市営プールの廃止について

　毎年、子どもや孫たちが市営プールを利用しています。
　今年、プール関係者の方から、3年後には横須賀市の市営プール場が全て無くなる旨の話を聞き、大変残念でなりません。
　私自身も利用しており、健康維持・増進に役立っています。
　今後は利用料金の値上げをしてでも、存続は不可能でしょうか。
　ちなみに、岡山県では、プールの利用料金は横須賀市の2倍で利用されています。
　せめて数か所でも残していただけますよう、切にお願い申し上げます。

　市営プール（公園水泳プール）をご利用いただき、ありがとうございます。
　お寄せいただきましたご意見につきまして、以下のとおりお答えいたします。
　現在、本市には7箇所の公園水泳プールがありますが、湘南鷹取5丁目第2公園、根岸公園、浦賀7丁目公園、久里浜公園、富浦公園各水泳プール5箇所については、令和5年度から7年度にかけて順次廃止する予定です。
（長沢村岡公園水泳プールは廃止予定ですが時期は未定、馬堀海岸公園水泳プール及び市内に4箇所ある屋内プールは現在廃止の予定はありません。）
　公園水泳プールは、その多くが設置から40年以上経過しており、老朽化が著しいことに加え、利用者数の減少、維持管理経費の増加等により、公共施設の適正な規模や配置を検討した結果、具体的な廃止時期が決定したものです。
　なお、利用料金の値上げについては、令和2年度に実施しましたが、適正な収支を確保するには10倍以上の値上げが必要であり、今後の実施は難しいため、各プールの廃止に併せて、近隣にある小学校プールを代替施設として一定期間活用することを検討しています。
　今後は、存続施設の老朽箇所の更新等を進めながら、皆さまに安全で楽しくご利用いただけるプールを目指してまいりますので、公園水泳プールの廃止後は代替プール、馬堀海岸公園水泳プールや屋内プールをご利用くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。