いつまでも慣れ親しんだまちで
家族や友人、仲間たちといきいきと暮らしていくために
平成22年9月15日(水曜日)~平成22年9月21日(火曜日)は老人習慣
住み慣れたまちで、いきいきとした老後を送りたい。家族や親しい友人、仲間たちと楽しく語らいたい。皆さんこのように望まれるのではないでしょうか。
そのためには、皆さんが健康であること、そして多くの人たちと触れ合える場が必要です。
市では、高齢者の皆さんが住み慣れたまちで、健康で生きがいのある生活を送っていただけるよう、さまざまな取り組みをおこなっています。
今回は、元気でいきいきとした高齢者の皆さんの活動をご紹介します。
まなびで暮らしに潤いを
高齢者生きがい講座
老人福祉センター・老人憩いの家で高齢者生きがい講座を開催しています。カラオケ、太極拳、フラダンス、陶芸などさまざまな講座を用意しています。
対象は60歳以上の人で、教材費を自己負担していただく講座もあります。講座の募集は、広報よこすかお知らせ版などでお知らせしています。詳しくは、お近くの老人福祉センター・老人憩いの家へお問い合わせください。
船越老人福祉センターで開かれた健康体操・自彊術の教室に伺いました。皆さん講師の話や動作に注目し、楽しみながらも真剣に体を動かしていました。
自彊術は、大正5年に日本最初の健康体操と治療術として創案されました。31の動作を順番に行うことで、身体可動の極限まで動かす全身運動です。
「自彊術は、年齢相応に無理なく自分なりにできるのがいいですね」「先生の教え方がていねいで分かりやすいし、教室の皆さんの雰囲気もとってもいいです。あっというまに時間が過ぎてしまいました」。皆さんとても満足そうでした。
「夫と来てみたいですね。そうしたら家で二人でできますから」「家でもできるので、この自彊術の出来具合で、その日の体の調子が分かります」。家庭でも簡単にできるので継続しやすく、また、教室に集まると皆さんと一緒に楽しい雰囲気の中で体を動かせます。
お問い合わせ
【保健所健康づくり課】
電話(046)824-7561
地域で楽しく仲間づくり
老人クラブ
老人クラブは、同じ地域に住む60歳以上の人で組織を作り、地域に応じたさまざまな活動を行うクラブです。老人クラブでは、スポーツや娯楽などを通じて、生きがいや健康増進のための場づくりを進めています。クラブの活動は、同じ趣味の人と知り合ったり、一緒になって楽しめる場を見つけたりするきっかけにもなっています。
市では、30人以上の老人クラブに運営費を補助するほか、新たに老人クラブを結成したときにも補助金を交付して支援しています。一人でも多くの高齢者が参加できるように、さらに新しいクラブの結成を呼び掛けています。60歳以上の皆さんの参加をお待ちしています。
お問い合わせ
【保健所健康づくり課】
電話(046)824-7561
元気に活動中!
