更新日:2025年5月19日
ページID:110900
ここから本文です。
市長記者会見資料
横須賀市は、(株)JMDCと連携し、ビッグデータを活用した先進的な健康支援の取り組みを実施します。データ解析だけでなく、その結果に基づいて保健師が実際に健康支援まで行う、全国で初めての取り組みです。
市では令和4年度から、地区担当保健師による全世代に向けたアウトリーチ型の保健活動を開始しています。しかし、より多くの市民に最適な支援を届けるためには、医療、介護、健診などのデータがバラバラに存在し、それらを効果的に分析するノウハウも不足しているという課題がありました。
そこで、2,000万人分もの健康ビッグデータとその解析技術を持つ国内トップクラスの企業、JMDCと連携し、課題の解決に取り組みます。
市が保有する健康関連データを個人単位で連結し、JMDCのAIを活用したビッグデータ解析に基づいて、将来、健康面で困難に直面する可能性が高い市民を抽出し、保健師が、その方に合った支援を実施します。支援内容も継続的にデータを蓄積・分析することで、より効果的な方法へと改善し続けます。これにより、市民の「健康寿命の延伸」、また医療費の削減、適正化につなげます。
これまでの方法では気づけなかった、糖尿病発症リスクが高い市民をAIを活用したビッグデータ解析により抽出し、保健指導を実施します。
令和8年度以降は、介護予防の観点から、要介護リスクの高い市民へのアプローチを予定しています。対象者を後期高齢者(75歳~)に広げることで、より多くの市民へ、データ分析に基づいた保健指導を届けます。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください