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更新日:2020年8月12日

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横須賀市長記者会見「2020年7月10日」

日時

令和2年(2020年)7月10日(金曜日)11時00分~11時30分

場所 1号館3階
案件 折原みと氏「アーティスト村」へ

市長と折原氏からの話題

市長
私の「アーティスト村構想への想い」は、谷戸地域ならではのライフスタイルを創りたいということです。地域の方々の憩いの場の1つにアートがあり、そのことをきっかけに谷戸コミュニティが作られ、助け合いの社会が広がっていくと思っています。この想いこそが、都会化が進む現代の横須賀からのアンチテーゼメッセージであり、最近のコロナ禍で、このような想いに共感してくださる方々が増え始めているという感覚があります。本日も、こちらにいらっしゃる折原みとさんがアーティスト村構想に共感してくださり、参画していただくことになりました。ご紹介します。アーティスト兼コミュニティスペースプロデューサーの折原みとさんです。

折原氏
よろしくお願いいたします。

市長
折原さんと共同でこの発表に臨めたことは、非常に嬉しい限りです。ご承知の通り、折原さんは、漫画家・作家として幅広くご活躍されている方で、このたび、アーティスト村において横須賀を舞台とした小説を執筆していただくこととなりました。執筆の傍ら、地域とのコミュニケーションにもご協力いただくことはもちろん、創作活動を行うアトリエをご自身の発想でプロデュースもしていただきます。このプロデュースの様子は、インターネットでも発信していただく予定です。折原さんが加わったアーティスト村の今後の展開に、私としても大変期待し、ワクワクしているところです。もちろん、コロナウイルスの影響で地域との交流については、工夫が必要になると考えています。対策を工夫しながら、田浦地域の皆さんはもとより、市民の皆さんにも、楽しんでいただける取り組みにしていきます。それでは、折原さんから一言、ごあいさつをいただきます。

折原氏
改めまして、折原みとと申します。ただ今ご紹介いただきましたが、このたび、横須賀市の「アーティスト村構想」に参加させていただけることとなりました。
私は、横須賀市の隣の逗子市に住みながら、これまで、鎌倉、逗子、葉山など湘南エリアを舞台とした小説や漫画を多数執筆してきました。その中で、次は、横須賀を舞台とした小説を書きたいと思い、取材を行っていたところ、アーティスト村の存在を知りました。実際に現地に足を運ぶと、「ここはどこなんだろう」と思うほどに恵まれた自然だけでなく、昭和レトロな雰囲気もあり、すてきな環境でのコミュニティ再生に興味をそそられました。そして、何かご協力できないかと、上地市長にご相談しました。
私は、以前から、空き家問題、古民家再生に大変興味があり、実家の茨城において、築80年程の古民家を地域のコミュニティスペースに再生した経験があります。そのスキルを生かし、横須賀においても、何か「おもしろいこと」ができたらと思っています。そして、この取り組みは、いずれ小説にしたいと思っています。また、リフォーム作業や、地域の方々との交流の様子については、講談社のFRaUWeb(フラウウェブ)でも連載していきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

質疑応答

記者
現在お住まいの逗子市からこちらへの移住は検討されていますか。

折原氏
逗子市に住みながら、こちらはアトリエという形にし、執筆や取材活動をさせていただきます。

記者
3人目のアーティスト村への入居者ということですが、人数としては、少なく、寂しい感じがします。いかがでしょうか。

折原氏
そうですね。しかし、2人目の入居者の方も「すごく良い場所だ」とおっしゃっているようですので、今後、少しずつでも増えていくことを期待しています。

記者
アーティスト村のどのような点に魅力を感じたのでしょうか。

折原氏
初めて訪れた際に、都心の近くにありながら、信州の山奥を思わせる環境に驚きました。また、昔から残された公営住宅が醸し出す、昭和の炭鉱街のようなノスタルジックな雰囲気にも魅かれました。そして、「ここで何かしたい」と思い、「何かやらせてください」と飛び込みでお願いをしました。

記者
横須賀を舞台にした小説については、プロットは完成しているのでしょうか。

折原氏
いいえ。

記者
では、ストーリーの大枠などはいかがですか。

折原氏
執筆の際、私は、現地で取材をしながら話を創っていくスタイルです。そのため、現段階では、漠然と「横須賀の谷戸が舞台」ということだけは決まっています。今後、あの場所で、リフォームなど、さまざまな作業をしていく間に、地元の方々との交流が生まれると思います。その中で、ストーリーがどんどん膨らんでいくのではないかと考えています。

