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更新日:2022年4月21日

ページID:84607

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報道発表資料

市立学校水泳プールにおける水道水の溢水事故について(2022年4月21日)

 市立中学校において、大量の水道水をオーバーフローさせて流失した事故が発生しました。横須賀市では、調査の結果、関係職員に対し損害賠償請求を行いましたので、お知らせします。

1.事故の概要

 市立馬堀中学校において、プール管理の担当教員が令和3年6月下旬から同年9月上旬までの期間、コロナ禍での「水質の維持管理」を理由として、管理職等と相談することなくプールへ給水を続け、大量の水道水をオーバーフローさせて流失し、水道料金及び下水道使用料として3,488,000円の損失が発生しました。
 横須賀市は、この給水は、「水質の維持管理」として非常に不適切であり、過失があると判断し、関係教職員3人に対し損害賠償請求を行いました。

2.事故後の対応について

 学校長に、当該年度の水泳プールの管理状況の詳細について報告を求めるとともに、関係者から事情聴取を行いました。聴取内容から、学校の水泳プール維持管理体制に過失があったと判断し、事故として県教育委員会に報告しました。

3.損害賠償請求について

 溢水による損失が多大であったため、本市顧問弁護士に見解を求め、

  • 担当教員が、管理職等に相談せず水をオーバーフローさせ、コロナ対策ができると思い込み、長期間水を流失させた
  • プール管理に関する責任者を置かず、学校組織として何をすべきか決めておらず、プールの管理体制を作っていなかった

などの過失があり、損害賠償請求を行うべきとの意見を得ました。
 過去の他都市の事例や最高裁の判例、類似事故の判決等を参考に、関係教職員3人に対し、損失額3,488,000円の2分の1の額1,744,000円を職責及び過失内容等に応じ、民法第709条の規定により損害賠償請求を行いました。

教職員 金額 割合
校長 436,000円 4分の1
教頭 436,000円 4分の1
担当教員 872,000円 2分の1
合計 1,744,000円  

 

4.今後の対応について

 市立学校長会議及び学校プール管理担当者会議で事故発生の経緯等を説明し、再発防止のための注意喚起を行ってまいります。

5.教育長のコメント

 この度の事故により、市に損害を与えてしまったことに対しまして、市民の皆様に深くお詫び申し上げます。
 今回のことを反省し、今後市民の皆様、保護者の皆様の信頼の回復に向け、再発防止のために学校との更なる連携を図ってまいります。


お問い合わせ

教育委員会事務局教育総務部学校管理課

横須賀市小川町11番地 本館1号館6階<郵便物:「〒238-8550 学校管理課」で届きます>

電話番号:046-822-8534

ファクス:046-822-6849

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