災害時に地域で助け合う仕組みづくり

　災害時に自らを守ることが困難な高齢者や障害者などを「災害時要援護者」といいます。
　近年の災害では、災害時要援護者の被災が増えています。

地域の助け合いが大切

　大きな災害が発生した直後は、行政の災害対応には一定の限界があります。このようなとき、災害時要援護者の人たちが速く安全に避難などをするためには、地域の助け合いによる支援が欠かせません。
　市では、共助の仕組みづくりを進めるため、「災害時要援護者支援プラン」を策定しました。

災害時要援護者支援プランとは

　このプランは、地域の人たちが普段から災害時要援護者の支援に必要な情報を共有し、いざというときに備えるためのものです。
　具体的には、市は、支援の対象となる本人の同意を得て、その人たちの情報を町内会・自治会を中心とした地域の支援組織に提供します。
　地域の支援組織は、提供された情報を基に対象者を訪問して、身体の状態や支援方法などを確認し、災害時の支援担当者などをあらかじめ決めておきます。支援担当者は日ごろから交流を心掛け、災害発生時には、災害時要援護者への情報提供や安否確認など、安全確保のために必要な活動をします。

取り組みを進めています

　現在、市では各地域の支援組織に、災害時要援護者の情報を掲載した名簿を提供しています。この名簿を活用して、各地域で実情に応じた取り組みを進めていただくようお願いします。

お問い合わせ

【危機管理課】
電話(046)822-9708