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更新日:2011年4月21日

ページID:3484

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衣笠城跡(きぬがさじょうあと)

衣笠城跡

指定年月日:昭和41年(1966年)6月15日
大谷戸川と深山川に挟まれた半島状の丘陵が衣笠城跡である。康平年間(1058年~1064年)三浦為通によって築城されたといわれ、以後為継・義継・義明の四代にわたり三浦半島経営の中心地であった。
治承4年(1180年)8月、源頼朝の旗揚げに呼応して、この城に平家側の大軍を迎えての攻防戦は、いわゆる衣笠合戦として名高い。
合戦の行われた場所は衣笠城の大手口で、坂を登って滝不動に達する。居館はその附近にあったかと推定され、一段上に不動堂と別当大善寺がある。
さらに、その裏山に金峯山蔵王権現を祀った社が存在した。また、その西方の最も高い場所が、この城の詰の場所であったと伝えられている。
このように、この地一帯は平安後期から鎌倉前期の山城で、鎌倉時代の幕明けを物語る貴重な史跡である。

お問い合わせ

教育委員会事務局教育総務部生涯学習課

横須賀市小川町11番地 本館1号館6階<郵便物:「〒238-8550 生涯学習課」で届きます>

電話番号:046-822-8484

ファクス:046-822-6849

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