更新日:2024年12月3日
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報道発表資料
本市における令和6年48週(11月25日から12月1日)の感染症発生動向調査で伝染性紅斑の定点当たりの報告数が2.00人(定点数/9か所、報告数18人)となりました。
流行発生警報基準値(定点当たり2.00人)に達したため流行発生警報を発令します。
※「定点医療機関」とは、流行状況を把握するため、感染症の発生件数を報告いただいている医療機関です。本市では9か所の小児医療機関が定点医療機関となっています。
週 | 第45週 | 第46週 | 第47週 | 第48週 |
期 間 |
11月4日 ~11月10日 |
11月11日 ~11月17日 |
11月18日 ~11月24日 |
11月25日 ~12月1日 |
全 国 | 0.36 | 0.56 | 0.51 | - |
神奈川県 | 0.98 | 1.44 | 1.38 | - |
横須賀市 | 1.11 | 0.78 | 0.44 |
2.00 |
(第48週の全国、神奈川県の数については木曜日に公表されます。)
伝染性紅斑とはヒトパルボウイルスB19によるウイルス感染症で、かぜ様症状で発症し、両頬がリンゴのように赤くなることから別名「リンゴ病」ともいわれます。主に就学前後の小児を中心に流行します。
約10日(4~20日)の潜伏期間の後、両頬に境界鮮明な赤い発しんが現れます。続いて体や手足に網目状の発しんが広がりますが、通常1週間程度で消失します。頬に発しんが出る7日から10日ほど前に感冒様症状がみられることがあります。妊娠中(特に妊娠初期)に感染した場合まれに胎児の異常(胎児水腫)や流産が生じることがあります。
特効薬やワクチンはなく、症状をやわらげる対症療法が中心となります。
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