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更新日:2024年1月9日

ページID:105072

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報道発表資料

令和5年度 第4期谷内六郎〈週刊新潮 表紙絵〉展「ずっとともだち」の開催について

谷内六郎は、1956(昭和31)年に『週刊新潮』が創刊されたときから、1981(昭和56)年に本人が世を去るまでの四半世紀にわたり、約1300点にのぼる表紙絵を描きました。当館では1年に4回作品を入れ替え、さまざまな切り口から、谷内六郎の表紙絵の世界をご紹介しています。

今回の展示では、谷内六郎の作品に描かれた子どもたちの友情に注目しました。
谷内六郎の作品には、ほとんどの場合、子どもたちが登場します。谷内自身の家族構成を反映した、姉弟の組み合わせが典型的ですが、家族以外の友だち関係を描いたものもたくさんあります。彼らは、地域や学校での年中行事を通じてばかりでなく、毎日の放課後に寄り集まって行うさまざまな遊び、また、遊びともいえない、名づけようもない時間をともに過ごしながら、互いを知り、友情をはぐくんでいるようです。その中で気の合う者どうしは、やがて親友となるでしょう。
しかし、そんなかけがえのない友だちも、やがて時が来れば離れ離れとなり、それぞれの道を歩んでゆきます。友だちと別れる淋しさもまた、谷内作品を特徴づける魅力的なテーマのひとつといえるでしょう。子ども時代の友情を大人になっても続けられたら、素晴らしいことですが、実際にはなかなか難しいことではないでしょうか。谷内六郎の作品には、子ども時代にしか体験できないような、友だちと過ごす豊かな時間が描き留められています。

会期

令和6年(2024年)1月6日(土曜日)~3月31日(日曜日)
開館時間 10時~18時
*休館日 1月9日(火曜日)、2月5日(月曜日)、3月4日(月曜日)

会場

横須賀美術館・谷内六郎館(横須賀市鴨居4-1)

主催

横須賀美術館

観覧料

一般 380円、高校生・大学生・65歳以上 280円、中学生以下無料
*上記観覧料で所蔵品展および谷内六郎館がご覧になれます
*高校生(市内在住または在学に限る)は無料
*身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方と付添1名様は無料
*2月18日(日曜日)は無料観覧日(市政記念日(2月15日)直近の日曜日)

同時開催

企画展「第76回児童生徒造形作品展」
令和6年(2024年)1月11日(木曜日)~1月29日(月曜日)

企画展「日本の巨大ロボット群像 ー巨大ロボットアニメ、そのデザインと映像表現ー」
令和6年(2024年)2月10日(土曜日)~4月7日(日曜日)

第4期所蔵品展「特集:YOKOSUKA ART VALLEY HIRAKU 往古来今/見えない泉をさまよいさがす」
令和6年(2024年)1月6日(土曜日)~3月3日(日曜日)

 

雀も子供も寒い朝

谷内六郎《雀も子供も寒い朝》1963年 ©Michiko Taniuchi

 

お問い合わせ

文化スポーツ観光部美術館運営課

〒239-0813 横須賀市鴨居4丁目1番地 横須賀美術館 

電話番号:046-845-1211

ファクス:046-845-1215

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