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更新日:2020年6月5日

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横須賀市長記者会見「2020年4月17日」

日時

令和2年(2020年)4月17日(金曜日)14時30分~15時30分

場所 1号館3階会議室
案件 PCR外来(集合検査場)の設置について

市長からの話題

市長
本日は横須賀市医師会の医師会長、横須賀共済病院長兼三浦半島病院会長にもご同席をいただき、PCR外来、集合検査場の開設について発表をさせていただきます。
お手元の資料に沿って説明させていただきます。このたび、横須賀市医師会、三浦半島病院会、横須賀市は神奈川県の協力を得て、県内で初めてPCR外来、集合検査場を開設します。これにより、市内の病院においては、中等症以上の患者さんの治療に専念することが可能となり、医療崩壊を防ぐことにもつながります。
開設日と場所についてですが、4月22日から24日のうちで準備が整い次第、横須賀市救急医療センター駐車場に開設します。診療日時は、毎週月曜日から土曜日、午前の部が10時から13時、午後の部が14時から17時です。救急医療センター駐車場に神奈川県から提供された検査ブースのほか、テントによる受付や待合室などを設置し診療を行います。横須賀市医師会や市内の病院から、医師や看護師らを派遣していただきます。受診方法は、横須賀市保健所内に設置された帰国者・接触者相談センターが受け付けを行う予約制です。電話番号と受付時間は資料に記載のとおりです。PCR外来、集合検査場の開設期間中においても、救急医療センターの救急外来の診療は、これまでどおり行います。

質疑応答

記者
今回の取り組みは、県内初ということですが、その背景を教えていただけますか。

市長
前線で懸命に働かれている医療従事者の皆さまのご負担を減らす方法を考える中で、本日ご同席いただいているお二人と協議をさせていただいた結果です。

記者
医師会長に伺います。PCR外来の設置により、医師会にとっては、どのような利点があるとお考えですか。

医師会長
ご承知の通り、現在、市内においても感染がまん延しています。そのため、帰国者・接触者外来における検査の負担を軽減することにより、病院は、中等症以上の患者の治療に専念することができます。また、開業医においても各医への感染を防ぐことができます。
開設にあたり、どのくらいの協力が得られるかということを懸念していましたが、多くの開業医をはじめ、共済病院、市民病院の先生方のご賛同を得ることができました。そして、可能な限り早い設置を目指した結果、今回のような形で実現いたしました。市長にもご協力をいただき、県内初の取り組みとなったことは、非常に嬉しく思っています。

記者
市長に伺います。PCR外来の設置が決定したきっかけを教えていただけますか。

市長
私は、感染爆発が近づいている現在の状況に危機感を抱いています。大規模な感染拡大に備え、早急に医療体制を整える必要性を感じ、その方法を考えていました。そして、お二人にご相談をさせていただいた際に「ぜひ一緒に取り組みましょう。」とのお言葉をいただき、現在に至ります。

記者
病院会長に伺います。PCR外来設置にあたり、病院会長としてのご所感をお聞かせください。

病院会長
市内で感染爆発が起きた際、医療崩壊を招かないことが最も重要であると考えました。システム化の必要性を市長にお話しさせていただき、整備が始まりました。そして、医師会長のリーダーシップにより、検討を開始してから、わずか約1週間でPCR外来の設置に結び付きました。
ニューヨークでは、発症後10日ほどで、20倍から30倍に患者数が増加しました。それを受け、一刻の猶予も無い状況であると思っていましたので、可能な限り早く、受け皿をしっかりと作っておく必要がありました。今回のシステムにより、市民の皆さんに安心を与えられる医療体制を構築したいと考えています。

