更新日:2016年3月3日
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Child-Pugh(チャイルド・ピュー)分類において、分類Cの場合にのみ認定の対象となっていましたが、これを分類Bにも拡大します。
肝臓機能の状態を示す血液検査の数値(血清アルブミン値、プロトロンビン時間、血清総ビリルビン値)を用いて重症度の判断材料の一つとしていましたが、この数値基準を緩和し、また、血液検査以外の臨床症状(肝性脳症、腹水)を判断の際の重要な指標として用いることになりました。
分類Bの状態にある方は、肝臓機能に改善の可能性があるため、分類Bで障害認定を受けた方については、1年以上5年以内に再認定を実施します。
呼吸器機能障害の審査に用いる診断書の様式を改正します。
認定基準そのものに変更はありませんが、呼吸器機能の状態を示す指標(ものさし)を変更し、より実態に即した記載ができるようになりました。
なおこれらの見直しは、平成28年4月以降に医師が作成する診断書・意見書について適用されます。
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