総合案内 > 市政情報 > 広報・広聴 > ニュースリリース > 報道発表一覧 > 報道発表資料一覧(2021年9月) > 衣笠商店街の空き店舗を利用して美術館パネル展を行います!(2021年9月22日)
更新日:2021年9月22日
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報道発表資料
横須賀美術館では、美術館活動の周知、及び商店街と地域の活性化のために衣笠商店街(衣笠仲通り商店街協同組合 理事長:木継芳孝、以下「衣笠商店街」)と協働し、空き店舗を会場としてパネル展を開催します。本事業は、横須賀美術館と衣笠商店街が初めてコラボした事業であり、アートの力で地域の活性化に貢献できればと企画いたしました。
会場では、今年、生誕100年を迎えた谷内六郎作品のパネル展示を行うとともに、作品で描かれている街並みに似た1960年代の衣笠商店街の写真が併せて展示され、谷内作品の昔懐かしい情景とともに、写真から実際の生活の息吹が感じられる内容となっています。
この展示は、夏休み期間の8月18日、19日に、横須賀美術館の学芸員が衣笠小学校5、6年生有志を対象に衣笠商店街で開催したワークショップ「こっちの街とあっちの街 衣笠商店街と谷内六郎〈週刊新潮表紙絵〉」の成果展示でもあります。
ワークショップでは、1964年に撮影された写真を見ながら、地元の方から当時の衣笠の様子について話を聞くとともに、同時代に描かれた谷内六郎《週刊新潮 表紙絵》の中に、当時の衣笠商店街と共通する部分を見つけていきました。会場に展示されている写真や作品は、参加した児童が自ら選んだものです。また、それぞれに付けられた紹介文には、活動をとおして子どもたちが知ったことや考えたことが記されています。
衣笠商店街が所有する写真や美術館が所蔵する作品には、作品そのものが持っている目に見えるモノとしての価値と、目には見えないけど事実や知識など、情報を伝えるツールとしての価値があることを、子どもたちが考える機会としました。
美術館と商店街、学校が連携した事業の成果をぜひご覧ください。
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