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1ch新型コロナウイルスに関する市長メッセージ(2020年10月7日)

公開日

令和2年10月7日

概要

私たちの日常生活は、新型コロナウイルス感染症により、大きな影響を受けて変わりました。様々な活動の自粛の中で経済は大きく停滞し、倒産や解雇、収入の大幅な減少に見舞われる方が増えています。その結果、生活困窮に陥り、抑うつ症状となり、最終的に自殺に追い込まれる方が全国的に増えています。
先のリーマンショックにおいては、全国において年間3万人を超える方が自殺し、本市においても年間100人を超える方が自殺により尊い命を失っています。その後、様々な自殺対策を行うことで自殺者数は全国では2万人、本市においては50人台まで減少しましたが、今回の新型コロナウイルス感染症拡大は、前回同様または前回以上の危機であると考えます。また、有名人が自殺し、その影響も懸念されるところです。
自殺は、「個人の問題」としてとらえられていましたが、多くの自殺が、様々な要因によって追い込まれた末の死であり、社会問題であると考えます。また自殺は、本人だけではなく身近な人を苦しめることにもなります。
私の最大の責務は、市民の命を守ることであると考えます。人間関係が希薄になってきた現在において、「誰も一人にさせないまち」の実現を目指すことで、より良い社会に近づけることができるものと確信し、新型コロナウイルス感染症拡大から市民を守るべく、速やかに様々な取り組みを行ってきました。
ただ、自殺に追い込まれてしまうことは、だれにでも起こりうるものだと考えています。
市民の皆さん、新型コロナウイルス感染症拡大の中で、不安やストレスを抱え、一人で悩んでいませんか。まずは身近な人に相談をしてください。身近な人に相談できなければ、市役所や保健所をはじめ、相談できる場所は、たくさんあります。ぜひ一人で悩まず相談をしてください。
そして、市民の皆さんにお願いがあります。
自分の身近にいる人たちの中で、食事の量が減った、眠れていないようだ、普段より疲れた顔をしている、ため息が目立つようになった、口数が減った、など、いつもと違う様子に気が付いた時に声をかけてくれませんか。「最近、眠れてますか?」と
勇気のいることかもしれませんが、一言、心配していることを伝えることだけで、「自分は一人ではない」と思い防げる自殺があります。悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聞いて、必要な支援につなげる人を「命の門番」、ゲートキーパーといいます。
皆で力を合わせ、自殺の原因となる問題を解決し、私たちの住んでいるまちをより良いまちにし、市民の皆さんが「安心して暮らせるまち」にしましょう。自殺予防は悩んでいる人を一人にしないことが重要です。「孤立」「孤独」を防ぎましょう。
相談先や必要な支援がわからなければ、保健所等に相談してください。保健所では、様々な相談先を載せた「相談窓口紹介冊子よこすか心のホットライン」を作製し、保健所、市役所、行政センターで配架し、ホームページでも公開していますのでご活用ください。
結びに、人生には困難や障害はつきもので、人は一人では生きていくことはできません。私自身も、多くの友人がいたからこそ、救われ、今、生きています。ぜひみなさんも、これまで申し上げたように、大切な人の命を守るためゲートキーパーになってください。
何卒、よろしくお願いいたします。

【横須賀市保健所精神保健福祉相談】
こころの病気・アルコールや薬物などの依存・ひきこもり・身近な人を自死で亡くされた方の相談等、幅広くこころの健康についての相談を行っています。
必要に応じて精神科医師による相談も行っています。(診察や薬の処方はしません)
来所相談をご希望の場合は、事前にお電話ください。
受付時間:月~金/8時30分~17時(祝日および年末年始を除く)
電話番号:046-822-4336

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お問い合わせ

市長室秘書課

横須賀市小川町11番地 本館1号館3階<郵便物:「〒238-8550 秘書課」で届きます>

電話番号:046-822-8118

ファクス:046-824-2610

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