記者
PCR外来では、具体的にどのようなことが行われるのでしょうか。検体の採取や治療でしょうか。

病院会長
陽性の疑いのある患者さんのPCR検査を行います。治療は行いません。まず、患者さんご自身か、患者さんを診察した開業医さんから帰国者・接触者相談センターに電話をかけていただきます。そして、相談センターがPCR検査実施の可否を判断します。
これまでは、市内の三つの病院に開設した帰国者・接触者外来において、検査を実施してきました。しかし、今後は、病院が入院患者の治療に専念できるような仕組みを構築していきます。

記者
先ほど、医師会長から多くの医師の協力を得られたとのご発言がありましたが、何名ほどでしょうか。

医師会長
現時点では、全体の3割程度の回答ですが、看護師含め、20名以上にご協力をいただく予定です。感染予防を徹底し、業務を行っていただきたいと思っています。

病院会長
検査者が検査の際に感染してしまうことは、大変重大な問題です。多くの医療機関で行われている検査の多くは、患者さんの鼻から直接検体を採取します。防護服を着用していても、感染リスクはゼロではありません。しかし、横須賀市が設置する検査ブースでは、患者さんに触れずに検体を採取することが可能であり、ゴーグルとマスクを着用するだけで感染を防ぐことできます。感染防止の点で、医師や看護師の方々にとって非常に安全であると考えています。

記者
診療日時は、月曜日から土曜日、午前の部が10時から13時、午後の部が14時から17時ということですが、スタッフの勤務体制について教えていただけますか。

病院会長
医師1名、看護師1名、検査技師1名を含めた5名程度の体制を予定しております。PCR検査を実施するのは、看護師や検査技師です。

記者
問診は医師が行うのでしょうか。

病院会長
問診は保健所が行います。医師は、症状から入院の必要性などを判断します。

記者
外来の利用対象は市内在住者でしょうか。

市長
はい。横須賀市民です。

記者
設置される予定の検査ブースは、既に県から提供を受けているのでしょうか。

病院会長
はい。救急医療センターにテント、防護服、検査ブースを送っていただきました。検査ブースは使用した都度、消毒する必要があります。そのため、複数のブースを設置し、1時間で6人、6時間で40人程度の検査を実施する予定です。

記者
現在、届いている検査ブースの個数を教えていただけますか。

病院会長
二つです。

記者
検査ブースの中で業務を行うスタッフは、基本的には防護服を着用する必要がないのでしょうか。

病院会長
先ほどお見せした写真のとおり、マスクとゴーグルだけで問題ありません。非常に密閉性の高いブースであるため、感染リスクは大幅に低くなると考えています。

記者
現在、全国的に防護服などの不足が問題とされていますが、その解決にもつながるのでしょうか。

病院会長
おっしゃる通りです。一般的には、検査の際、患者と対面で検体を採取するため、接触は避けられません。他自治体で実施されているドライブスルー方式においても、窓を開けてはいますが、接触するため、感染の危険性はあります。それらに比べると、検査ブースでは、大幅に感染リスクが抑えられると思っています。

記者
画期的な検査体制が横須賀で整備できたことについて、市長のご所感をお聞かせください。

市長
今回のPCR外来の設置は、市内の病院が中等症以上の患者さんの治療に専念していただくための有効な手段であると思っています。横須賀市、医師会、病院会が三位一体となることで、それぞれが合理的に、相談、検査、医療行為に特化し、専念できる仕組みでもあります。そして、県の協力の下で、今後の感染拡大を防ぐ体制の整備が行えた初めてのケースであるとも思っています。

記者
医師会長に伺います。設置するブースの個数と配置を教えていただけますか。

医師会長
設置スペースを考慮して、二つのブースを横並びで設置する予定です。複数のブースを設置することにより、効率的に検査を実施することにつながると考えています。

記者
市長に伺います。市民への取材を通し、かかりつけ医を持たない若い世代からの不安の声や、検査を受けられる医療機関を求め、たらい回しにされたケースを聞きました。今回、相談窓口が明確化したことで、市民へ安心を与えることにもつながったのではないかと思います。その点については、いかがでしょうか。

