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ボイスバンクとは、市民の皆さまから「よこすか市政への提言」等の手紙や電話、電子メールなどで頂いた市政へのご意見・
ご提案「市民の声」と、それに対する横須賀市の回答・対応を、自由に検索して閲覧できるシステムです。
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VOICE NO.8869
カテゴリー:子育て(児童福祉・青少年育成・母子保健)
市民の声091/04 2022年09月13日受付
現在子どもを幼稚園に預けていますが、静岡県の認定こども園で起きた、女児が送迎バスに置き去りにされ死亡した事件を受け、要望があります。我が子が通う幼稚園では、バスGPS位置情報は確認できますが、子が無事にバスを下車したかは確認できません。子にGPSを持たせることも考えましたが、バス内か幼稚園内どちらなのか明確にできるものではなく、新しいシステム導入が急務だと思います。
要望1
スマートフォンのアプリなどの導入。子供の名札(できれば通園バッグの方が確実)にICタグを入れておき、通過するとメール送信するアプリなどが導入されていれば、親は安心して預けることができます。
要望2
消防法と監査のように、命を守る為の厳しい法律化、行政指導、監査システムを求めます。
要望3
消防訓練のような「置き去り訓練」実施。防災訓練と同じくらい危険に備える必要があります。親も協力し、春に毎年行いたいです。
本来、アプリやシステムに頼ることは好きではありません。人間の誠意ある仕事を信じたいです。しかしヒューマンはエラーしますし、アプリやシステムを使って大切な命を守りたいです。
今回お寄せいただいた、幼稚園等施設の送迎バスに係る安全管理について、現在の対応状況等をご説明いたします。
令和4年9月5日に発生した、静岡県牧之原市の認定こども園の事故を受け、9月6日に国から事務連絡「保育所、幼稚園、認定こども園及び特別支援学校幼稚部におけるバス送迎に当たっての安全管理の徹底について」が発出され、以下のような項目が示され、各施設において業務の点検を行い、改めて安全管理を徹底するよう注意喚起が行われました。
1.子どもの欠席連絡等の出欠状況に関する情報について、保護者への速やかな確認及び職員間における情報共有を徹底すること。
2.登園時や散歩等の園外活動の前後など、場面の切り替わりにおける子どもの人数確認について、ダブルチェックの体制をとるなどして徹底すること。
3.送迎バスを運行する場合においては、事故防止に努める観点から、
・運転を運転を担当する職員の他に子どもの対応ができる職員の同乗を求めることが望ましいこと。
・子どもの乗車時及び降車時に座席や、人数の確認を実施し、その内容を職員間で共有すること。
などに留意すること。
4.各幼稚園等においては、「学校安全計画」「危機管理マニュアル」について、適宜見直し、必要に応じて改定すること。
現在、市立の保育園・幼稚園では送迎バスは有していないため、この事務連絡を市内の私立教育・保育施設へ送付して周知を図るとともに、横須賀市保育会や横須賀市私立幼稚園・認定こども園協会へも重ねて安全管理の徹底を依頼したところです。
また、9月9日には国から事務連絡「保育所、幼稚園、認定こども園及び特別支援学校幼稚部におけるバス送迎に当たっての安全管理に関する緊急点検及び実地調査の実施について」が発出され、送迎バスを有するすべての保育所、幼稚園等に対して「バス送迎に当たっての安全管理に関する点検項目」について緊急点検を行うこととなりました。これに伴い、現在、市から市内の保育所、幼稚園等に対して点検票を送付し、点検結果の回答を依頼しているところです。今後は、緊急点検の項目について、神奈川県・横須賀市で連携し実地調査を実施する予定です。
国ではこども政策担当大臣を議長とする「保育所、幼稚園、認定こども園及び特別支援学校幼稚部におけるバス送迎に当たっての安全管理の徹底に関する関係府省会議」を設置し、静岡県の特別指導監査や緊急点検の結果を踏まえ、10月中に安全対策強化のため、安全管理マニュアルの整備、登園管理システムの普及、送迎バスの安全装置改修支援など、再発防止に向けた緊急対応策が示されると聞いています。
民生局福祉こども部子育て支援課
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