記者
小説が完成するまでの期間はどの程度なのでしょうか。

折原氏
現段階でのめどとしては、2年程、令和4年の完成を想定しています。ことしの8月ごろから、アトリエとなる建物の改修作業を開始予定です。その中で、取材をしながら話を固めた後、半年程で一気に書き上げるようなイメージです。

記者
横須賀を舞台にした小説を執筆したいと思った理由を教えていただけますか。

折原氏
私は、幼いころから「海軍のまち・横須賀」に憧れがありました。また、これまでの舞台である鎌倉や逗子、葉山は、自力でいろいろな所に行き、取材が可能でした。一方、横須賀は、それらの場所と比べると、土地勘がなく、取材対象が広範囲であるため、イメージが湧きませんでしたが、友人に話を聞く中で、谷戸を見つけ「ここだ」と思いました。

記者
来年2月から供用を開始するアトリエ兼コミュニティスペースは、どのようなイメージなのでしょうか。

折原氏
アトリエとして使用する予定の古民家をスケルトンにリフォーム予定です。壁の塗装などは、近隣の方々にもお手伝いいただき、一緒に作業ができたらと考えています。また、インテリアが好きなので、自分で集めたものでアトリエを作っていきたいと思っています。現在も、費用をかけずに、施設などに入所されたご高齢の方から不要になった家具をいただいています。谷戸のレトロな雰囲気には、昭和50、60年代に購入された家具がマッチするため、今後も収集を続けていきたいと考えています。

記者
今後の活動としては、執筆環境を整える中で地元の方々との交流を通し、小説の着想を得ていくとうことでしょうか。

折原氏
おっしゃる通りです。また、アトリエの完成後、私が執筆作業をしない時には、地域の方々のコミュニティスペースとして使用していただきたいと思っています。例えば、カフェやお話会、子どもたちでの利用などを考えています。

記者
以前、古民家をリフォームされ、同様の活動をされたことがあると伺っていますが、具体的に教えていただけますでしょうか。

折原氏
茨城の古民家をリフォームし、「お金をかけない」ことをコンセプトに家具などをコーディネートしました。現在、私の姉がその場所で「大人の寺子屋」のような活動や、小規模な講演会を行っています。その他、ミニコンサートや子育てサークルのお母さんたちの相談会などにも活用しています。横須賀でも実現したいと思っています。

記者
茨城での活動は、いつから行っているのでしょうか。

折原氏
5年程前からです。活動の様子は、講談社のFRaU(フラウ)に掲載しています。ご興味がございましたら、ご覧いただけると幸いです。

記者
市長にお伺いします。3人目の入居者である折原氏には、どのようなことを期待されていますか。

市長
谷戸に対しては、私なりのイメージを持っていますが、それと異なる感性や想像力、物語により、新しい流れができると考えています。そして、それが「生きていく」ことではないかと思っています。折原さんには、新しい息吹を感じさせてくれるのではないかと大きな期待をしています。谷戸の魅力を再認識できるような物語やシチュエーションを作っていいただけるのではないでしょうか。先ほど、アーティスト村への入居者が3人目ということで、人数がまだ少ないのではないかとのご意見がありました。しかし、谷戸は集客の場所ではないと考えています。谷戸には、谷戸の流れがあります。「生きていく」ことには選択肢が多くあり、そこに谷戸の物語があると思っています。

記者
折原氏の活動について、横須賀市は、講談社のFRaUWeb(フラウウェブ)とは異なる角度で発信していくのでしょうか。

市長
おっしゃる通りです。

折原氏
谷戸は、本当にすてきな場所です。ぜひ、現地に訪れてみてください。また、アトリエとなる古民家の現在の様子と改修後を見比べていただけたら、面白いのではないかと思います。

記者
8月以降の具体的なスケジュールが決まった際には、取材をさせていただけますか。

折原氏
ぜひ、よろしくお願いいたします。

記者
市長に伺います。横須賀が舞台の作品が増えるということは、横須賀市にとって大いにメリットがあるとお考えでしょうか。

市長
横須賀の各地は、外の人たちの感性で視点を変えることによって、魅力を再発見することがあります。また、外の人たちによってしか扉が開かない場所もあります。その意味で、横須賀の魅力を再発見し、発信していただけることは、非常に嬉しく、ありがたいことであると思っています。

記者
先ほど、谷戸は集客の場所ではないとおっしゃっていましたが、その点はいかがでしょうか。

市長
場所ごとに特性があると思っています。また、いろいろな思いや考えを持った人たちが、さまざまな地域に存在し、触れ合っていくことこそが、まちづくりの基本であると考えています。そして、それが、横須賀市民のプライドになっていくのではないでしょうか。横須賀は戦前に日本中からいろいろな方たちが集まり、作り上げた町であるということを見直すきっかけになると思っています。