市長
おっしゃる通りです。これまで、横須賀市では、混雑や混乱を防ぐため、PCR検査の実施場所を市民の皆さんに公開していませんでした。しかし、今回、市民の皆さんに見える形で検査場が設置されたことにより、安心していただけるのではないかと思います。また、先ほども申し上げたように、今後は、三位一体となり、それぞれの分野に特化しながら連携が可能な点においても、市民の皆さんに安心感を与えられると考えています。

記者
帰国者・接触者外来は市内の三つの病院に設置されていると伺っていますが、病院名は明らかにしないのでしょうか。

市長
はい。今後も公表の予定はございません。

記者
1日当たりのPCR検査の件数について伺います。保健所の検査能力によって左右されるかと思いますが、件数の上限を教えていただけますか。

病院会長
理論上では、96件です。しかし、実際には、検査技師数がボトルネックとなっています。

市長
詳細を担当部長よりご説明します。

新型コロナウイルス対策担当部長
現在の上限は、60件です。通常、平均で1日当たり、35件程度の検査を実施しています。今後、この上限を超えて検査を実施する必要が生じた際には、民間の検査会社への委託を考えています。それにより、上限は、病院会長がおっしゃった通り、96件に増加いたします。

記者
今回、市民にPCR外来の設置場所を公開するということですが、それにより、検査を希望する市民が、予約制と知らずに直接現地に足を運んでしまうことが懸念されます。その点については、いかがでしょうか。

市長
その点については、私も心配しています。職員の配置などを検討し、市民の皆さんに誤解を生じさせないように努めてまいります。

記者
そのような懸念がありながらも、場所を明らかにするということでしょうか。

市長
はい。

記者
PCR外来の設置により、帰国者・接触者外来を設置している市内の三つの病院では、今後、基本的には検査を実施しないのでしょうか。

病院会長
入院患者を受け入れている病院が2カ所あり、既に入院中の患者さんの再検査については、各病院で実施します。しかし、新規に陽性が疑われる方についての検査は、今回設置するPCR外来で一括して実施します。

記者
現在、日本は諸外国に比べ、検査数の少なさが問題となっています。これまでのご説明から判断すると、今回の取り組みは、検査数の大幅な増加にはつながらないと思われますが、その点についてはいかがでしょうか。

市長
今後の課題として、検討してまいります。

病院会長
確かに、検査数を増やすことは目的の一つです。今後、感染が拡大した際には、必然的に検査数の増加が予想されます。検査数の上限を増やす必要がある場合には、ドライブスルー方式を導入するなど、別の形での対応を検討しています。まずは、今回の検査体制を導入し、今後の状況に応じた体制へとシフトさせていく予定です。

記者
事前の問診や医師の判断に基づいて、PCR外来の予約を行った患者さんは、全員が検査を受けることができるのでしょうか。

病院会長
全員の検査を実施する予定です。

記者
救急医療センターは、PCR外来の設置後もこれまで通りの診療が可能なのでしょうか。

病院会長
PCR外来と救急医療センターの診療時間が重複してしまうことにより、例えば、コロナウイルスの患者さんと産婦さんが接触してしまう危険性があります。しかし、PCR外来と救急医療センターの診療時間は、重複していないため、これまで通りの診療が可能です。

記者
現在、市保健所の相談センターに寄せられる1日当たりの相談件数と、その中で帰国者・接触者外来の受診が必要とされる方は何件程度なのでしょうか。また、その方が診療までに要する待ち時間は、どの程度なのでしょうか。設置するPCR外来は予約制ということですので、今後も即日で検査を実施することはできないかと思われますが、どのような状況なのでしょうか。

