更新日：2022年9月20日
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横須賀市議会
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横須賀市子どもの権利を守る条例の制定について(2022年3月24日記者会見)
子どもも一人の人間として様々な権利を有し、一人一人の個性が尊重されることは当然のことです。国連においても、児童の権利に関する条約が採択され、我が国においても批准されています。しかしながら、現実には、様々な差別が存在し、子どもは、体も心も未熟であるとして、本来、人間として有する自由な生き方、意思の表現が抑えられてしまう場合があります。さらに、我が国では昨今、子どもへの虐待が深刻な社会問題となっています。
子どもが、保護者の愛情のもとに育まれ、地域や学校など多くの関わりの中で人間として成長していく。この条例は、それを見守り、支えるために、子どもの権利を明記し、子どもに関わる大人や組織が果たす役割を定め、全ての市民がそれを実践するための指針となるべきものです。
全ての子どもは、その子どもにとって最も望ましい生き方が尊重されなくてはなりません。未来を担う子どもたちの健やかな成長が、全ての市民に幸せをもたらし、海や緑など自然に恵まれた本市が、さらにより良いまちになるため、横須賀市子どもの権利を守る条例を制定いたしました。
条例の特徴
- 正しく認識されていない子どもの権利を明確にし、子どもを取り巻く大人たちの責務を明確にするため、子どもの権利及び子どもに関する施策の基本となる事項等について条例に規定
- 条例の協議において、弁護士等有識者、児童養護施設の視察等を実施。また懇談会を開催し市民意見を聴取
- 課題選定から条例案策定まで議会全体で取り組んだ条例
条例制定日
令和4年(2022年)3月24日
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