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更新日:2019年1月17日

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横須賀市長記者会見「2019年1月4日」

日時

平成31年(2019年)1月4日(金曜日)13時~13時14分

場所 1号館3階会議室
案件

1. 市長年頭の所感

市長年頭の所感

市長
明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。振り返りますと、昨年はポケモンGOや猿島のトロピカルディスコ、第二海堡のツーリズム、ベイスターズファン感謝デー等によって、これまで横須賀にあまり縁がないような方たちにも目を向けてもらえたと思っています。今年もこのような取り組みを継続していくわけですが、これはあくまでツールであり、このにぎわいを心の豊かさ、経済の豊かさということに発展させて、横須賀の暮らしやすさにつなげていきたい。困っている方、悩みを抱えている方、希望を見いだせない方、日々の暮らしで不便さなどを感じている方、そんな方々に少しでも寄り添って、横須賀に暮らしてよかったと思ってもらえるような取り組みを進めていきたいと思っています。私は、経済と福祉の両立に取り組みたいと思っています。この地域で暮らしている皆さんが幸せの方向に転換していかなくてはいけないと思っていますので、ぜひ今年はその面について強化をしていきたいと考えています。先日、インタビューで、今年を表す漢字を尋ねられたので、「開」と答えました。今年の5月に、年号が変わり、新しい時代に突入します。新たな時代が開かれると私は感じています。時代が変わって、速度も速くなっていく中で、いかに固定観念から脱却をして、職員が地域市民の皆さんの中に入り込んで心を開けるかという意味で、「開」という意味が通じています。改めて、新しい時代が始まると思っています。オーバーな言い方ですが、第2の文明開化と私は思っています。このような時代だからこそ、人と人とのつながりが求められると思います。そのために、互いに心を開くということが大切なのではないかと思います。IT社会、さらにはAIが社会を席巻して、技術革新の中で世の中が進んでいくと思いますが、やはり求められるのは人と人のつながり、思いやりだと思います。そんな市政でありたいと考えています。ぜひ一丸となって、今年も横須賀市民のために頑張っていきたいと考えています。早いもので、今年7月で私は任期の折り返しを迎えます。テーマは、何度も申し上げましたように、「誰も一人にさせないまち」の実現に向けて進んでいきたいと思っています。どうぞ今後とも、ご指導とご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。

質疑応答

記者
賀詞交換会でもご挨拶されましたが、「方丈記」を年末年始の読書に選ばれた理由は、どんな思いからですか。

市長
私のテーマは、若い時から人間がどうやって生きていくかということで、政治の世界に入る前から、差別や区別がない社会をつくりたいと思っていました。あらゆる意味で、転換期だと感じているのです。それは、産業構造も変わってきて、このような時代になり、高齢者が増えてきている。一方で、ITやAIが進んで行くということで、このパラドックスをどう捉えていくかという、そのテーマが行政に与えられたものだと思っています。このテーマに対応するためには、古典にもう1回立ち戻って生きれば、手がかりがあるのではないかと思っています。ですから、AIに関しては横須賀市もこれから環境を整備しながら発展していき、企業とともに育っていく時代を迎えると思います。しかし、そういうものが発展すればするほど、より人間の心に根ざしたものがもう1度見直されるのではないかと感じ、古典をもう1回読み直してみたいと思いました。ご承知のとおり、方丈記は、天変地異がたくさん起きたあの時代に、どうやって鴨長明が生きてきたかということを書いております。素晴らしい文学だと思っています。彼は仏教に入っていくのですが、その無常観をどう捉えるかと思っています。よく言われるように、猪年は非常に災害が多いと言われています。神戸の地震もそうでしたし、宝永の富士山の噴火もそうです。どんなに技術や社会が進歩、進化しても、自然に逆らうことはできないという狭間の中に我々は生きています。それをどう解決していくのかということをすごく考えさせられました。行政がどこまでできるかということを考えると、これからの時代、行政、市民という役割を超えたところに、もう1度見直さなければいけない社会がくるのではないかと思います。若い頃から感じていたことですが、時代の流れが早いので、そういう時代に加速度的に突入していくのではないかと思っています。職員にも、公務員という枠を超えた中で、この横須賀に住んでいる人たちがお互い助け合って、思いやりをもって生きていこうという社会にしなければ大変な状態になっていくと伝えています。その意味で、新しいフェーズを開くという意味で「開」とさせてもらいました。

案件外

2019年に実現したいと思う事業について

記者
新しい年になりましたので、今年どうしても実現したいと思われる事業などがありましたら、教えていただけますでしょうか。

市長
計画は結構いろいろありますが、今ここで発表すると先方に迷惑をかけることがあるので、発言は控えさせていただきます。福祉の面について考えていまして、農福連携から始まり、もっと違う形で生活保護を受けていらっしゃる方や、予備軍の方に、どうやってこの地域の産業経済に参画をし、一緒になって頑張ってもらえるかという仕組みをつくりあげたいということを、1番大きなテーマとして考えています。それから、「誰も一人にさせないまち」ということで、高齢者の方々、とりわけ一人暮らしの方に、寂しさ、苦しさを与えず生きていただけるような仕組みを考えてみたいと思っています。これは、いわゆるITやAIも使いながら、「誰も一人にさせないまち」の実現をしたいと思っています。いろいろな仕組み、考え方はあるのですが、両面でやっていきたいと思っています。

天皇退位による市の新しい時代に向けた取り組みについて

記者
天皇陛下が退位され、元号が平成から新たな元号に変わるということで、5月1日から何か新しい時代に向けた取り組みというのはあるのでしょうか。

市長
それは特別にはありません。天皇陛下のお誕生日に際しての発言の中で、私がインパクトを受けたことが2つがあります。1つは、沖縄の問題に対してこれからも心を寄せていくということが、大きかったです。2つ目は、外国人の方の雇用の創出に関して、社会の一員として迎えていきたいということです。この2点は、私の中でも常に思っています。沖縄の問題については、辺野古移設に反対しているわけではないのですが、ある本で、もし戦争が末期の時に、無条件降伏をしなければ、ノルマンディーみたいに茅ヶ崎から米軍が上陸したという話がありました。第2海堡を見た時に、そういうことも想定したのです。どういう思いで、日本人たちが守っていたのかということです。何が言いたいかと言うと、我が事のように思うということは、もしノルマンディーみたいに神奈川県が制圧されたら、何十万、何百万の人が殺されていたはずです。そのことに思いをはせることができていたならば、沖縄のアイデンティティというのを、もう少し思いやることができたのではないか。辺野古移設に反対しているというわけではありません。あまりにも日本社会は沖縄問題を我が事のように感じなさすぎたのではないかと痛烈に思っている人間です。翻って、それを個人に合わせるのと同じで、職員だから、公務員だから市民だから、といがみ合うのではなく、歴史を考え、この横須賀で育った人たちが、もう少し思いやりがあれば、もっといい社会になるのではないかと思います。だからといって、沖縄の血をひく人間として沖縄にどうしてほしいというわけではないです。結果は同じとはいえ、沖縄に対するそのプロセスは、日本人と全く違った場面があったのではないかと思います。人間は分かり合うべきで、そういう思いやりを持って助け合って生きれば、いがみ合うことがなく、差別、区別がなくなると思っています。改めて正月に天皇陛下のお話を聞いて、本を読んだ時に改めて感じました。

お問い合わせ

市長室広報課

横須賀市小川町11番地 本館1号館4階<郵便物:「〒238-8550 広報課」で届きます>

電話番号:046-822-9814

ファクス:046-822-4711

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