更新日:2020年7月6日
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~ひきこもっているあなたへ・ひきこもっている方を持つ家族の方へ~
「ひきこもり」とはさまざまな要因によって社会的な参加の場面がせばまり、自宅以外での生活の場が長期にわたって失われている状態のことをさします。
その中で、精神障害が原因と考えにくいものを「社会的ひきこもり」と呼びます。
※統合失調症、うつ病、強迫性障害、パニック障害などの精神の病気や障害が原因でひきこもる場合があります。
その場合は、病気や障害の治療が優先されます。
ひきこもっている人のこころの中は・・・
「私だって、好きでひきこもっているのではありません。」
「今の生活が楽しい訳ではありません。毎日葛藤しています。でも、学校(会社)へは行けません。」
「家族からは『なまけ病だ。』『「頑張りが足りない。』と言われます。だから家にいるのもつらい。」
「今まで、学校を卒業し仕事を転々としましたが、長続きしません。」
「職場でいじめにあってから、対人恐怖を感じてしまいます。それ以降、全く仕事をしていません。」
「コンビニの買物は出来ます。現状から、脱出出来なくて苦しんでいます。」
悩んでいるのはあなただけではありません。
一説では、全国に数十万人あるいは100万人ともいわれています。
ご家族のこころの中は・・・
「息子(娘)は、仕事もろくにしないで、自分の部屋にひきこもっています。それを注意すると『ウルせー、人の気持ちもわからないクセに』といって反抗します。」
「最近は、怖いから『触らぬ神にたたりなし』で腫れ物にさわる思いです。」
「小さい頃から良い子だったのに、何でこんなになってしまったのか?」
悩んでいるのは、あなたの家族だけではありません。
家族だけでは、なかなか解決できないことを、保健所に相談することで多少希望が見えるかもしれません。
保健所・こども家庭支援課に御相談下さい。
秘密はもちろん守られますし、名前や会社名(学校名)も言わなくても大丈夫です。
電話がしづらい場合は、メールによる相談も受け付けています。
参考資料1:保健所で実施しているひきこもり支援事業の案内チラシ(PDF:351KB)
参考資料2:横須賀市のひきこもりに関する相談窓口の案内チラシ(PDF:306KB)
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