記者
折原氏に伺います。講談社のFRaUWeb(フラウウェブ)で配信する内容を具体的に教えていただけますでしょうか。

折原氏
私が谷戸で活動を始めた契機、ボロボロの古民家を再生していく過程、その中での地元の方々との交流などを書きたいと考えています。また、あの場所で何ができるか、どのように変えていくかなど、ポテンシャルの高い土地であることも発信していきます。

市長
ありがとうございます。

折原氏
アートだけでなく、広い土地で畑を育て、子どもたちへの食育などのアプローチも可能であると思います。それら、1つ1つを発信していきたいと考えています。その発信とは別に、小説をポプラ社から出版予定です。

記者
現在、逗子に住まわれて何年でしょうか。

折原氏
約22年です。

記者
アトリエの完成後は、どのぐらいのペースで通われる予定でしょうか。

折原氏
回数は決まっていませんが、その場所で執筆することが好きなので、書き始めたら、頻繁に通うような気がしています。

記者
地域の方々との交流においては、谷戸以外の場所にも足を運ぶことは考えていらっしゃいますか。

折原氏
もちろんです。何度か取材で横須賀の各エリアを訪れていますが、まだまだ勉強不足です。今後、谷戸を拠点とし、さまざまな横須賀の魅力を知っていきたいと思っています。

記者
横須賀を題材にした小説を書きたいと思ったのは、いつごろからでしょうか。

折原氏
1年半程前からです。取材を始め、昨年の1月ごろに谷戸を見つけました。

記者
アーティスト村での活動が決まったのは、いつごろでしょうか。

市長
昨年の冬にお会いし、お越しいただきたいとお願いしました。そして、今日に至ります。

折原氏
昨年から水面下で横須賀市の方と調整や相談をしてきました。本来であれば、もう少し早い時期に決定していたはずですが、コロナウイルスの影響でこの時期になってしまいました。

(写真撮影後、折原氏退席)

その他の話題

市長就任以降の振り返りと今後の展望について

記者
任期まであと1年になったご所感について、3年間の振り返りと今後の展望を交えてお聞かせください。

市長
3年間を振り返ると、「あっという間だった」という思いと「10年ぐらい走り続けたのではないか」という思いが交錯します。私は、復活3構想を掲げ、ここまで来ましたが、過去は忘れる主義です。それは、田川誠一氏の秘書時代に、貢献したことはすぐに忘れるようにという教えの下で仕事をしてきたためです。しかし、人口流出が著しい中で、音楽・スポーツ・エンターテイメント構想、海洋都市構想、谷戸再生構想を掲げ、課題解決に努めてきました。新しい流れの中で、ベイスターズやマリノスなどスポーツというツールを駆使しながら、まちの活性化につなげられたことは大きな意味を持つと思います。コロナウイルスの発生は予定外ではありましたが、残された期間で3構想の実現に向けて尽力していきたいと思っています

記者
任期後については、いかがでしょうか。

市長
それは、市民の皆さんが決めることであると思っています。

記者
ご自身の意思を前提に、市民の選択があると思いますが、いかがでしょうか。

市長
市民の皆さんが決めることであると個人的には思っていますが、3構想の実現を徹底し、横須賀に花を咲かせるまでは続けたいと思っています。それは、私の使命だと思っていますので、1年後、その道筋ができていなければ、やらざるを得ないという気持ちでおります。

新型コロナウイルス感染症について

記者
少し前の話になりますが、4月22日、緊急事態宣言発令中に県内の17市町村が134号線への来訪の自粛を県に申し入れました。横須賀市と三浦市は、その17市町村に入っていませんでしたが、
どのような理由があったのでしょうか。

市長
横須賀は16号線、横浜横須賀道路もあり、134号線のみを塞ぐことには意味がないと判断しました。他市町村の方々からすると、134号線は生活道路ではなく、外の方たちの往来がメインです。しかし、三浦半島に住む私たちにとっては、生活道路であるため、他市町村と同様の観点で封鎖することは不可能であると結論づけました。横須賀を守る人間としては、当然の判断だと思っています。

記者
東京都で新型コロナウイルスの感染者が急激に増えていますが、横須賀市長として、どのように受け止めていらっしゃいますか。

市長
横須賀には、東京から観光などを目的に多くの方がいらっしゃいます。また、近隣自治体として、東京都とは運命共同体だと思っていますので、非常に不安を感じています。しかし、感染症対策と経済の両立を図りたいと考えていますので、水際対策、PCR検査の拡充などに努めてまいります。

お問い合わせ

市長室広報課

横須賀市小川町11番地 本館1号館4階<郵便物:「〒238-8550 広報課」で届きます>

電話番号:046-822-9814

ファクス:046-822-4711

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