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更新日:2025年10月9日

ページID:112893

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市長記者会見資料

民官連携でサービス開発
生成AIを活用した24時間365日の相談サービス

~時間も言語も気にせず相談。AIから人へ、つながる支援~

横須賀市では、これまでも福祉の総合相談窓口である「ほっとかん」の設置をはじめ、「福祉のLINE相談」など、人による相談体制の充実を図ってきました。
しかし、人による相談には「相談のハードルが高く気軽に利用しづらい」「相談可能な時間帯が限られ相談したい時に相談できない」「言語の壁があり相談できない」「混雑時にお待たせする場合がある」といった課題がありました。
このたび、これらの課題を解決し、より充実した相談体制を目指し、生成AI技術を活用した傾聴相談サービスの実証実験を開始いたします。傾聴型AI分野で高い技術力を持つ「ZIAI」社と連携協定を締結し、24時間365日いつでも相談可能な体制と、外国籍の方も母国語(英語)で相談できる多言語対応を実現してまいります。
なお、自治体における、AIを用いた傾聴相談の多言語対応は、全国初の試みとなります。
この実証実験により、より気軽に、いつでも相談できる入り口を整備し、必要に応じて職員によるサポートへとスムーズにつなげる仕組みを設けることで、その先の、すべての市民が孤立することなく、必要なサービスに繋がることできる、誰も一人にさせないまちの実現へとつなげていきます。

ZZAIbiPhone

1.傾聴相談AIの概要

生成AIを活用した、悩み相談に特化した傾聴AIで、大きな特徴は4点です。
(1)24時間365日相談対応が可能
(2)臨床心理士、言語学者等が監修
(3)多言語(日本語・英語)での相談が可能
(4)必要に応じて実際の職員への連携機能

2.対象となる相談サービス

【福祉系の相談】
(1)福祉相談
(2)こころの相談
(3)子育てのなやみ相談

【児童、生徒向け相談】
教育相談

これに加え、横須賀市職員向けの職場の悩み相談等にも活用

3.傾聴相談AI導入により想定される主な効果

(1)市民にとっての効果
・相談のハードルが下がり、気軽に悩みを話せる
・時間や場所を気にせず、必要な時にすぐ相談できる
・外国籍市民も言語の壁なく相談できる
(2)行政にとっての効果
・潜在的な相談ニーズの掘り起こし
・相談データの蓄積による市民ニーズの可視化
(3)社会的意義
・孤立防止と早期支援につながる新たな相談モデルの構築
・AI技術による公共サービスの質の向上

4.民官の役割分担

(1)株式会社ZIAI
サービス開発の主体

(2)横須賀市
・実証の実施及び関係機関との連絡調整
・実証結果のフィードバック
・これまでの生成AI活用の知見を活かしたサービス開発への協力

5.スケジュール(予定)

10月:福祉系の相談の実証の開始(市職員向けの職場の悩み相談の実証も開始)
11月:市内一部小中高校での実証開始
12月:実証の終了

6.今後の展開

株式会社ZIAIと横須賀市は「対話型傾聴AI開発に関する連携協定」を締結します。幅広い分野で、対話型AIを用いた市民サービス提供のために、連携して研究を行っていきます。

【福祉系の相談】アクセス方法

以下リンクもしくは二次元コードコードから相談ページにアクセスできます。

また、横須賀市LINE公式アカウントのリッチメニューからもアクセスできます。

ほっとAI相談(外部サイト)

QRコード  ラインリッチメニュー 公式LINE横須賀市LINEアカウント

 

お問い合わせ

経営企画部デジタル・ガバメント推進室

横須賀市小川町11番地 本館1号館7階<郵便物:「〒238-8550 デジタル・ガバメント推進室」で届きます>

電話番号:046-822-8130

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