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更新日:2018年12月14日

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横須賀市長記者会見「2018年11月20日」

日時

平成30年(2018年)11月20日(火曜日)11時~11時20分

場所 1号館3階会議室
案件

1.災害時における電気自動車(EV)の活用(電力のデリバリー)について
~池内精工株式会社と横須賀市・日産グループによる災害時の電力供給等に関する
協力体制~

市長からの話題

市長
災害時における電気自動車(EV)の活用について説明いたします。横須賀市では、市内追浜工場で生産されるEVの普及促進に向けて平成27年に日産自動車株式会社と連携協定「横須賀EV創生project」を締結して、さまざまな取り組みを展開しているところです。その中の1つに、EVのバッテリーを活用した取り組みとして、災害時におけるEVの活用と、EV普及が安全・安心な街づくりにつながることを発信し、横須賀市のブランド力向上を図ることを掲げています。今回この分野について、新たな取り組みを実施いたします。池内精工株式会社が、新たに設置する自家発電設備から、災害時に横須賀市の保有するEVの電力供給にご協力いただきます。この自家発電設備は、地震に十分耐えられる構造でありまして、基本的にガスの供給を停止することがない都市ガスの中圧導管を使った設備です。これによって、災害等で電力供給が止まった場合、池内精工株式会社のご協力により電源の確保ができることになります。横須賀市は電力供給を受けたEVを公用車として利用することや、EVの電力を建物に供給する装置V2Hを備えている行政センター等に供給することで、災害対策活動に利用します。また、日産自動車の販売会社である神奈川日産自動車株式会社、日産プリンス神奈川販売株式会社の市内全店舗、計7店舗では、店舗にある試乗用のEVから災害時にスマートフォンの充電など、地域住民に電力供給ができる体制を整備いたします。さらに、これらのEVの電気容量が不足した場合には、池内精工株式会社の自家発電設備から電力供給を受けます。このように、池内精工株式会社との取り組みに加え、日産自動車株式会社とも、連携協定による取り組みにより、市の災害対応や地域住民へ電気を届ける体制が整うことを、非常に心強くありがたいことだと思っています。なお、池内精工株式会社では、EV用の充電器を新たに複数設置し、災害時の対応に備えるとともに、通常時は自動車で通勤している従業員が職場で充電を行う、いわゆる「ワークプレイスチャージング」の実施を目指します。これはCO2削減効果が高い通勤車両の電動化を促進し、職場で充電できることによるEVでの通勤利便性を高めるとともに、燃料費のコストを安く抑えるといったEVの普及を促進するための先進的な取り組みとなります。今後もこのように、さまざまな取り組みによって、EVの普及促進に努めてまいります。

池内精工株式会社 代表取締役社長
池内精工株式会社は、本社と工場が久里浜にございまして、主に磨棒鋼や冷間圧造用鋼線の製造を行っております。お客さまは、ほぼ9割が自動車関連でございまして、自動車部品メーカー、日産にも直接納入させていただいている会社でございます。今回私どもがガスを利用した自家発電設備を導入するに向けまして、横須賀市ともいろいろとご相談をさせていただきました。その中で、市長がおっしゃいました、日産と横須賀市の連携協定についてお話を伺いまして、地域が例えば停電になってしまったとき等の災害時に、当社の自家発電設備を使ってEVの電力供給を行うという協力をする形になりました。これによって、横須賀市や、当社の地域住民のために貢献できればということで、今回の記者会見に出席をさせていただくことになりました。どうぞよろしくお願いします。

質疑応答

記者
今回の協力体制にするに至ったきっかけはなんでしょうか。

池内精工株式会社 代表取締役社長
横須賀市と当社で自家発電設備を入れる際に、横須賀市から提案をいただきまして、私どももぜひ協力をしたいと考えました。それがきっかけでございます。

市長
池内精工株式会社と言えば、横須賀が誇る素晴らしい会社なので、ぜひいろいろなことをお願いしたいといつも言っています。内川新田の中で輝ける星です。やっとこのようなご協力をいただけるということで、非常に満足しています。本当にありがとうございます。

池内精工株式会社 代表取締役社長
いえ、とんでもないです。

記者
今後つくられる自家発電設備がいつ頃できるかというスケジュールと、発電容量、それと充電器の数の確保について教えてください。

池内精工株式会社 代表取締役社長
自家発電設備は、12月中旬に稼働可能になっています。発電容量は390キロワットです。充電設備について、今のところ6台以上は入れる予定ですが、何台かというのはまだ確定されておりません。

記者
端的に言うと、地域住民に電力供給できる体制ということだと思いますが、これは何世帯分の供給が可能なのでしょうか。

池内精工株式会社 関係者
我々から直接、地域住民に電力を送るわけではございません。

池内精工株式会社 代表取締役社長
イメージとしては、EVの日産リーフに充電をして、それを100ボルト電源に置き換えて、スマートフォン等に充電ができるということです。

記者
コンセントのようなものでつなげる機械があるということですか。電気自動車を持っていて、充電スタンドのようなものがあると、家に持って行くことで、家電につないで充電できるようになるという意味合いですか。

