者
市から金銭的な援助はありますか。皆さまボランティアで取り組まれるということですか。

市長
このウェブを作ったり、環境の整備はしますが、今は金銭的なことについては考えていません。

記者
業者の方とミュージシャンの間で調整していただくということですか。

企画課長
この事業につきましては、市の予算を取って事業を進めてさせていただいております。ですので、例えば出演者の方には、出演料をお支払いさせていただいたり、会場のPAを作ったりといった経費は予算を計上して進めさせていただいております。

記者
市から出演料が出るのですか。

企画課 課長補佐
キックオフイベントについては、アーティストの方には出演料を払わせていただいています。ただ、街を全体的に盛り上げていこうという点に関しましては、手元の資料にもありますが、共同開催ということで、例えば街市であったり三浦半島食彩マーケットについては、それぞれの主催者のイベントですので、横須賀市では予算として計上しておりません。そういったいろいろなイベントを、音楽を通じて繋げ、より大きく盛り上げていきましょうというのが、今回のこの事業の趣旨になります。そこに賛同していただいた方々に本日お集まりいただき、より大きなにぎわいを生んでいきたいと考えております。基本的に「ヨコスカ街なかミュージック」というライブに関係するところに関しては、我々横須賀市が、ライブの場を設けさせていただきます。その点に関しては、横須賀市が支援しますが、皆さまのそれぞれの独自イベントについては、それぞれの予算の中で一緒に盛り上げていただきたいと考えております。

記者
基本的には、横須賀市は出会いを提供するという考えでよろしいのですね。

企画課 課長補佐
まさにそのようなところで考えています。

市長
基本的には環境整備をし、横須賀市が主催となるときは支出をするということです。いろいろな手段でイベントを成功させたいというご理解をいただければと思います。

記者
本日お集まりの皆さまは、かなりベテランの皆さまで、人前で演奏されるのはもう慣れていらっしゃると思うのですが、中学生、高校性のようなまだ経験の浅い方は、人前で演奏をしたこともなく、出たいけれども悩んでいると思います。そういう方のために、何か事前にオーディションをやるような、認証を与える働き掛けはありますか。

市長
それは考えておりませんでした。子どもたちは、教育委員会主催でさまざまなイベントをやっているので、いずれは組み合わせてやっていくことも1つの方法だとは思います。教育委員会と連携していきたいと思います。以前、子どもたちの音楽会で、ある学校の生徒が作詞したものを、別の学校の生徒が作曲したということがありました。ほのぼのとしてすごくいい歌で、すごく嬉しかったので、表で聞いてもらうこともあるだろうし、皆さまに演奏してもらう方法も1つだろうと考えております。そういった連携はこれから考えていきたいと思っています。とにかくこれがキックオフなので、さまざまな発展系があると思っています。

(ここで、写真撮影を行った。)

