総合案内 > 市政情報 > 広報・広聴 > ニュースリリース > 報道発表一覧 > 報道発表資料一覧(2022年2月) > 認知症当事者と介護者を対象とした美術鑑賞プログラム「アートリップ」の実施について(2022年2月8日)
更新日:2022年2月8日
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報道発表資料
横須賀美術館では、2月14日(月曜日)に認知症当事者と介護者を対象とした美術鑑賞プログラム「アートリップ」のデモンストレーション及びレクチャーを初めて行います。
アートリップとは、認知症当事者と家族、介護者が一緒にアートを見つめて、気づいたこと、感じたことを自由に話し合うプログラムのことです。
絵画など美術作品を観て、一つの気づき、質問、会話から認知症の方が自ら話を始め、介護者、家族が想像もしなかった活き活きとした姿を認知症当事者が見せることもあります。多様な表現を持つ美術作品との出会いや美術作品を用いた対話型コミュニケーションは、脳に刺激を与え、創造性を豊かにし、コミュニケーションの能力を高める効果があると言われています。
アートリップは、グループで美術作品を観て、進行役のアートコンダクターの質問に答えながら、参加者が感じたこと、思ったことを自由に発言、共有する「対話型アートプログラム」であり、認知症の方と家族、介護者が対等に参加しコミュニケーションを深めていきます。対象となる絵画等の美術作品は、サイズが大きくて色彩がはっきりしている作品が向いていると言われています。
令和4年(2022年)2月14日(月曜日)14時から16時
横須賀美術館ワークショップ室及び地階所蔵品展示室
横須賀美術館
一般社団法人アーツライブ 林 容子代表理事
【一部】14時00分から15時00分 地階所蔵品展示室 認知症当事者を対象としたデモンストレーション
【二部】15時15分から16時00分 ワークショップ室 講義「美術館×認知症×アートリップの概要と効果」
【一部】認知症当事者4名、介護者3名、学芸員等5名
【二部】認知症当事者1名、一般4名(認知症カフェ関係者等)、学芸員等5名
クリニックなどが運営する認知症カフェが市内には10か所以上あり、認知症当事者や家族、地域の人が交流する場になっています。利用料は、多くの場合100円程度です。
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