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横須賀市自然・人文博物館リニューアル基本計画(案)等について

VOICE NO.9327

カテゴリー:教育・学習(学校教育・生涯学習・スポーツ)

市民の声092/07 2025年10月14日受付

詳細情報

ご意見・ご提案
 50年振りの横須賀市自然人文博物館リニューアル基本計画(案)ですが、委員会に出た市議会議員のSNSアカウントを通して知らされるのではなく、市から公開、意見公募、市民の意見を汲んだ博物館としてほしいです。
・漠然と教育委員会とあるが、計画案を誰が作成したのかは不明である。
・横須賀市自然人文博物館リニューアル基本計画(案)資料を見た後の感想:視察か旅行で海外の博物館を観た担当者が真似した可能性を推察し、仮にそうなら追随には限界があり、やめた方が良い部分もある。
・「オーシャンアトリウム」という海洋風デザインの子ども向けアスレチックは、娯楽施設としても早く飽きられてしまい、全世代にとり、自然科学に基づいた海洋生態系と海洋の環境問題、環境保全は学べないと思う様な計画案。
・1人2400円から費用がかかる商業施設の代替にしたいのではないか。
・「ダイナミックシアター」の映像投影の内容も漠然としており、博物館学芸員による研究自体が活発に行われ、毎年、新しい研究成果が入らないと全く無意義。
・常設展のどの部分を残すのか詳細はまだない。
・採算合わなくなり、結局は商業的キャンペーンの企画展依存になりかねない。
・企業からの入札が見込めるのかも期待できない。
・立地は駅から10分とあっても、坂の上で、特に退勤時間に暗くなる不便な場所。待遇・賃金アップ、学芸員実習に通いたいと思わせる事も必要。
 自然・人文博物館を「文化観光の柱にする」という事ですが、基地・自衛隊、軍事文化推進に偏る内容には反対します。
 明治維新から近代だけでなく、世界大戦、戦後の軍転と米軍基地による影響、沖縄と同様の日米地位協定の問題点(犯罪被害と交通事故の不起訴など)、米軍基地関係者と日本側一般住民間の経済格差、自衛隊と一般住民間の格差、自衛隊の課題点、原子力空母と米軍基地がある事による環境や市民の住環境への影響(PFASの生態系への影響)を俯瞰し、市の基地依存を隠さずに批判的省察し、平和啓発、平和運動史、市内の女性が就いてきた生業、市の人権施策、市が誘致した企業、日産追浜工場の功績等についてさらに踏み込んで取り上げるべきだと考えます。
 自然と人文が分かれていないことで、「観光の柱」まで機能拡張するには展示内容も少ないと思います。
 さらなる市民の生活との関連付け、且つ、開かれた内容が必要と考えます。
回答・対応
 このたびは、横須賀市自然・人文博物館のリニューアル基本計画(案)に関するご意見、ご要望をお寄せいただきまして、ありがとうございます。
 お申し出の件につきまして、お答えいたします。
1 基本計画(案)策定の経過について
 今回の基本計画(案)は、庁内や来館者の皆さまへのアンケート調査を行い、学芸員や博物館職員が中心となって作成いたしました。アンケート調査は令和6年12月から令和7年1月までの間に実施し、来館者から463件の意見をいただきました。
 また、基本計画の素案完成後には、令和7年4月から7月にかけて、庁内関係部署および関係団体等から意見を聴取し、基本計画(案)をとりまとめ、教育委員会や市議会にも報告して意見聴取を行っています。
 基本計画の内容が確定し次第、博物館ホームページにて公開いたしますが、今後も意見聴取をしながら進めていきたいと考えています。
2 基本計画の内容について
 他の博物館の事例も参考にしていますが、横須賀ならではの博物館へリニューアルしたいと考えています。
 「オーシャンアトリウム」では、子どもたちが遊びを通して自然科学や人文科学に興味を持ち、実際に体験・資料に触れることで自ら学びを深められる場を目指しています。アスレチック要素を備えた体験コンテンツなどとともに、海洋生態系や環境問題の学びにつながる展示も検討していきます。
 「ダイナミックシアター」では、“人と自然をめぐるダイナミズム”をテマに、横須賀の魅力や横須賀の人と自然の歴史の概略がわかる映像コンテンツを検討していきます。
 常設展示室では、学芸員の研究成果を取り入れ、ご来館のたびに新たな出会いや発見のある構成を検討しています。また、現在の常設展示物の一部もリニューアル後に活用する予定であり、詳細は実施設計の中で検討していきます。
 特別展示については、学芸員の研究成果や時代の動向を反映させた特別展示、テーマ展示、巡回展など、多彩な企画を検討していきます。
 なお、本事業は、来年度から設計、各種工事、展示製作などを段階的に進めていく予定です。
 また、博物館実習生についても、実際に毎年10名以上の希望者があり、夏休み期間に市内在住の大学生等の受け入れを行っています。
3 博物館の有料化について
 リニューアルには多額の経費を要するため、入館料の有無を含め、開館形態や運営方式、管理運営計画全体を見据えて、慎重に検討を重ねています。
4 文化観光について
 博物館は、資料の収集・保存、調査・研究、展示・教育といった本来の役割に加え、令和5年度の博物館法改正により、資料のデジタル・アーカイブ化や様々な機関との連携、まちづくりや文化観光など、地域の活力向上にも大きな役割が期待されています。
 基本計画(案)では、目指す姿や全体方針をまとめていますが、具体的な展示構成や内容については、ご意見も参考にしながら今後の設計において検討していきます。
 現在、博物館リニューアルは基本計画の作成段階にあり、今後、実施設計を行いながら、展示内容や事業の具体化に努めてまいります。
 “地域学習”と“文化観光”の新たな核となるミュージアムを目指して、誰もが訪れたくなる、横須賀のことが好きになる、そんな場所を実現していきたいと考えています。
 引き続き、ご理解、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

教育委員会博物館運営課

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