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更新日：2023年9月29日
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報道発表資料
市立小学校における児童生徒健康診断票等の紛失について（2023年9月29日）
このたび、市立小学校において、児童生徒健康診断票（以下、「診断票」という。）及び幼稚園幼児指導要録（以下、「要録」という。）を紛失したことを報告いたします。
1事故の概要
（1）発生の経緯
令和4年12月、当時の学級担任教諭Xは、他市から転入した児童Aの診断票、要録を受領し、耐火書庫に格納したと思われます。
令和5年9月8日（金曜日）、現学級担任教諭Yが当該書庫に保管されているはずの児童Aの診断票がないことから、紛失したおそれがあることを学校長に報告しました。報告を受けた学校長は、全職員で学校内を捜索するよう指示しました。その捜索過程において、新たに当該児童Aの要録が紛失しているおそれが発覚しました。
同年9月19日（火曜日）まで捜索を継続しましたが、当該2つの文書が発見されないことから、学校長が教育委員会に報告し、本件紛失が判明しました。
（2）記載の項目
「児童氏名」「健康状態」「医師の所見」「幼稚園での生活の様子」等
（3）事故に係る個人情報の対象人数
1名
2事故発生後の対応
学校長が被害にあわれた児童Aの保護者に対し、謝罪及び経過説明を行いました。
あわせて、児童Aの転出元の学校に対して診断票の再発行を、児童Aが在籍していた幼稚園に対して要録の再発行を依頼しました。
なお、本件については個人情報の保護に関する法律施行規則第43条第1号に当たることから、個人情報の保護に関する法律第68条第1項に基づき、教育委員会から国の個人情報保護委員会への報告を行いました。
3事故の発生原因
本件は、転入時の文書の受領確認及び管理について、書類を受領した昨年度の学級担任教諭が書類の格納場所をきちんと把握していなかったことや、学校長の文書管理が不十分であったために発生したものです。
4今後の防止策
学校長に対し、学校における個人情報の取扱いに関して、細心の注意を払うとともに、個人情報を含む文書の受領確認及び適正な保管を徹底するよう指導しました。
学校長は、今後、転入時の個人情報を含む文書の受領確認及びその後の適正な保管について教職員に文書で指示するとともに、その確認の徹底を図ることで再発防止に努めてまいります。
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