うわまち病院の建替え方針を決定しました~市立2病院体制を維持、移転建替え~

市長
うわまち病院の建替え方針を決定いたしましたので、お知らせいたします。うわまち病院については、築50年以上が経過しているために、建替えを検討しています。これについては、市立2病院のあり方とともに、平成27年2月に市立病院運営委員会に諮問をし、今年3月に答申をいただいたところであります。この答申を踏まえ庁内関係部局で検討を重ねた結果、昨日8月20日に企画調整会議を開催し、次の2点の方針を決定いたしました。1点目は、本市にはうわまち病院と市民病院の2つの市立病院がありますが、今後もこの2病院体制を維持していくこと。2点目は、うわまち病院の建替えを新たな場所に移転して行うということです。はじめに、2病院体制を維持していく理由ですが、大きくは次の3点です。1点目は、今後の入院需要の増加への対応を行う必要があること。2点目は、将来的な入院需要の減少にも対応することであります。今後、三浦半島地域では、2030年までには75歳以上人口の増加に伴い、入院需要が増加していくことになっていますが、その後は横ばいから減少していくことが考えられます。こうした入院需要の増加減少の両面に対応していくためには、2病医院体制を維持していくことが適切と判断いたしました。3点目は、2病院を統合するというのは現実的ではないということです。特に、市民病院が西地域唯一の病院であることが大きな判断要素となりました。次に、うわまち病院の建替えについてですが、引き続き市立2病院体制としていくために建替えをすることとし、建替え場所は現在地を断念し、移転して建替えることにしました。その理由は次の2点です。1点目は、病院への進入路の幅が狭く、開発行為の同意を得るための道路の拡幅に、最低でも10年程度の時間を要することから現地での建替えが困難であること。2点目は、現在の敷地内において、土砂災害特別警戒区域に指定される箇所が見込まれるということです。どちらの理由も、うわまち病院の土地の状況によるものなので以前から想定できたことですが、うわまち病院の歴史や地域のことを考えると、土地の状況だけで簡単に移転を決断することはできませんでした。うわまち病院がまだ国立横須賀病院だった頃に遡ります。国が財政再建のために、昭和60年に国立病院の再編合理化の基本方針を示しましたが、これに対し、本市と市議会は国立横須賀病院の存続要望を行ってきました。しかし、国はその後、平成12年度末までに国立横須賀病院の引き受け先が見つからない場合は廃院とする方針を示しました。このまま国立横須賀病院が廃院となると、地域医療の著しい後退をもたらすだけではなく、雇用の混乱も招くとはいえ、既に市民病院があるなかでもう1病院を市立病院として運営していくことは極めて難しいと考えられていた状況だったことから、当時の沢田市長は大いに悩んだことだと思います。しかし、最終的に市立病院として引き受けることを決断され、平成14年7月から横須賀市立うわまち病院として再出発をしました。こうして市立病院として再出発したうわまち病院は、地域の中核的な病院となるべく医療機能の充実に努めてまいりました。救急医療の分野では、平成15年10月に救急総合診療部を開設し、機能の充実を進めてまいりました。救急車による受け入れ患者数は、平成15年度は2,788人でしたが、平成29年度には7,190人へと大幅に増えています。小児医療の分野でも機能の充実を進め、現在では三浦半島で唯一の24時間365日体制で小児医療に対応できる病院にもなりました。これら以外の分野でも、平成18年7月の療養病棟の設置などさまざまな部分で医療機能の充実を図りました。これらは指定管理者である地域医療振興協会職員の方々の努力と地域住民の皆さま、さらには関係医療機関の方々のお力添えのお陰であると思います。このような歴史があるうわまち病院ですので、建替えは現地で行うことを軸足に置き、検討してまいりました。現在の場所は土地の造成を行う開発行為が困難であることから、開発行為とならない建替え手法を検討しましたが、複数の建物に病院機能が分散されるなど、結果として医療スタッフにも患者さんにも使い勝手の悪いものとなってしまうことから断念をいたしました。うわまち病院の建物は築50年以上が経過して、物理的な老朽化はもちろん、病院機能や患者さんの療養環境といった面からも早期の建替えが必要となっています。市立病院運営委員会からも、早期の建替えが必要で、現状、先進的な医療を行っている割には施設が見合ってないといった意見が出されていました。さらに早期の建替えが必要と判断したのは、平成28年4月に消防法施行令が改正され、うわまち病院の本館病棟については平成37年6月末までに防火設備の更新、具体的にはスプリンクラーの設置をしなければならないということも理由です。以上が、現地の建替えを断念することになった経緯です。なお建替え場所、新病院の病床数等は検討中ですが、今年度中を目途に決定したいと考えています。また、早期の建替えに向けてはスピード感を持って検討を進めてまいります。これまで申し上げたとおり、うわまち病院の歴史や地域のことを考えると、この決断は簡単にすることはできませんでした。しかし、1日でも早く新病院をオープンさせ、本市のみならず三浦半島地域の医療提供体制を整える道筋を示すのが、うわまち病院の開設者である私の責務だと考えています。このためには、移転の決断が必要でした。うわまち病院には、患者さん、指定管理者の職員など、多くの方々が関わっており、また地域住民の皆さんにとっても建替えについて関心が高いと思っています。私は、市民の関心事については方針等が決まる都度明らかにしていくことが重要と考えています。建替えについては、今後建替えの場所、病床数なども決定次第、皆さまにお知らせをさせていただきたいと思います。

質疑応答

記者
建替えの場所が焦点になってくると思うのですが、場所選定にあたって市長のお考えをお聞かせください。

市長
現段階では白紙です。できるだけお金がかからない方がいいということや、市民病院、うわまち病院がどこにあるのかという地政学的な問題も考えて、今検討中です。

記者
その2つの病院の管轄するエリアについて考えているということでしょうか。

市長
当然それは大きな要素だと思っています。中央地区には共済病院があるのに、うわまち病院も中央地区に必要なのかということも判断材料になってくるのではないかと思います。南部地区に病院がないということも考えております。いずれにしても、いかにお金をかけずに、皆さんにとって利便性のいい所に建てるか、同時に横須賀市の持っている資産の中で、それができるかなど、いろいろな問題があると思うので、今検討している最中です。

記者
今おっしゃったように、西地区には市民病院があって、中央地区には共済病院があるので、南部に建てればバランスはいいように感じておりますが、いかがでしょうか。

市長
それはあると思います。それから、人口需要についてや、高齢社会に対してどう考えていくかというのも1つの大きな要素になると思います。ですから、南部地域に建てるという点で1つの大きな候補地になると思っています。やはり、うわまち病院には歴史的な経緯があるということで、あの近隣の人たちの要望もあるし、使い慣れた患者さんからすればあそこがいいだろうと考えておりました。看護学校もあったり、いろいろな歴史を背負っていたりするので、現在の場所を断念するというのは、よほどのことがなければできないと考えていたのですが、さまざまなことを検討させていただいた結果、移設という決断に至るのがこの時期になったということです。

