閉じる

総合案内 > 市政情報 > 広報・広聴 > ニュースリリース > 報道発表一覧 > 報道発表資料一覧(2024年3月) > 人工芝のごみから新たなスポーツ用品を生成する事業「SHIBA-Up」の特別授業を実施しました

更新日:2024年3月8日

ページID:105772

ここから本文です。

報道発表資料

人工芝のごみから新たなスポーツ用品を生成する事業「SHIBA-Up」の特別授業を実施しました

 風景画像1

 一般社団法人F・マリノススポーツクラブ(代表理事:中山昭宏)とホームタウンである横須賀市(市長:上地克明)はタッグを組み、「地方創生応援税制(企業版ふるさと納税)」の仕組みを活用した横須賀市の「自然環境の保全・活用及び循環型社会推進事業」として、サッカーグラウンドなどで使用されている人工芝のごみを新たなスポーツ用品へとアップサイクルする事業「SHIBA-Up」に取り組んでいます。昨年度から取り組みを開始した事業で、今年度はマイクロプラスチックとしての海洋流出が問題視される人工芝片に加えて、通常はほぼ廃棄・埋め立てとなってしまう使用済人工芝をリサイクルし、原料に加えることでマーカーコーンを生成しましたので、お知らせいたします。

 昨年度は、そのままでは海に流出し海洋プラスチックごみとなってしまう人工芝ごみを横須賀市内のグラウンド等で収集しリサイクルを行いましたが、今年度は廃棄予定であったフットサルコートの使用済人工芝も活用し、スポーツの現場で活用できるマーカーコーンを2,000個生成しました。なお、使用済人工芝の再資源化工程においては、マテリアルリサイクルによるマーカーコーンへの原料化に加え、サーマルリサイクルによって固形燃料を作るなど、通常はほぼ廃棄・埋め立てとなってしまう使用済人工芝を最大限リサイクルしております。生成したマーカーコーンは横須賀市内教育機関に寄贈され、施設を利用する人々への意識啓発にもつなげていきます。

 また、「自然環境の保全・活用及び循環型社会啓発事業」として、海洋プラスチックごみに関する特別授業を横須賀市内小学校3校で実施しており、3月8日には横須賀市立神明小学校にて、特別授業とマーカーコーンの贈呈を行いました。

 これらの事業は粧美堂株式会社様、株式会社山一商事様などから横須賀市にいただいた寄附金を原資に、実施しています。また、事業の推進にあたっては、「ごみの自然界流出問題」の解決を目指す株式会社ピリカ様に協力を仰ぎ、人工芝のごみの収集からマーカーコーンの生成まで伴走していただいております。

 昨今深刻化している海洋ごみ、特にマイクロプラスチックにおいて、人工芝など陸由来のごみが多くの割合を占めていると言われています。(※)
人工芝サッカーグラウンドで多くの活動を行っているF・マリノススポーツクラブと、「海洋都市横須賀」を標榜し「海洋プラスチックごみ対策アクション宣言」を表明している横須賀市が共に取り組むことで、スポーツの現場から新しい形での循環型社会の実現を目指します。

(※)マイクロプラスチック等の流出実態調査2020年度版より抜粋(https://corp.pirika.org/public-survey-results/)

 

SHIBA-Up概要

リサイクルの流れ

 

 

お問い合わせ

文化スポーツ観光部スポーツ振興課 担当:高橋

横須賀市小川町11番地 本館1号館4階<郵便物:「〒238-8550 スポーツ振興課」で届きます>

電話番号:046-822-8491

内線:3030

ファクス:046-824-3277

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページは見つけやすかったですか?

このページは分かりやすかったですか?

このページは役に立ちましたか?