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更新日:2024年6月18日

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報道発表資料

横須賀美術館 令和6年度第2期所蔵品展「特集:新恵美佐子 祈りの花」「特集:生誕100年 芥川紗織」の開催について

二人の女性作家の魅力を紹介

横須賀美術館では、年4回の所蔵品展を開催し、所蔵する日本の近現代の美術作品や、横須賀ゆかりの作家の作品などをご紹介しています。
今会期は、特集展示として、展示室4では「生誕100年 芥川紗織」、北側ギャラリーと展示室8で「新恵美佐子祈りの花」を開催いたします。

「特集:新恵美佐子 祈りの花」

横須賀市西部を拠点に、国内外で活躍する日本画家・新恵美佐子は、1998年にポーラ美術振興財団の在外研修員として渡印し、文化や人々との出会いから刺激を受け、独自のスタイルを構築しました。墨や顔料、アクリル絵具などの特性を活かした豊かで力強い作品は、新たな日本画の表現として評価を受け、2004年に「第2回 東山魁夷記念 日経日本画大賞」において入選を果たし、2005年には「第3回 トリエンナーレ豊橋 星野眞吾賞」において星野眞吾賞(大賞)を受賞しています。
本特集では、新作を含め、生命の深遠を感じさせる大作の数々を吹抜が特徴的な大空間で紹介します。

新恵美佐子《揺籃》2011年 作家蔵

新恵美佐子《揺籃》2011年 作家蔵

「特集:生誕100年 芥川紗織」

1950年代に活躍し、前衛的な染色の作品で知られる女性画家の先駆者・芥川紗織は、大胆でユニークな画題を鮮やかな染色で表現し、一躍脚光を浴びました。大学時代は声楽を学び、染色や油彩をほぼ独学で描き始めます。独創的なスタイルを確立するも、渡米後に画風は一変し、2~3色の限られた色彩で、有機的なフォルムを組み合わせた抽象画へと移行します。新たな境地を開きますが、惜しくも41歳の若さでこの世を去ります。当時は数少なかった前衛絵画の女性画家として、芥川紗織の画業は1950年代美術の見直しや女性画家の研究の深まりと共に徐々に知られるようになりました。
本特集では油彩、染色、パステル約30点と初めてスケッチブックをご紹介し、芥川紗織の作品の新たな魅力に触れていただこうとするものです。
なお、本特集展示は、芥川の生誕100年を記念し、芥川に再び光を当てる目的で各地の美術館がそれぞれの常設展やコレクション展の中で作品を公開するプロジェクト「Museum to Museums」の一環となります。

芥川(間所)紗織《神話より4》1956年 当館蔵

芥川(間所)紗織《神話より4》1956年 当館蔵

会期等

会期

令和6年(2024年)7月13日(土曜日)~10月20日(日曜日)
開館時間 10時~18時
*休館日 8月5日(月曜日)、9月2日(月曜日)、10月7日(月曜日)

会場

横須賀美術館 地階 所蔵品展示室(横須賀市鴨居4-1)

主催

横須賀美術館

観覧料

一般 380円、高校生・大学生・65歳以上 280円、中学生以下無料
*上記観覧料で所蔵品展および谷内六郎館がご覧になれます
*高校生(市内在住または在学に限る)は無料
*身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方と付添1名様は無料

同時開催

企画展「エドワード・ゴーリーを巡る旅」
令和6年(2024年)7月6日(土曜日)~9月1日(日曜日)

企画展「瑛九 ―まなざしのその先に―」
令和6年(2024年)9月14日(土曜日)~11月4日(月曜日・振替休日)

第2期 谷内六郎〈週刊新潮 表紙絵〉展「奏でる ―楽器の調べ―」
令和6年(2024年)7月13日(土曜日)~10月20日(日曜日)

 

 

お問い合わせ

文化スポーツ観光部美術館運営課

〒239-0813 横須賀市鴨居4丁目1番地 横須賀美術館 

電話番号:046-845-1211

ファクス:046-845-1215

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