くりはま花の国におけるフラワートレインの事故について（続報）（2022年4月26日）

フラワートレインの運営形態について

・指定管理業務として、公園施設管理許可により指定管理者が運営しています。
・園内のため運行に際しては免許は必要ありませんが、指定管理者では安全確保のために運転者には大型2種の免許の付帯を義務付けています。

フラワートレインの概要について

・定員は42名
・1両約5メートル、けん引車両1両＋乗客用車両3両
・スピードは時速10km以下を遵守しています。
・当日の乗員は、大人27名、小人3名、幼児数名（定員には含めない）です。

事故当時周辺の来園者について

・園路沿いの休憩スペースにベンチがあり、当時数人の来園者がいたと聞いております。

12年前の事故について

・平成22年9月26日にも同様の事故が起きています。
・当時と同じ場所、同じ車両でした。
・当時も事故原因が不明であったため、運行再開までに、下り坂前の一旦停止の追加、重りを載せての車両運行シミュレーション、事故箇所への車止めの設置追加などの安全対策を施したうえで、同年11月30日に運行を再開しました。

責任の所在について

・原因が不明であり、明確には言えませんが市の管理施設であるため、責任は市にもあると考えています。

運行前の点検について

・運転手の体調管理およびアルコールチェック、フラワートレインの運行前車両点検を毎日行っており異常はありませんでした。

今後の事故原因の調査について

・現在車両の整備状況を確認中です。
・人為的なミス、車両に不備がないとなると原因究明には時間がかかると思われます。
・原因が究明されなければ運行再開は行いません。

報道発表が月曜日になった理由について

・幸いにもお2人の怪我が軽く緊急搬送がなかったことや、公園は通常どおり運営していたこともあり、また指定管理者からの調査報告が上がってくるのを待ったため月曜日の報道発表となってしまいました。今後は早急な報道発表に努めてまいります。