更新日:2025年10月9日
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市長記者会見資料
横須賀市では、これまでも福祉の総合相談窓口である「ほっとかん」の設置をはじめ、「福祉のLINE相談」など、人による相談体制の充実を図ってきました。
しかし、人による相談には「相談のハードルが高く気軽に利用しづらい」「相談可能な時間帯が限られ相談したい時に相談できない」「言語の壁があり相談できない」「混雑時にお待たせする場合がある」といった課題がありました。
このたび、これらの課題を解決し、より充実した相談体制を目指し、生成AI技術を活用した傾聴相談サービスの実証実験を開始いたします。傾聴型AI分野で高い技術力を持つ「ZIAI」社と連携協定を締結し、24時間365日いつでも相談可能な体制と、外国籍の方も母国語(英語)で相談できる多言語対応を実現してまいります。
なお、自治体における、AIを用いた傾聴相談の多言語対応は、全国初の試みとなります。
この実証実験により、より気軽に、いつでも相談できる入り口を整備し、必要に応じて職員によるサポートへとスムーズにつなげる仕組みを設けることで、その先の、すべての市民が孤立することなく、必要なサービスに繋がることできる、誰も一人にさせないまちの実現へとつなげていきます。
生成AIを活用した、悩み相談に特化した傾聴AIで、大きな特徴は4点です。
(1)24時間365日相談対応が可能
(2)臨床心理士、言語学者等が監修
(3)多言語(日本語・英語)での相談が可能
(4)必要に応じて実際の職員への連携機能
【福祉系の相談】
(1)福祉相談
(2)こころの相談
(3)子育てのなやみ相談
【児童、生徒向け相談】
教育相談
これに加え、横須賀市職員向けの職場の悩み相談等にも活用
(1)市民にとっての効果
・相談のハードルが下がり、気軽に悩みを話せる
・時間や場所を気にせず、必要な時にすぐ相談できる
・外国籍市民も言語の壁なく相談できる
(2)行政にとっての効果
・潜在的な相談ニーズの掘り起こし
・相談データの蓄積による市民ニーズの可視化
(3)社会的意義
・孤立防止と早期支援につながる新たな相談モデルの構築
・AI技術による公共サービスの質の向上
(1)株式会社ZIAI
サービス開発の主体
(2)横須賀市
・実証の実施及び関係機関との連絡調整
・実証結果のフィードバック
・これまでの生成AI活用の知見を活かしたサービス開発への協力
10月:福祉系の相談の実証の開始(市職員向けの職場の悩み相談の実証も開始)
11月:市内一部小中高校での実証開始
12月:実証の終了
株式会社ZIAIと横須賀市は「対話型傾聴AI開発に関する連携協定」を締結します。幅広い分野で、対話型AIを用いた市民サービス提供のために、連携して研究を行っていきます。
以下リンクもしくは二次元コードコードから相談ページにアクセスできます。
また、横須賀市LINE公式アカウントのリッチメニューからもアクセスできます。
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