“神奈川県内の美術館で初”ミュージアムアプリ「ポケット学芸員」で横須賀美術館所蔵作品の解説がご覧になれます(2021年7月28日)

横須賀美術館では、神奈川県内の美術館としては初めて、無料のスマートフォンアプリ「ポケット学芸員」にて、当館所蔵作品の解説をご覧になれるようになりました。

このアプリをお持ちのスマートフォン端末にダウンロードして、所蔵品展示室の作品に付された番号を入力すると、その作品の解説文をご覧になれます。これを利用することで、当館所蔵品展を深く味わうことができます。ご来館の際には、ぜひ「ポケット学芸員」を活用して、当館所蔵作品をお楽しみください。作品は、順次追加予定です。

また、当館所蔵作品のうち、谷内六郎の週刊新潮表紙絵作品等については、横須賀総合高校演劇部の皆さんによる音声ナレーションもお聞きになれます。

ポケット学芸員を導入し、音声ナレーションを吹き込むにあたり、美術への理解がより深まり、また、若者や来館者に親しみを感じてもらえるような音声ガイドにしたいと考えていました。そこで、市内唯一の市立高等学校であり、日ごろから表現の技術を磨いている横須賀総合高校の演劇部に依頼することとし、相談したところ、ご承諾いただきました。協力してくださった生徒さんからは、「今回のご依頼で、伝わりやすい速度を意識して話すことの大切さを知りました。貴重な経験をありがとうございました。」とのコメントを頂戴しています。演劇部の皆さんによる、自然な趣のある音声ナレーションを、ぜひお聞きください。

解説を配信する作品

令和3年度第2期所蔵品展から24点、谷内六郎〈週刊新潮表紙絵〉展から6項目を選んで作品解説作家家略歴、作品画像を配信しています。作品解説と作家略歴は英語でもご覧になれます。詳細は、別紙（PDF：317KB）をご覧ください。

音声ナレーションについて

解説が表示され、音声があるときは、音声ボタンをタップすると再生されます。音声ナレーションは、現在、谷内六郎作品のみ配信しています。
アプリの操作方法についての詳細は、別紙（PDF：2,246KB）をご覧ください。

画面イメージ

横須賀総合高校演劇部

横須賀総合高校は「一人ひとりの良さを伸ばし、自ら学び、主体的に考え判断し、行動できる、心豊かでたくましく生きる力に溢れた人間を育成する」を教育目標に2003年に開校した市立の高等学校です。部活動も盛んで、演劇部では県大会進出を目標に週4日活動し、地区大会、新入生歓迎公演、文化祭公演など年6回の公演を行っています。

ナレーションを担当した皆さん