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更新日:2026年6月10日
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山城ガールむつみのちょっと誰かに話したくなる三浦一族(2026年6月)

読んだらきっと誰かに話したくなる。
そんな三浦一族の知られざる逸話や見どころを山城ガールむつみが分かりやすくお届けします。
馴染みのある場所が、もしかしたら三浦一族ゆかりの場所かも。
横須賀のルーツ「三浦一族」を探す歴史の旅へ一緒に出かけてみませんか。
第3回 三浦一族の脱走劇~水軍拠点「怒田(ぬた)城」~
『平家物語』によれば、衣笠城に攻め寄せた平家軍は3000騎、対する三浦方はわずか300騎と、その差なんと10倍。大手からは河越重頼・江戸重長、搦手(からめて)からは畠山重忠といった名だたる武将が迫り、三浦方は東木戸口を三浦義澄、佐原義連、西木戸口を和田義盛、中の陣を大多和義勝らが守り戦ったと伝わります。しかし奮戦むなしく、衣笠城は落城寸前となり、棟梁の三浦大介義明を残して一族は夜の闇に紛れて脱出。そして、舟で安房へ渡り、源頼朝との合流を果たしました。このとき、一族が舟に乗り込んだと伝わるのが怒田城です。現在の「舟倉」の丘陵に築かれた怒田城は、かつては海に面し、その地名からも連想できるように、三浦一族の舟溜まりだったと伝えられています。怒田城の本丸に立つと、今は住宅地が広がる風景の中に、安房へ漕ぎ出していく三浦一族の姿がふと浮かぶようです。

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