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よこすかチャンネル > 1ch 市長の部屋 > 【横須賀市長】新春のご挨拶

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1ch【横須賀市長】新春のご挨拶

公開日

令和3年1月4日

概要

皆さん、新年あけましておめでとうございます。
横須賀市長の上地克明です。
穏やかに新年を迎えられたことと拝察し、まずはお喜び申し上げます。
挨拶に先立ちまして、一言、お伝えしたいことがございます。それはこの年末年始の間、昼夜問わず、医療体制の維持に最前線でご尽力いただいたすべての方々に対し、心からの御礼を申し上げることです。
こうして私たちが穏やかな新年を迎えることができたのは、医療・保健・福祉関係に従事される皆様の、筆舌に尽くせぬご尽力があったからでこそであります。改めまして市を代表し、衷心より感謝を申し上げる次第です。
本当にありがとうございました。
さて、昨年を振り返りますと、世界がコロナで明け、コロナに暮れた一年でした。このような年になるとはだれが想像できたでしょうか。
未知のウイルスによって、初めてオリンピックが延期になり、わが国でも戦後七十五年にして、初の緊急事態宣言が発出されました。何もかもが手探り状態の日々ではありましたが、医師会をはじめ数多くの関係機関のご理解とご協力のもと、可能な限りの医療体制を築いてくることができました。
現時点でも、先行きがなかなか見通せない状況が続いておりますが、すでに国内でもワクチンの治験が始まっています。ワクチンが接種可能となった暁には、可能な限り早く、そして安全かつ確実に接種していただけるよう、横須賀市では万全の準備を進めているところです。一日も早くこのコロナ禍を克服し、日常を取り戻すことができるよう、引き続き全力を尽くしてまいる所存でありますので、今後とも変わらぬお力添えを、何卒、お願いいたします。
明るい話題が少なかった昨年ですが、年末にうれしい出来事がありました。
住友重機械工業株式会社さんより、浦賀レンガドックを含めその周辺部分をご寄附いただけることになりました。言うまでもなく浦賀ドックは、日本はもとより、世界の経済発展に大きく貢献してきたものです。特にレンガドックは単に歴史遺産ではなく、往時の姿そのままに、現在でも本物の迫力、魅力で見る者を圧倒します。
今後の活用方法はこれからの検討となりますが、この貴重な財産を、海洋都市横須賀の象徴として、市民が愛し、全国に誇れるような施設としていきたいと考えています。
また、4月には、横須賀製鉄所の副首長であったティボディエの官舎をイメージ復元した、よこすか近代遺産ミュージアムティボディエ邸が完成する予定です。
昨年思うように果たせなかった横須賀市のプロモーション活動を再開させ、この施設をルートミュージアムの核として最大限活用し、横須賀を訪れる多くの方々に、その魅力を存分に味わっていただきたいと思っています。
このような明るい兆しが見え始めた中、私は今年の言葉に「希望」と「和合」を選びました。
昨年は、コロナで先行きが不透明な中、言いつくせぬ不安と分断に、世界中が覆われていました。
感染症は、いつの時代も人類の脅威でありましたが、幾度となくそれを克服してきました。きっと今年はこのコロナを見事に克服し、希望をもって、また新しい輝く未来へと、人類は歩みを進めることができるはずです。
そして「和合」とは、共に分け隔てなく親しみ合うことを意味します。人は一人では生きていくことができません。会いたくても会えないコロナ禍で、心と心のつながりは、これまで以上に大切にしなければならないのではと、その思いを強くした方も多かったことと思います。
今年が、変化や多様性を受け入れ、助け合い、そして分かち合える希望に満ちた社会、すなわち「誰も一人にさせないまち」を、皆さんと一緒に作っていける素晴らしい一年にしたいと、決意を新たにしております。
希望の光は見えてきていると思います。十年後、コロナで失ったことよりも、コロナで得たことの方が多かったと、そんな言葉がここ横須賀で交わされるよう、「希望」と「和合」を旗印に掲げ、この危機に全力で立ち向かっていきます。
結びに、皆さんにとって、令和3年が心躍る輝かしい一年となりますことを心からお祈りし、新年のご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。

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横須賀市小川町11番地 本館1号館3階<郵便物:「〒238-8550 秘書課」で届きます>

電話番号:046-822-8118

ファクス:046-824-2610

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