総合案内 > くらし・手続き > 防災・安全 > 消防・救急 > 横須賀市消防局の組織について > 消防局庁舎のご紹介
更新日:2019年4月1日
ページID:189
ここから本文です。
消防局庁舎は、平成14年4月に本市の都市像である「国際海の手文化都市」を防災面から実現するため、防災情報の一元化と迅速な意思決定を可能とし、本市の消防防災体制の中枢的機能を担うことを目的として、市役所本庁舎と一体化して建設しました。 この消防局庁舎は、震度7の地震にも防災拠点としての機能を十分発揮するよう、建物に免震構造を採用していることと、最新のIT技術による情報システムを導入して、通常時の火災・救急から地震等の大災害時まで、的確な情報収集や市民との情報の受発信を可能にしています。 地下には備蓄倉庫を備えており、総合的な防災拠点施設として内閣府の地域防災拠点施設整備モデル事業にも指定されました。 今後とも、市民と協働して災害に強い都市を目指してまいりますので、皆様のご支援とご協力をお願い申し上げます。 |
![]() 横須賀市消防局庁舎 |
地震に強い免震構造消防局庁舎の免震装置は、「建物の重量を支える機能、地震の揺れを収める機能、建物と廻りの地盤との間の変形を元に戻す機能」の3つから出来ています。 1つ目の機能は、天然ゴムを用いた「積層ゴム」と言われるもので、厚さ数ミリのゴムと銅版を交互に積層し、上下方向には固く水平方向には柔らかい性能を持った真っ黒な構造体です。これにより、建物の重量を支えるとともに地震時には水平方向の揺れをソフト吸収します。 2つ目の機能は、写真の上も赤く見えるバネのようなもので「鋼棒ダンパー」と呼ばれているものです。大きな地震の際の横方向に揺れる力を抑えるものです。 3つ目の機能は、「鉛ダンパー」と呼ばれるもので、名前のとおり鉛で出来ています。鉛は形状記憶の特性があり、地震後の微弱な建物のずれを徐々に直す役割を果たしています。また小規模地震や台風等による小さな揺れも吸収します。 |
![]() 消防局庁舎の免震構造 |
119番指令システムさらなる市民の安全を確保するため、消防局庁舎に最新の情報通信技術を駆使した消防総合情報システムを整備しました。 このシステムは消防通信と防災情報を融合したもので、防災に必要な情報を迅速に把握し、本市の防災体制に大きく寄与するものです。 このシステムの主要な部分は次のとおりです。
|
![]() 通信指令室 |
いざという時災害対策本部大規模災害発生時、災害対策本部では防災情報の収集・伝達体制を整え、被害状況の迅速な把握と災害対応の意思決定を行います。主なシステムは次の5つからなっています。
|
![]() 災害対策本部 |
最新の建築設備消防局庁舎では太陽熱発電を利用した照明(写真)、深夜電力を利用した氷蓄熱層一体型空調設備、各階のトイレ洗浄水について地下に貯めた雨水を利用するなど、建物を維持管理するうえで環境にやさしい最新の設備を導入しています。 |
![]() 太陽発電パネルとエコアイス |
関連リンク
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください