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更新日:2018年7月4日

ページID:67416

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絵図で解く浦賀奉行所の謎

第24回特別企画展ポスター

ギャラリートークの様子

特別展示「中島三郎助の刀」

【開催期間:平成29年10月28日~11月5日】

 

浦賀奉行所は、2020年に開設300周年の節目の年を迎えます。浦賀奉行所の歴史の謎を、絵図をもとに解き明かす展示を行いました。

徳川幕府は、江戸を守るため、箱根などの「陸の関所」とともに、走水、三崎、伊豆の下田に船改めを行う「海の関所」を設けました。しかし、元禄9年(1696年)走水と三崎の船番所が廃止されると、船改めはもっぱら下田で行うこととなります。太平の世となり、経済活動が活発になると、西国より江戸へ向かう廻船が増え、下田では江戸へ入る廻船のすべてを把握することができず、下田奉行所に代わる船番所探しが始まります。そのような時代背景のもと、享保5年(1720年)、下田から浦賀へ奉行所が移転されることとなります。幕末となり船改めや海難救助のみならず、異国船の度重なる来航から江戸を防備するための最前線へとその重要性が増すに従って組織も大きくなり、奉行所の増改築が行われていきます。

今回の展示は、現存する4枚の浦賀奉行所の建て方絵図を中心に、開設の経緯や浦賀奉行所にまつわる歴史の謎を紐解く展示を行いました。また、山本詔一氏による基調講演、ギャラリートーク(5回)、さらに浦賀奉行所の与力中島三郎助が異国船防備での活躍により奉行太田運八郎より拝領した刀の特別公開を行い、多くの方にご来場いただきました。

 

  • 謎1、なぜ下田から浦賀へ移転したのか?
  • 謎2、なぜ川間に奉行所が建てられたか?
  • 謎3、奉行所の増築はどのように行われたか?
  • 謎4、幕末に奥向きの増築は実施されたか?
  • 謎5、明治維新後に跡地はどうなったか?

 

関係資料一覧(PDF:83KB)

 

お問い合わせ

民生局地域支援部浦賀行政センター

〒239-0822 横須賀市浦賀5丁目1番2号 

電話番号:046-841-4155

ファクス:046-842-7511

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