更新日:2025年7月18日
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報道発表資料
谷内六郎は、1956(昭和31)年に『週刊新潮』が創刊されたときから、1981(昭和56)年に本人が世を去るまでの四半世紀にわたり、約1,300点にのぼる表紙絵を描きました。当館では年間で作品を入れ替えて、さまざまな切り口から、谷内六郎の表紙絵の世界をご紹介しています。
令和7年度第2期は「海と灯台」と題して、灯台が描かれた表紙絵20点と海が描かれた表紙絵から30点を選んで展示します。表紙絵に灯台が描かれるのは1957年から1980年の間で、表紙絵担当期間をとおして描かれました。
「ぼくは燈台が好きでよく燈台にはスケッチには行きましたので、色々な燈台を思い出します、小さいのや大きいのや色々です」(表紙の言葉「燈台の子」より)と谷内六郎は記しています。はじめの頃は千葉の灯台が描かれましたが、1960年代半ばから妻と幼い子どもたちとともに横須賀の観音崎を訪れるようになると、観音埼灯台が描かれるようになります。谷内は1971年に観音埼灯台の一日灯台長をつとめ、1975年には観音崎公園近くにアトリエをかまえました。
そうしたご縁がきっかけで、1998年に遺族から『週刊新潮』の表紙原画約1300点をはじめとする膨大な数の作品や関連資料が横須賀市に寄贈され、2007年に横須賀美術館・谷内六郎館が開館しました。
令和7年(2025年)7月19日 (土曜日) ~11月3日 (月曜日・祝日)
開館時間 10時~18時
*休館日 8月4日(月曜日)、 9月1日(月曜日)、 10月6日(月曜日)
*無料観覧日 11月3日(月曜日・祝日/文化の日)
横須賀美術館・谷内六郎館(横須賀市鴨居4-1)
横須賀美術館
一般 380円、高校生・大学生・65歳以上 280円、中学生以下無料
*高校生(市内在住または在学に限る)は無料
*身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方と付添1名様は無料
※企画展「住友洋画コレクション ―フランスと日本近代絵画名品選」(~8月31日)、「ブラチスラバからやってきた!世界の絵本パレード」(9月13日~11月3日)、「山本理顕展 コミュニティーと建築」(7月19日~11月3日)チケットでもご覧になれます。
※地階展示室にて企画展「山本理顕展 コミュニティーと建築」開催のため、所蔵品の展示は本館2階ギャラリー(図書室前の無料スペース)のみとなります。
企画展「住友洋画コレクション ―フランスと日本近代絵画名品選」
令和7年(2025年)7月5日(土曜日)~8月31日(日曜日)
企画展「ブラチスラバからやってきた! 世界の絵本パレード」
令和7年(2025年)9月13日(土曜日)~11月3日(月曜日・祝日/文化の日)
企画展「山本理顕展 コミュニティーと建築」
令和7年(2025年)7月19日(土曜日)~11月3日(月曜日・祝日/文化の日)
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