市立小学校における健康診断に係る問診票等の誤配布について（2023年5月26日）

このたび、市立小学校において、児童5名に配布すべき健康診断にかかる「結核健康診断問診票」及び「運動器検診保健調査票」（以下、「問診票等」という。）のうち、2名分の問診票等を取り違え、他の2名に対し誤配布したことを報告いたします。
問診票等には、「児童氏名」「本人及び家族の結核の有無」「現在の健康状態」「からだ・手足の状態」「既往症」を記載しています。

1.事故の発生

5月16日（火曜日）、学級担任教諭は、当該学級の教室内において、内科検診を欠席した児童5名のうち、2名に対し、氏名を確認せずに、他の児童の問診票等の入ったクリアファイルを取り違えて配布してしまいました。その他3名は、この日は欠席したため、配布されませんでした。
同日、誤配布を受けた児童の保護者から、別人の問診票等が入っていたとの申し出があり、本件誤配布が判明しました。

2.事故発生後の対応

5月16日（火曜日）、学校長、学級担任教諭が誤配布を受けた児童の保護者宅及び誤配布された児童の保護者宅を訪問し、謝罪及び経過説明を行い、誤配布した問診票等を回収するとともに、正しい問診票等を改めて配布しました。
今後、教育委員会として、詳細な聞き取り等を行い、学校長及び学級担任教諭らに厳重注意を行う予定です。

3.今後の対応策

本件は、学級担任教諭が児童に配布する際、問診票等の氏名を確認することが徹底されていなかったために発生したものです。
これまでも、市立学校長会議をはじめ様々な機会において個人情報の取扱いに関し細心の注意を払うよう呼びかけてまいりましたが、今後、個人情報を含む文書の受け渡しの際は、複数人で内容を確認すること、特に、配布前に氏名を確認することを徹底するよう改めて指導し、再発防止に努めてまいります。

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