市長
EVを充電したときに、一般家庭では3~4日分の電力消費を賄えると言われています。もちろん、給電器がなければいけません。スマートフォンだと、資料によれば4,000台以上充電できると書いてあります。そのくらいの電力供給を1台でできるということです。どんな状態でも、池内精工株式会社に行くと、その1台に充電していただけるという仕組みを作ったということです。

記者
この充電した電気自動車を、行政センターに持って行き、行政センターの電気を賄うという話ではないのですか。

経済部長
まず、今回は池内精工株式会社の自家発電設備ですが、これは都市ガスを使った中圧導管ですので、基本的には管がつながっている限りでは、ずっと自家発電ができるということになります。まず1つ、その自家発電された電気を、横須賀市内にあるEVの公用車に供給をして、公用車として活用することができます。次に、その充電した電気を行政センターに持って行き、今度は車から行政センターに電気を送り込んで、行政センターのある程度の電源が確保できます。さらに、今回は日産自動車の販売会社のEVを使い、販売会社のEVが池内精工株式会社から充電し、それをさらに地域の方々に電力供給をすることができるということです。それが、例えばスマートフォンに置き換えると、何千台も充電できるというようになります。

記者
それは販売会社の話ですか。

経済部長
それは販売会社の話です。横須賀市の場合は、公用車として利用ができ、行政センターにも電力供給ができるということです。

記者
分かりました。公用車は何台あるのでしょうか。

経済部長
15台です。

記者
15台というと、行政センター全部でいくつありましたか

経済部長
行政センターでは逸見を除く8カ所にEVがあります。残りの台数は本庁舎です。

記者
そうすると、外を公用車で回ることについては、行政センターと池内精工株式会社との間の往復ぐらいかと感じるのですが、そうではなくて公用車として市内走らせて使うっていうことも考えていますか。

経済部長
当然、一義的にそれができるように考えています。

記者
先ほど市長がおっしゃった給電器の話なのですが、これは各家庭に置いていない所が相当あると思うのですが、今後、各家庭に設置するような予定はありますか。

経済部長
まだそこまでは考えておりませんが、まず今回の日産自動車の販売会社に給電器を備えていただくのですが、今後は各企業にも給電器を、今EVを持っている企業にも備えていただき、池内精工株式会社から供給していただいた電気を地域の方に還元できる流れになっていると思います。

記者
そうすると、やはり販売会社の方に電力供給をしていただき、給電器を使用する目的のある人は訪れないとまずだめなのですね。

経済部長
そうです。今回は日産自動車の販売会社だけですが、この広がりを、EVを持っている各企業が同じような取り組みをしていただけるようにしていきたいと思っています。

記者
市から補助金を出すとかそのようなことですか。

経済部長
実際には、事業者に対する充電器の設置やEVの導入に関してすでに補助金がありますので、セットでやっていきます。

記者
電力供給の協力体制というのは、池内精工株式会社が初めてのことになるのですか。

市長
市内で初めてです。池内精工株式会社だからできることです。

案件外

日産自動車会長の逮捕について

記者
日産自動車会長の逮捕の件なのですが、地元工場がある自治体の長としては、どのような所感を持っていらっしゃいますか。

市長
正直なところ、突然のことで驚いています。基本的には今後の捜査を見守りたいということで、日産自動車とは長い間の付き合い、同志的な結合を持っています。日産自動車の経営に大きな影響がないようにと願っています。日産自動車もご承知のとおり、リーフの生産拠点ですから、本日の案件についても関わりがあり、EVのさまざまな活用策についても一緒になって展開していきたいと考えていたところです。地元の工場、従業員の方々に関しては、ぜひ元気で引き続き応援をしていきたいと思っています。社長の心中察するに、余りあるものがありまして、ぜひ応援をさせていただければと思っています。

記者
これまでも日産自動車会長は、追浜の存続を決定させることで、横須賀市にとっていろいろな取り組みをされてきたと思うのですが、その振り返り、エピソードついてお話いただけますか。

市長
エピソードというのはないですが、私も会長と同い年なのです。同じ時代に生きて、さまざまな経験をしてきており、同じ世代論としてすごく頑張っていらっしゃいました。横須賀市においても非常に大きな影響を与えてくれ、横須賀市がリーフの拠点になったということを考えると、まだこれから捜査を見守らなければいけないのですが、非常に残念な気持ちでいっぱいです。同時に、やはり会長の功罪があるのでしょう。社長の苦渋の記者会見聞くと、胸に迫るものがありました。ただ、少なくとも会長は日産自動車の改革、躍進にすごく大きな力を持ったことは事実であると理解しています。

記者
地元横須賀への影響、功績はいかがですか。

市長
横須賀市がリーフの拠点になったことや、日産の立て直しをするという大きなところで、非常に功績があったとは思います。今後、従業員の皆さまは、これをマイナスに考えるのではなく、ぜひ頑張っていただくように、今後前進していただきたいと思います。応援させていただきたいです。非常に残念です。この記者会見が重なってしまうというのは何かの縁なのかと思いました。寄り添って、一緒に日産自動車と大きくなっていかなくてはいけないということを感じ、横須賀の発展のために頑張らなきゃいけないということをより深く感じました。

お問い合わせ

市長室広報課

横須賀市小川町11番地 本館1号館4階<郵便物:「〒238-8550 広報課」で届きます>

電話番号:046-822-9814

ファクス:046-822-4711

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