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更新日:2020年1月8日

ページID:4328

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地産地消とは

よこすかの農水産業・農水産物を見て、知って、おいしく食べよう!

地球規模の気候変動、途上国の人口増加や経済発展などから、世界の食料事情は不安定な状況が続き、農水産物の国際価格は、大きく変動しています。そこで、食料自給率を向上させることが、国家的な課題となっています。
また、消費者の農水産物に対する安全・安心志向などから、国産農水産物への意識が高まり、地元で取れた農水産物を地元で消費する「地産地消」への期待が高まっています。
このような背景から、横須賀市では豊かな自然や気候風土の中で生産された農水産物を地域資源と捉え、地元で生産された新鮮な農水産物を市民の皆さんや来訪者の皆さんに食してもらう、「地産地消」を積極的に推進しています。

畑港野菜魚盛り

Q地産地消(ちさんちしょう)ってなに?

地産地消スカリン1A地産地消とは、「地元生産、地元消費」を略した言葉で、
「その地域(横須賀市)で生産されたものをその地域(横須賀市)で消費すること」です

具体的には、横須賀の畑や海でとれた農水産物を、市民の皆さんや来訪者の皆さんが横須賀市内のお店などで、買うこと、食べることです。もちろん、学校給食で地元農水産物を使用することも、地産地消の一環です。
市内では、多くの農水産物がとれています。市内に流通する量は、様々な取り組みにより、生産高の約24%まで高まってきていると推計されますが、残りは、横浜や東京で販売されており、多くの市民の皆さんは、横須賀の食の魅力をまだまだ十分に実感できないというのが現状です。そこで、横須賀でとれた新鮮な農作物や水産物のおいしさ=“横須賀の魅力”を市民の皆さんなどにさらに再認識・再発見していただきたいと考えています。

Q地産地消のメリットって、なに?

地産地消スカリン2A地元農水産物を購入することは、国内生産量を増やすことにつながり、また生産者の顔が見えるので、安全で安心な食生活に結びつきます。
わが国の食料自給率は約4割といわれています。つまり、私たちがいつも食べている物の6割は海外で、誰が、どのように作っているかわからないまま、食べているわけです。また、海外の情勢で、いつ食料の輸入が止まり食料危機に直面するかわからない状況でもあるのです。

そのほかのメリットとしては、

  • 旬で新鮮な農水産物が手に入ります
  • 旬で新鮮な農水産物を多く使って、食生活の改善を通じ、健康づくりができます
  • 農水産物、農水産業に対する理解が深まります
  • 農水産業の活性化が図られます

また、生産者、消費者等が連携し、豊かな横須賀の農水産物で結びつくことが、魅力あるまちづくりの有効な手段にもなります。

Qよこすかではどんなものがとれる?

地産地消スカリン3A農作物だと、全国7位(注1)の生産量を誇るキャベツを中心に、だいこん・カボチャなど、水産物だと、イワシ類・サバ類・ワカメが多くとれています。
ほかにも、おいしい農水産物がたくさんとれています。横須賀は、東西が海に囲まれ、暖流黒潮が岸を洗う暖冬涼夏の恵まれた気候、緑豊かな自然環境の中で、四季折々いろいろな農水産物がとれます。
水産物は、沿岸漁業として、県内第1位(注2)の漁獲量を誇っており、数多くの種類を味わうことができます。
また、農作物は、キャベツ・大根・カボチャのほか種類豊富な野菜や果物、和牛、卵、牛乳が生産されています。(注1)平成28年産野菜生産出荷統計、(注2)関東農林水産統計年報(平成28~29年)

Qどこに行けば、買えるの?食べられるの?

地産地消スカリン3A西エリアにある大型直売所「すかなごっそ(外部サイト)」と市内に150店ほどある「よこすか地産地消ショップ」のほか、農協・漁協の朝市や直売所などで買う、食べることができます。

店頭に掲出している「地場ものあります」というのぼり旗、店内に貼ってある「地産地消ショップ登録店」というステッカーが目印です。

地産地消ショップのガイドブック「よこすか海の幸・大地の恵」(冊子とウェブ版(外部サイト))もあります。

Qどう料理して良いか、わからない

地産地消スカリン4A手軽においしくできるメニューがたくさんあります。

詳細はレシピ集をご覧ください。(左記のホームページでは写真つきで、横須賀産の食材を使った料理のレシピを紹介しています。)

Q横須賀市は地産地消の推進のために、何をしているの?

A「地産地消アクションプラン」を策定し、地場産農水産物の魅力をアピールして消費量の拡大を図っています。

地産地消推進アクションプラン(第1次)では、地産地消を進めるために、消費者へ情報を発信すること、地産地消ショップ登録店や直売所などで買う・食べることができる環境を整備すること、生産者の支援をして生産量・生産品目を増やし、加工への取組みを進めることに重点的に取組みました。この結果、地産地消の取組みはある程度定着し、大型直売所での地場産品の売り上げ増や自給的農家が少量でも生産品を販売できるようになるなど、一定の効果が現れました。

続いて平成26年度から平成29年度を計画期間とした地産地消推進アクションプラン(第2次)では、第1次アクションプランで現れた効果を引き続き維持拡大するとともに、地場産海産物の新たな消費の拡大に向けて重点的に取組みました。横須賀で水揚げされる魚介類を、その旬の時期にさまざまな調理方法で提供する海の幸フェアを実施し、地場産海産物や魚食の魅力を発信しました。その結果、フェア参加店での地場産魚介類の提供機会や取扱量が増え、新たな販売ルートも構築できました。

そして、平成30年2月に「横須賀市地産地消アクションプラン(第3次)」を策定し、地場産農水産物の認知度向上、農水産物のブランド化を推進し、販路拡大を図る取り組みを行います。

平成30年度から平成33年度までの横須賀市地産地消推進アクションプラン(第3次)は以下からダウンロードできます。

なお、第1章では平成26年~29年度の取り組み実績を、第2章では平成30~33年度の取り組みを紹介しています。

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お問い合わせ

経済部農水産業振興課

横須賀市小川町11番地 本館1号館5階<郵便物:「〒238-8550 農水産業振興課」で届きます>

内線:046-822-9395

ファクス:046-823-0164

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