森崎山の手プロジェクトについて

　森崎山の手プロジェクトは、旧市立横須賀高校跡地を活用し、市内不動産事業者5社が、全202区画の大型分譲地販売を平成26年（2014年）から開始したもので、「よこすか森崎山の手リアンシティ」と呼ばれています。この地区の近況を踏まえ、ご質問にお答えします。
ご質問(1)について
　子育て支援施設につきましては、この地区に市立森崎保育園（昭和49年度開所）ともりの保育室（平成11年度開所）があります。
　しかし、森崎保育園は施設の老朽化と急激に進む少子化などから作成した、「横須賀市公立保育園再編実施計画」に基づき、令和8年度から久里浜6丁目に開園予定の（仮称）南子ども園に移行することを予定しています。
　また、もりの保育室も、少子化による需要の低下と進級施設となる森崎保育園の移転などにより、令和7年3月末で閉所予定です。
　その他、子育て支援施設としては、子育て支援センターとして久里浜行政センター館内に「愛らんど久里浜」があるほか、「森崎みんなの家（青少年の家）」で子育てアドバイザーが出張する「わいわい広場」を開催しています。
　商業施設は、現時点では、リアンシティ内にコンビニエンスストアーや美容室があります。
ご質問(2)について
　森崎山の手リアンシティに限定した人口データはありませんが、同地区を含む森崎5丁目の人口構成等につきまして、平成27年国勢調査と令和2年国勢調査の結果を比較すると、森崎5丁目の人口は、880人から1,376人と496人増加しています。うち、20歳から39歳までの人口は216人増で、全体に占める比率は約25.5％、平成27年の約15.3％に比べ大幅に増加しています。同様に19歳以下の人口についても230人増で構成比率も上昇しています。同地区の入居は、平成27年頃から始まっていますので、この増加は、同地区の入居者によるものと思われます。また、森崎5丁目への流入人口については、市外からの流入は約3分の1ですが、30代の子育て世代が多く入居しており、そのほとんどが同地区へ入居したものと思われます。
ご質問(3)について
　地域交流としては、平成29年4月に自治会が発足し、ほとんど（約9割）の住民が参加しているとのことです。また、森崎地区の各町内会・自治会とも交流しているとのことです。
　横須賀市は、海や山があり自然に触れられる場所がたくさんあり、市立図書館やスポーツ施設など公共施設も充実しています。また、開国祭やカレーフェスティバルなどイベントも豊富で、最近ではBMXなどアーバンスポーツの推進にも取り組んでいます。横須賀市への転入をお待ちしております。