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更新日:2017年2月27日
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マイワイ「横須賀市博物館所蔵」 鴨居の風景 漁具 |
〔開催日程:昭和57年4月25日~6月9日〕 昭和57年に浦賀公民館(現・浦賀コミュニティセンター)の分館として「浦賀文化センター」(現・浦賀コミュニティセンター分館)が開館しました。 第1回特別展は開館記念として、―海つきの村・鴨居の漁具とその生活―というテーマのもとに開催いたしました。 百数十点の漁撈用具コレクションの展示は、海に生きた人々の生きざまを理解するうえでまたとない機会となりました。 江戸湾(今の東京湾)をとりまく村々は城下町・江戸の発達にともない、しだいに江戸の町とのつながりを強めていきます。大消費地・江戸を控え、鴨居周辺の村々は、それぞれに適合した産物を供給するようになっていきました。 鴨居地域にある脇方、北方、宮原、東、腰越、三軒谷の6つの村では漁業を中心に生業としていました。これらの村々は海に面しているところから「海つきの村」、住む人々は「浜もん」と呼ばれていました。 鴨居でとれるタイを「江戸前のタイ」、タコを「三浦ダコ」といい、江戸の町で珍重されたのも、それだけ新鮮で美味であったからにちがいありません。また鴨居の漁業が大江戸の台所を支えたことも、村人たちの努力によるものであり、海つきの村・鴨居の漁業は長い歴史と伝統につちかわれてきたものだといえます。 この特別展では、「海つきの村・鴨居の漁具とその生活」、「大漁を祝う」、「早くて機能的だった鴨居船」、「漁具をつくる」、「海つきの村の信仰・禁忌」、「海つきの村の郷土芸能」という6つのテーマにより、それぞれの視点からの展観が行われました。 |
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