市立中学校における質問紙調査結果の個票の紛失について（2022年9月22日）

このたび、市立中学校1校において、横須賀市学習状況調査iチェック質問紙調査結果の個票（以下「質問調査個票」という。）を1名分紛失したことを報告します。

質問調査個票には、「生徒氏名、学年、組」、「生活や学習に関する質問についての回答結果及びアドバイス」を記載しています。

1事故の発生

7月6日（水曜日）、質問調査個票が配送業者から学校に届きました。当該学年の学年主任が学級ごとに仕分けをしましたが、その際、全生徒分があることを確認しませんでした。その後、質問調査個票を学級担任に渡しました。

7月13日（水曜日）から19日（火曜日）にかけて、当該学校において学級担任が生徒及び保護者と三者面談を実施しました。それぞれの面談において質問調査個票を配布しました。

面談最終日の7月19日（火曜日）午前、学級担任が三者面談の準備をしていたところ、生徒Aの質問調査個票がないことに気づき、職員室を捜索しましたが見当たらなかったため、本件紛失が判明しました。

2事故発生後の対応

7月19日（火曜日）及び20日（水曜日）、全教職員で捜索しましたが、発見することができませんでした。

7月20日（水曜日）、学級担任が生徒Aの保護者に謝罪するとともに、引き続き捜索することを伝えました。

その後も全教職員で継続的に捜索をしましたが、発見することができませんでした。

7月28日（木曜日）、校長と学級担任が生徒Aの家庭を訪問し、生徒A及び保護者に発見できなかったことを報告するとともに、謝罪し、学校用として保管していた生徒Aの質問調査個票の写しを配布しました。

また、教育委員会として、校長及び当該教諭に厳重注意を行いました。

なお、現時点において、本件に関わる個人情報の流出は確認されておりません。

3今後の防止策

本件は、質問調査個票が納品された際、学年主任が全生徒分あるかどうか検品を行わなかったことや、学級担任が受け取った際に確認をしなかったために発生しました。

これまでも、市立学校長会議をはじめ様々な機会において十分に注意するように呼びかけてまいりましたが、今後、学校における個人情報の取扱いに関しては、細心の注意を払うとともに、個人情報が記載された書類の管理や配布準備時の点検作業の確認を徹底し、再発防止に努めてまいります。