大阪市北区で発生した火災を受けた緊急立入検査の実施について（2021年12月20日）

令和3年12月17日、大阪市北区で発生したビル火災において、死者24名、負傷者4名（12月20日現在）が発生した状況に鑑み、当局管内における類似建物について消防法第4条に基づく緊急立入検査を一斉に実施します。また、本火災においては、ガソリンによる放火が疑われていることから、ガソリンスタンドへの注意喚起を行います。

1.立入検査を実施する建物及び重点事項

（1)消防法施行令第4条の2の2第2号に該当し設置する階段が屋内階段1系統のみで、3階以上の階及び地階に不特定多数の者が出入りする建物（対象数：152棟）を対象に立入検査を実施します。

（2)大阪市の火災の状況に鑑み、重点事項は次のとおりです。

ア　避難経路（階段、通路等）の維持管理状況

イ　防火戸の閉鎖支障となる物件の状況

ウ　防火管理状況等

2.ガソリンスタンドへの注意喚起

管轄地域のガソリンスタンド（対象物：45施設）へ次の注意喚起を実施します。

（1）ガソリンを携行缶により販売する際の本人確認の徹底

（2）ガソリン販売記録作成の徹底

3.実施期間

令和3年12月21日（火曜日）から順次実施

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