- 教養講座
- カラオケ、踊り、囲碁、将棋、茶道、絵画、書道など
- 社会奉仕
- 町内清掃、ひとり暮らし高齢者訪問、児童 見守り 活動など
- 健康づくり
- ゲートボール、各種スポーツ、健康相談・講演会など
地域の憩いとふれあいの場
高齢者生きがいの家
高齢者生きがいの家は、60歳以上の人が10人以上集まり、町内会館などを利用して週1回以上実益を伴った作業活動をするグループです。市では、生きがいの家の運営に補助金を交付して支援しています。
池上会館で開かれた「あけぼの会」に伺いました。この日は95歳の会員を筆頭に約50人が集まり、和気あいあいとそれぞれの得意な作業をしていました。
町内会で寄付を募って集めた毛糸や着物などを使って品物を作り、ねん1回開くバザーで販売します。売り上げは会の運営費に充てています。「自分が作ったものを買って使ってもらえるの
がうれしい」と、地域の皆さんに喜んでもらえることに生きがいを感じているようです。
もう一つのお楽しみはスタッフが用意してくれる昼食(会費制)。ひとり暮らしの会員も多いため「みんなで食べる食事はおいしい」と皆さん声をそろえます。
「みんなとお話しできることが一番楽しい」「周りの人が支えてくれるので安心して楽しめます」「お休みした人がいると心配になります」。皆さんにとって、地域の人とのつながりが持てる大切な場になっています。
お問い合わせ
【保健所健康づくり課】
電話(046)824-7561
高齢者パワーで地域貢献
子ども 見守り 隊
危険や犯罪から子どもたちを守るために、登下校の時間に合わせてパトロール活動をしている「子ども 見守り 隊」。この見守り活動に、市内の各地域で多くの高齢者の皆さんが活躍しています。
吉井 町内会 会長の山口さんにお話を伺いました。同町内会の 子ども 見守り 隊 では、専用の帽子やブルゾンなどを身に着けて朝夕、危険な交差点、人通りの少ない通学路などに立ち、子どもたちの安全を見守っています。
「見守り活動には高齢者の力が欠かせません」と山口さん。日々のふれあいの中で、最初はあいさつができない子どももいましたが、今では子どもたちの方から「おはようございます」などと元気にあいさつしてくれるようになったそうです。見守り 隊 の皆さんは「自分たちにできることで子どもたちの支えになれる」と充実感を得ているようです。
また 見守り 隊 の皆さんが学校行事に招待されるなど、地域の中での世代を超えた交流の輪がさらに広がっています。
おいしさと安心をお届けします
ふれあいお弁当
市では、食生活の安定や安否の確認・見守り、地域の交流を目的として、高齢者に夕食をお届けする「ふれあいお弁当」を実施しています。対象はひとり暮らしや高齢者のみの世帯で、食事づくりができない65歳以上の人です。利用料は1食につき500円です。
毎週4回、栄養バランスを考慮した夕食をお届けします。お弁当の調理は市内の福祉施設などが担当しています。
「こんにちは。お変わりありませんか」の声掛けとともに、各地区社会福祉協議会の配食協力員が民生委員や町内会などと連携して配達しています。
詳しくは、お住まいの区域の民生委員にご相談ください。担当の民生委員が分からないときは、長寿社会課へお問い合わせください。
お問い合わせ
【長寿社会課】
電話(046)822-8255
住み慣れたまちでの生活を支援します
地域包括支援センター
地域包括支援センターは、高齢者が住み慣れた地域で安心して生活していけるよう支援する地域の拠点です。保健師、社会福祉士、主任ケアマネジャーなどの専門職が、高齢者やその家族の相談を受けるほか、介護予防のためのケアマネジメントなどをしています。健康や生活の心配事など、お気軽にお住まいの地域のセンターをご利用ください。
市内には以下の14カ所があります。担当の施設が分からないときは、長寿社会課へお問い合わせください。
- 施設名:追浜地域包括支援センター
- 電話(046)865-5450
- 施設名:田浦・逸見地域包括支援センター
- 電話(046)861-9793
- 施設名:本庁第一地域包括支援センター
- 電話(046)828-3830
- 施設名:本庁第二地域包括支援センター
- 電話(046)824-3253
- 施設名:衣笠第一地域包括支援センター
- 電話(046)851-1963
- 施設名:衣笠第二地域包括支援センター
- 電話(046)838-4774
- 施設名:大津地域包括支援センター
- 電話(046)842-1082
- 施設名:浦賀・久里浜第一地域包括支援センター
- 電話(046)846-5160
- 施設名:浦賀・久里浜第二地域包括支援センター
- 電話(046)843-3112
- 施設名:浦賀・久里浜第三地域包括支援センター
- 電話(046)849-1772
- 施設名:北下浦地域包括支援センター
- 電話(046)839-2606
- 施設名:西第一地域包括支援センター
- 電話(046)857-9939
- 施設名:西第二地域包括支援センター
- 電話(046)857-6604
- 施設名:横須賀市地域包括支援センター
- 電話(046)822-9613
お問い合わせ
【長寿社会課】
電話(046)822-9613