新型コロナウイルス対策担当部長
現在は、1日当たり、約200件の相談が寄せられています。そのうち、35件から36件の方を検査につなげています。また、地域の医療機関やクリニック、診療所からご紹介された患者さんの受診調整も行っています。
相談を寄せる患者さんの中には「感染経路に思い当たるものはないが、症状があり、不安を感じている。」という方もいます。そのような場合は、継続的に保健師などが症状を聞き取り、2、3日間、様子を見た上で、検査実施の可否について判断します。そして、検査を実施すべきと判断した場合は、その時点から受診調整に入り、当日に予約をとることが原則です。場合によっては、翌日に予約をとることもありますが、3日以上、お待たせすることはございません。

記者
PCR外来での検査数についてお伺いします。先ほど、6時間で40人程度の検査を実施予定とご説明がありましたが、この件数は検体数ということでしょうか。

新型コロナウイルス対策担当部長
はい。1人につき1検体とみなしますので、40検体程度を採取する予定です。

記者
PCR外来の設置目的について再度、伺います。今回は、検査希望者の増加に対応するためではなく、病院が中症等以上の患者さんの治療に専念するために設置されたということでしょうか。

市長
おっしゃる通りです。また、市民の皆さんに検査場所を公開することで、安心していただくということも目的の一つです。

記者
検査ブースは県からの提供と伺いましたが、今後も必要な資材は同様に提供されるのでしょうか。

病院会長
はい。

記者
PCR検査について伺います。採取した検体について、検査結果はどのような流れで判明するのでしょうか。また、結果が判明するまでには、どの程度の時間を要するのでしょうか。

新型コロナウイルス対策担当部長
現在は、1日1回、帰国者・接触者外来から検体を回収し、横須賀市の健康安全科学センターへ運んでいます。そして、翌朝から検査を開始し、夕方には結果が判明しています。PCR外来での検査についても、基本的には同様の流れとなる予定ですが、患者さんへ一刻も早く結果をお知らせできるようにするため、再度検討していきたいと思います。

記者
PCR外来は日曜日が休診と伺いましたが、これまでの体制においても日曜日には検査を実施していなかったのでしょうか。

病院会長
現在、帰国者・接触者外来は全日診療しています。PCR外来の設置に伴い、今後の日曜日の診療については、3カ所の帰国者・接触者外来を輪番制とし、対応していくことを検討しています。病院の負担を軽減することがPCR外来設置の目的ですが、それにより、市民の利便性を損ねることは、本意ではありません。輪番制とすることで、病院の負担が軽減されるだけでなく、市民の皆さんにも安心していただけると考えています。

記者
PCR外来の設置により、病院の負担の軽減につながるということですが、具体的には、院内感染の防止などが期待できるということでしょうか。

病院会長
帰国者・接触者外来を設置している市内の病院では、毎日の診療のほか、中等症以上の患者さんの治療も行っています。今回、市と医師会のお力添えで、外来診療の負担軽減にはつながります。しかし、院内感染の点では、これまで通りの危険性があります。十分な感染防止が可能なブースでの入院診療ではないため、医療従事者は、感染の危険性が目の前にある緊迫した中で、診療にあたっています。PCR外来の設置と院内感染の防止は、別のものとして考えていただければ幸いです。

記者
PCR外来に来院した患者さんのプライバシーについては、どのような対策がとられているのでしょうか。

病院会長
患者さんの情報管理は、氏名、住所、経歴ではなく、番号で行います。県と連携し、厳重に取り扱ってまいります。

記者
検査場はオープンスペースのようですが、近くを通りがかった方が、来院した患者さんの姿を見かけ、「あの人はコロナウイルス患者かもしれない」などの憶測につながるのではないでしょうか。その点の対策についてはいかがでしょうか。

病院会長
検査ブースは、テントで覆います。また、診療時間においても、PCR外来と救急医療センターは重複していないため、一般の患者さんとの接触もありません。患者さんのプライバシーは守られると考えています。

お問い合わせ

市長室広報課

横須賀市小川町11番地 本館1号館4階<郵便物:「〒238-8550 広報課」で届きます>

電話番号:046-822-9814

ファクス:046-822-4711

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