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ボイスバンクとは、市民の皆さまから「よこすか市政への提言」等の手紙や電話、電子メールなどで頂いた市政へのご意見・
ご提案「市民の声」と、それに対する横須賀市の回答・対応を、自由に検索して閲覧できるシステムです。
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市の「回答・対応」はその時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、現在の状況と異なる場合があります。

無意識の偏見について

VOICE NO.8996

カテゴリー:対応・組織(職員対応・組織体制)

市民の声046/05 2023年07月03日受付

詳細情報

ご意見・ご提案
 市長の議会での答弁で、横須賀市職員のことを時に役人と発言されることが気になります。「職員」または「公務員」と言えば事足りるものを、あえて「役人」と表現されている意図をお教えください。
 インターネットで「役人 公務員 違い」と検索すると「役人には公務員を馬鹿にする意味を含んでいる」という趣旨の解説をしているページに複数たどり着きます。つまり現代では、このような受け取り方が一般的なのかもしれません。
 もし、市長もこのような意味でお使いになるのであれば、それは職業差別になりますので、お止めになられるほうがよろしいと思います。
 また、特段そのような意図はないというのであれば、職員たちがどのように受け取っているかアンケートをされてはどうでしょうか。今後、差別の根絶、ジェンダー平等理解促進のために、職員研修をされることと思います。その研修の一環として、「自分の職業を役人と呼ばれることをどう感じるか」と尋ねてみて、誰一人侮蔑されていると感じなければ、私の杞憂ということになります。しかし一人でもそのように感じている職員がいれば、それは無意識の偏見になります。
 差別問題の難しいところは、差別した側がどのような意図をもっていたのかはもとより、差別された側がどのように受け止めたかが問題になるところだと思っています。
 あらゆる差別と偏見の解消を目指す市長が、自らの言動を研修のケーススタディとすれば、職員の理解も大いに進むものと考え、提案します。
回答・対応

 はじめに、市職員を「役人」と表現したことについてです。私は、職員のことを差別する意図で表現したわけではありません。しかしながら、そのような受け取り方もあるとのご指摘は、理解しました。
 つぎに、職員研修についてです。これまでも本市では、職員研修や庁内報などを通じて、人権尊重やジェンダー平等に関する職員の意識啓発に取り組んでまいりました。とりわけ、「無意識の偏見」については、自分自身では意識しづらく、歪みや偏りがあっても認識しづらいものであるため、繰り返し学ぶ機会が必要だと考えています。
 このたびのご意見、ご提案を真摯に受け止め、差別のない社会の実現に向けて努力してまいります。

市長室人権・ダイバーシティ推進課

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