更新日:2025年1月24日
ページID:109515
ここから本文です。
報道発表資料
横須賀市と和泉市は、自然災害、大規模災害及び不慮の事故等の発生時に、横須賀美術館および和泉市久保惣記念美術館の収蔵品保全について相互に協力するため、防災協力協定を締結しますのでお知らせいたします。
日時 令和7年(2025年)1月24日(金曜日)10時~10時30分
場所 横須賀市役所本庁舎 3階・市長応接室(横須賀市小川町11)
※和泉市久保惣記念美術館とは、Zoomミーティングで接続します。
相互に、災害時に、要請に応じて学芸員等職員を派遣し、下記の項目について支援します。
(1)被災状況調査の補助
(2)被災収蔵品に対する応急処置の補助
(3)前各号に定めるもののほか、収蔵品の保全のために緊急に必要な事項
両市は、全国基地協議会の構成員であり、横須賀市(上地克明市長)が会長、和泉市(辻宏康市長)が副会長に就任しています。
令和5年7月、全国基地協議会の会議が和泉市で開催された際に、上地克明市長が和泉市久保惣記念美術館を視察したことがきっかけとなり、「文化財防火デー(1月26日)」の時期にあわせ、このたびの防災協力協定を締結する運びとなりました。これは、同じく公立美術館である久保惣記念美術館と、関東と関西との遠隔地のメリットを生かした文化財レスキューなどをはじめとした協定であり、個々の美術館どうしでの防災協力協定は珍しいことです。
明治時代から和泉地域で綿業を営んでいた「久保惣」の代々の経営者が蒐集したコレクションと、美術館の建物。基金が和泉市に寄贈され、昭和57年に開館した和泉市立の美術館。日本と中国の絵画、書、工芸品など東洋古美術を中心に、国宝、重要文化財を含む約12,000点を所蔵しています。
昭和24年1月26日に、法隆寺(奈良県斑鳩町)の金堂が炎上し、壁画が焼損したこと、また、1月と2月が火災の発生しやすい時期であることから、文化庁では、毎年1月26日を文化財防火デーと定め、文化財防火、文化財愛護に関する意識の高揚を図っています。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください