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更新日:2021年4月22日

ページID:79780

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報道発表資料

HDDのデータ抹消に関する実証実験の結果報告について(2021年4月22日)

横須賀adec

 

 

令和3年(2021年)4月22日

横須賀市
データ適正消去実行証明協議会(ADEC)

 

全国初、横須賀市が総務省ガイドラインに則った世界標準のデータ抹消を実証実験
ADECと共同で消去証跡と消去証明書による管理を実現

 

 

この度、神奈川県横須賀市(市長:上地克明)とデータ適正消去実行証明協議会(会長:荻原紀男、(株)豆蔵K2TOPホールディングス代表取締役社長、以下「ADEC」)は、純国産の消去証跡追跡管理システム(以下、ETTMS)を利用した情報資産の廃棄及びデータ抹消履歴管理の実証実験を令和3年3月15日から令和3年3月31日の間に実施しました。これにより横須賀市では全国の地方自治体に先駆けて総務省ガイドラインに整合した情報資産の廃棄時のデータ抹消処理を実現しました。

 

 

〇実証実験の目的
昨今、情報機器の廃棄時のデータ抹消処理の外部委託時に於ける情報漏洩リスクが問題となっておりました。特に地方自治体で使用されていた情報機器には重要な住民情報が含まれているものあり、総務省からこの課題への対応として「地方公共団体における情報セキュリティポリシーに関するガイドライン(令和2年12月28日改訂)」(以下「総務省ガイドライン」)が公開されました。

本ガイドラインでは、ADECが公開しているデータ消去技術ガイドブック(https://adec-cert.jp/guidebook/index.

html)を参照し、確実な情報機器の廃棄時には世界標準ともいえるNISTNational Institute of Standards and 

Tecnology:米国国立標準技術研究所)の発行した文書SP800-88Rev.1によって規定されたデータ抹消手法を選択することと、各処理の証跡を残す事が求められています。

横須賀市とADECでは、この総務省ガイドラインに則った運用体制の確認及びハイレベルな運用を行うことを目的にETTMS(略称エトムス)を活用した実証実験を行いました。

 

 

〇実証実験の内容
本実証実験では、ADECが提供するETTMSを活用し横須賀市役所内でマイナンバー利用事務系(住民情報が格納)に利用した情報資産を含む情報機器に対して、庁内と委託先業者にて情報の機密性に応じた、適切なソフトウェア(ADEC認証消去ソフト)を用いたデータ消去や物理的破壊等の複数の手法によるデータ抹消処理を行い、その処理工程の全てをETTMSで追跡し証跡確保を行いました。

 

 

〇実証実験の結果
HDD132台、LTO(磁気テープ)53本のデータ抹消について、庁内・庁外において総務省ガイドラインに例示された手法を実現できる運用体制を確認できました。また、データ抹消処理の履歴管理を全てETTMSで行い、市職員がリアルタイムで庁内及び委託先での作業進捗を把握できることが実証できました。これにより総務省ガイドラインに則ったデータ抹消と管理工数削減を同時に実現し、市が目指す職員による住民と対話する時間の創出が可能となります。

 

 

詳細は別紙をご確認ください。

ニュースリリース別紙(PDF:178KB)

 

 

〇本リリースに関するお問い合わせ先
横須賀市経営企画部デジタル・ガバメント推進室
TEL:046-822-8179

データ適正消去実行証明協議会(ADEC)
広報担当:大泉、鈴木
〒107-0052東京都港区赤坂1-3-6赤坂グレースビル(CSAJ内)
e-mail:kouhou@adec-cert.jpTEL:090-6654-6350

お問い合わせ

経営企画部デジタル・ガバメント推進室

横須賀市小川町11番地 本館1号館7階<郵便物:「〒238-8550 デジタル・ガバメント推進室」で届きます>

電話番号:046-822-8179

ファクス:046-822-9463

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