総合案内 > 健康福祉・子育て教育 > 歴史・文化 > 文化財 > 横須賀市内の指定重要文化財等 > 神奈川県指定重要文化財等 > 虎踊(とらおどり)
更新日:2023年6月19日
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指定年月日:昭和51年(1976年)10月19日
西浦賀浜町に伝わる民俗芸能で、虎の舞だけでなく、歌舞伎や唐人踊りを取り入れた珍しいものである。
享保5年(1720年)に奉行所が伊豆下田から浦賀に移転した折に、一緒に伝えられたという。それ以来浦賀奉行所に於いて催され、その後浜町に移管され、西叶神社の例祭には伝授された長男だけにより奉納されたという。
虎は親子二体で、虎のかしらは本邦880社の神符を貼って作られる。親虎には青年、子虎には子どもが二人ずつ入り、笛や太鼓に合わせて動作する。
踊りは、近松門左衛門の「国姓爺合戦」を題材に、和藤内(男児)、唐子(女児)、太唐人(成人男子)たちにより踊られる。
海外舞踊の組み踊り様式を取り入れた唐子踊り、虎の出現で子どもが退散して虎が舞台上を自由に振舞い、それを和藤内が神符で押さえてみえを切り終わる。
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