記者
答申とは基本的には同様なのですか

市長
答申は、2病院体制を維持し、うわまち病院は建て替えるべきということだけであって、どこに建てるという内容ではなかったと思います。両論併記だったのです。できればもっと早い時期にいろいろやっておきたかったです。

記者
両病院の経営状態はどうなっていますか。

健康部長
これから平成29年度決算を発表しますが、うわまち病院、市民病院ともに病院単体での収支は黒字です。市の病院事業会計を含めると、うわまち病院は若干の黒字で、市民病院は若干の赤字ということになっています。

記者
市の病院会計で言えば、市民病院は赤字なのですか。

健康部長
若干赤字です。うわまち病院については、指定管理者から負担金をいただいていますが、市民病院の方はいただいておりません。

記者
そのような面から考えると、トータルして黒字であれば2病院というのはいろいろな補助金があって成り立っているという話だと思います。今、答申書を初めて見たのですが、この回復期病床数が大幅に不足しているというのと、現在うわまち病院が主な役目として高度急性期および急性期病床の機能を持った病院であるというふうに私は理解をしているのですが、そこになぜ、この回復期病床数の不足が理由として上がってくるのでしょうか。

市長
答申書がどうということではなく、いわゆる療養病棟というのは絶対これから必要になってくると思っています。

記者
それは棲み分けをするというのが、この地域医療構想の基本的な考え方ではなかったでしょうか。

市長
そこは私には分からないのですが、1つの病院に両方あってもいいと思っております。

健康部長
国の考え方は、今おっしゃったように機能分化をしていこうという大きな流れとしてあり、地域の中で、やろうという考え方はあります。ただ、今のうわまち病院の中では、一時療養病棟は閉めておりますが、うわまち病院の場合はすべてをカバーするような運営をしてきていますので、患者さんからしてみると病院を動かず、1つの病院の中で完結できるという意味ではいいと考えています。

記者
そのようになると、今度は入院日数の問題も出ておりますね。

健康部長
そうです。急性期の患者は大体10日少しくらいでほとんどの治療を終えますが、そのあとで自宅に帰れないような方については、回復期病棟や療養病棟に入るということで、そのあとじっくり快方を待つというような方法です。それが共済病院ですと、ほかの病院に移っていただいています。うわまち病院や市民病院の場合は、回復期病棟を持っていますので、同じ病院の中で完結できる意味では、患者さんにとっては負担が少なくていいと思います。

記者
それはおっしゃるとおりだと思うのですが、最初に経営状態というのをお聞きしたのですが、市が2つの病院を持っていこうということになると、赤字ではなかなか市民の理解を得られないのではないかと思うのです。両方黒字の体制で維持していくには、それなりの病院の形というものがつくらなければならない。それは患者さんのためにはそうかもしれませんが、回復期病棟も一緒に移設ということは、経営面を考えるといかがなものかと疑問に思っているところなのです。実際にその高度急性期、急性期病院を維持しようと思うと、お医者さんの数であるとか、看護師の数を考慮する必要があり、いわゆるお年寄りを預かるような所とは全然違う体制をとらなければいけないわけです。資料を見ていますと、お医者さんの数が多いです。それを維持するために不採算部門というのは、なるべくくっつけない方がいいのではないかと思ったので、質問させていただきました。答申にこういうことが書いてあったので、どうであるか疑問に思いました。別段、これが決定ということではないと思いますが、私はその点について疑問に思っています。

市長
おっしゃる意味はすごくよく分かります。ただ、療養部門、回復期部門には、私の祖母が救われました。これから当然そのような需要が増えてくると思います。急性期、高度急性期だけでいいのかという話になると、公立の病院はある程度フォローできる仕組みを作っておくべきだと思います。もちろん赤字にはしてはいけません。そうしながらも、やはり市民のためにフォローするところは残すべきだと思います。ですから、そのバランスを取りながら、いかに利益を上げていかなくてはいけないかということに対して、しっかりやっていきたいと思っています。

案件外

米国籍大学生による横須賀基地内での大麻譲渡について

記者
横須賀基地で米国籍の大学生が大麻のやり取りをするという事件が明るみになりました。基地が舞台になっているという状況について、市長のご所感はございますか。

市長
一般論として基地が舞台になっているということは、普遍的に横須賀全部にそういった問題があるとは思いません。舞台のうちの1つが基地だったということで、取り立てて基地だからという理由についての所感はないです。昔はもっとすごかった時代がありましたが、今はその時と同じ時代ではなくなったと感じています。取り立てて目くじら立ててこれはおかしいということはないと思っています。

