広報よこすか10月1号
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(3) 身近な地域で交流や仲間づくりができる場です。 子育て中の親子を対象としたサロン、高齢の人が集まるサロン、男性中心や世代間交流、地域の誰でも参加できるサロンなどさまざまな活動内容があります。サロンの運営は、社会福祉推進委員、民生委員・児童委員、町内会・自治会役員、ボランティアなどが中心となっている他、参加者自身が運営しているサロンもあります。 集まりを通した参加者同士の情報交換が、地域の課題を発見、共有するきっかけにもなっています。■親子サロンおっぱま 保育園や幼稚園に通う前の子どもとその保護者を対象とするサロンです。 全員で体操やゲームをする他、参加者同士が自由にコミュニケーションを取る時間もあり、親子の息抜きや子育ての仲間づくりに役立っています。 サロンを始めて10年。現在のサロンのリーダー・景山さんは、主任児童委員の経験者です。当初10人程度だった参加者は、今では多いときで200人くらいになります。理由は、大きなマンションが次々と建ち、若い世代を中心に住民が増えたこと。 自分から進んで行動し、より良い社会づくりに参画して喜びを得られるのが、ボランティア活動です。 ただし、ボランティア活動は善意の押し付けになってはいけません。次のような心構えが必要です。 活動に興味のある人は、ボランティアセンターにお声掛けください。ボランティアセンターは、市社会福祉協議会と、各地区社会福祉協議会(よこすか海辺ニュータウン地区を除く)にあります。 そして長く続けるためには、楽しんで活動することが大切です。 引っ越しでこの土地に初めて住む人にとって、知り合いづくりや地域に解け込む良い機会になっています。 主催は追浜地区社会福祉協議会ですが、運営スタッフには民生委員・児童委員や社会福祉推進委員、ボランティアなど22人が登録しています。中でも社会福祉推進委員は、全体の様子を見たり保護者の話を聞いたり、知恵袋的な存在です。 過去にサロンに参加していた保護者が、子どもの成長後、ボランティアスタッフになったこともあります。 支えられる立場から支える立場へ。こうした助け合いが、住みよい地域をつくっています。 ふれあいサロンは「気軽に・無理なく・楽しく・自由に」の四つが特徴です。活動プログラムは主催者・支援者が一方的に提供するのではなく、参加者と一緒につくっていくスタイルを大切にしています。 各地域のサロン活動状況は、市社会福祉協議会にお問い合わせください。地域の福祉活動 自力で食事の支度をすることが難しい一人暮らしの高齢者(65歳以上)や、高齢者だけの世帯などに夕食のお弁当を届けます。「ふれあいお弁当」は、健康的な食事の提供とともに、お弁当を届ける配食協力員による見守り活動や、地域住民の相互交流に役立っています。 お弁当は、管理栄養士のいる市内12カ所の高齢者福祉施設や病院で調理され、民生委員や社会福祉推進委員、地域のボランティアの協力により届けられています。▼ふれあいお弁当を利用できる人=食事の支度が困難な一人暮らしの65歳以上や、65歳以上のみの世帯の人など▼利用料金=1食500円▽配食は夕食のみ週4日まで(土・日曜日、祝・休日を除く)。区域の担当民生委員を通じてお申し込みください。■お弁当利用者の声 「病気をきっかけに利用を始めました。体調が悪く動けなかったときに配食があり、配食協力員が救急車を呼んでくれたことがあります」■配食協力員の声 「おなじみの人に届けるため、利用者の声でその日の調子が分かります」担高齢福祉課☎(822)8255ふれあいお弁当民生委員・児童委員▽ 地区社会福祉協議会、社会福祉推進委員、ふれあいサロン、ボランティアセンター =市社会福祉協議会☎(821)1301▽ ふれあいお弁当=高齢福祉課☎(822)8255▽ その他=福祉総務課☎(822)8245本紙がパソコンでご覧になれます。画面の拡大・縮小が自由自在です。Webブック版広報紙http://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/0120/web-book/index.html特集平成25年(2013年)10月1日 地域の福祉活動を支える民生委員は、生活上の相談に乗ったり、市役所へ相談するときのパイプ役になったりします。全ての民生委員が児童委員も兼ねていて、子どもたちを見守り、子育てに関する活動に協力しています。 民生委員は、町内会・自治会から推薦され、審査手続きを経て厚生労働大臣から委嘱されます。ことしの12月に一斉改選があります。市社会福祉協議会をPRしています。問い合わせ先 それぞれの地域で、民生委員、社会福祉推進委員、ボランティアや町内会・自治会、地区社会福祉協議会が協力して活動に取り組んでいます。お弁当と共に安心もお届けします味付けや栄養を考えたお弁当お変わりありませんか、ふれあいお弁当ですふれあいサロンみんなそろって親子で体操横須賀の頭文字Yがモチーフ。耳には、温かさのハートと、福祉のまちづくりの広がりをイメージした膨らむ円が描かれています。姿仕事あなたの力をボランティアに生かしませんか市社会福祉協議会のマスコット●プロフィ~ル●名前福祉とハッピーをあわせて「フッピー」です。 「民生委員は、地域の人が困ったときに頼られる存在です。大変なところもありますが、家族をはじめ、周囲の多くの人に支えられています。持ちつ持たれつで、辞めたいと思ったことはありません」浦賀地区の民生委員遠藤博子さん□ 約束を守る□ 相手の立場になって考える□ 無理をしない□ 安全に配慮する□ 秘密を守る□ 家族の理解を得る
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