記者
分かりました。この秋、原子力空母が横須賀に配備されて、今年で10年になりますが、その辺りについてはいかがですか。

市長
特段の感慨はないのですが、基地のある街の首長としては、日米地位協定の運用と、基地の安定的な使用、そのために日米安保条約があると考えます。今の防衛状況からすれば仕方なかったと、10年経ってしまったと考えるだけです。もっと世界が平和になれば、原子力空母はいなくなるのにと感じるだけです。

いわゆる「ごみ屋敷」に対する行政代執行の検討について

記者
「ごみ屋敷」についてですが、行政代執行は恐らくされるのだろうと思っているのですが、それについていかがですか。

市長
あれは私が市議会議員時代にやっていたもので、行政代執行とはご承知のとおり、代執行しなければ何も起こりません。ただ、私が今回市長になり、福祉的な意味合いで当事者を隔離したり、病院に連れて行くということになり、やがて最終的に行政代執行やむなしとなれば、行政代執行をするべきだと考えます。これは議員時代から言っていましたので、当然のことだと思っています。

記者
この間現場に行ったのですが、周辺の方が不安に思っていらっしゃるのは、行政代執行したあともまた本人が同じことをやらかすのではないかということで、そのあとのフォローはされるのですか。

市長
行政はフォローしなくてはいけないと考えています。精神的な心因性の障害等による病気なのかということを踏まえ、フォローしましょうということを前提に代執行をかけようということになっています。

記者
日程についてですが、8月24日の正午がリミットだということで、週明けすぐにでも代執行するというイメージですが、いかがですか。

市長
そのように理解しています。

記者
分かりました。ありがとうございます。何日の何時になりますか。

副市長
最短で月曜日に文書を渡して、火曜日に行政代執行という予定だったと思います。

市長室長
スケジュールが決まっているのであれば、福祉部、健康部、資源循環部連名で広報課を通じてお知らせします。

記者
では、月曜日に文書を渡すことは間違いないということですか。

副市長
本人が片付けをしていくところですから、結果的にどのくらい片付くのかにもよります。

記者
では、どこかのタイミングで相手方がアクションを起こすということになれば、変わるということですか。

副市長
横須賀市から期限についてお約束をしていて、本人は少しずつやっているので、それがどこまで片付くかというところだと思います。

Pokémon Goイベントについて

記者
9月の頭に横須賀でPokémon Goのイベントを大々的に行いますが、この間、鳥取でも同じようなイベントをやっておりましたが、インターネットで暴動になるのではないかと噂をされております。要するに、現在何人が応募しているのかということや、申し込んだけれども、かなり落ちたということなのですが。何人くらいなのでしょうか。

市長室長
前回の記者発表で話したのですが、何人申し込んで、何人当選したかは発表しないということです。

記者
チケットが、メルカリ等のサイトで売りに出されてしまって、ユーチューバーなどの有名人はチケットを手に入れることができたというふうになっており、漏れた人たちがその日に抗議行動を起こそうというパターンが出ています。市としては、手当などはどう考えていますか。

市長室長
横須賀市がやっていることは、とにかく横須賀市内の大きな公園3カ所、くりはま花の国と、ヴェルニー公園と三笠公園なので、そこが特段の混乱をしないように警備員を配置するということは我々がやります。

記者
その日にどういう状況になるのかと心配する気持ちがありました。抽選から漏れた人が多いので、隔たりが出たような感覚になるので、市としては何か手立てをするのかと思いました。

市長
横須賀市としては手立てのしようがないと考えております。

市長室長
事前抽選も何もない方式でやると、非常に多くの人たちが集まってしまい、その人数が収容できるのは砂丘ぐらいでしかないわけです。それを市街地でやるためには、事前抽選の方式をとり、外れた人は近くに来ても何も起きないという仕組みにするわけです。

記者
来てもしょうがないという感覚にしておいた方がいいということですね。

市長室長
当たった人だけが会場に来て、当たる人数というのは、街で受け入れられるだけの収容人数が適性なのだろうということです。その適性規模というものは、探っている最中なので特段公表しないという考え方です。

記者
収容人数以上に集まってしまうと大変だということですか。

市長
それは大変です。事前抽選に外れた人が来るか来ないかというのは私たちには分かりません。しかし、少なくとも事前抽選に外れた人には、ポケモンとしての特別なイベントは発生しませんという宣伝はしているのです。

記者
分かりました。

お問い合わせ

市長室広報課

横須賀市小川町11番地 本館1号館4階<郵便物:「〒238-8550 広報課」で届きます>

電話番号:046-822-9814

ファクス:046-822-4711

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