第43回横須賀市児童生徒表現運動・ダンス発表会

令和7年11月29日（土曜日）横須賀市総合体育会館（メインアリーナ）で第43回横須賀市児童生徒表現運動・ダンス発表会を開催しました。

市内の小学校3校・中学校3校の計6校、254名が出場し、表現運動・ダンス作品を発表しました。

最初は緊張の面持ちでしたが、曲が流れると、リズムに合わせて体いっぱいに表現し仲間と息を合わせながら、大勢の観客の前で授業・学校行事の成果を披露しました。

<大会講師>
日本女子体育大学 体育学部 健康スポーツ学科
教授　前島　光　氏

発表校（発表順）

岩戸中学校（3年）岩戸中 BON DANCE！

【大会講師講評】
・大会のトップバッターとして、素晴らしいスタートを切ってくれた。
・指先まで意識して飛ぶ、運ぶといった動作を力強くしなやかに動かすことでこの踊りは良くなるが、それを一人一
　人が自分の解釈で表現していた。
・現代的なリズムのダンスでは、体の中心でリズムをとり、止まる、チームで踊る、そして、対立する動きなどを巧　
　みに取り入れていた。
・パートから工夫されていて、見ごたえがあった。

汐入小学校（1・2年）じょいふる★パーティー

【大会講師講評】
・楽しく笑顔溢れる動きだった。
・曲の持つ明るい雰囲気とみなさんの動きがとてもあっていて、こちらも楽しくワクワクするものであった。友だち
　と動きがピタッと揃っており、並びかたを変えるときには好きな生き物になりきって踊るアイディアがとても素敵
　だった。
・全身でダンスを楽しんでいる様子が伝わってきた。ボンボンがとても良い動きをしていた。

鴨居中学校（2年）偉大な傷と共に

【大会講師講評】
・テーマに合わせてストーリーの心情を体で表現することに挑戦した作品で、序盤のゆったりした動きから少しずつ
　立ち向かって大きな動作への表現が工夫されていた。
・群でまとまって違う振り付けをしているところ、それぞれの想いを表現していたところが特徴的だった。
・静と動のコントラストがダンスを盛り上げていた。
・最後の仲間と共に一緒に踊る振り付けは、互いを支え合う様子が伝わってきた。
・ストーリーの見える素晴らしいダンスであった。

池上小学校（1年）すばらSEA！IKEGAMISEA！

【大会講師講評】
・体育館を隅々まで使って海の生き物を全身で表現していた。生き物になりきっていて、見ていてとても楽しかっ
　た。
・ジャンプしたり、腕をグルグル回したり、手をひらひらさせてながら海の中の様子を表現していた。
・止まる、動く、ひねる、飛ぶ、色々な動きを組み合わせてみんなで表現していた。
・楽しく明るい海の中を見ているようであった。

池上中学校（2年）明日の神話

【大会講師講評】
・美術作品をモチーフに、それぞれのグループが動きの構成を工夫して挑戦をした作品であった。
・小さな動きからまとまりになって表現し、それを伝えようとする部分や、静と動、上下左右、まとまって動く、ス
　ローモーションで動くなどの動きを巧みに使って作品を表現しようとしていた。
・モチーフを6グループがそれぞれの解釈で踊っている点が特徴であった。ひとつの作品を見ているようであった。

野比東小学校（3・4年）野比東の刃

【大会講師講評】
・3つの場面で作られていて、それぞれのストーリーが伝わってきた。まとまりから少しずつ広がり、静かな動きか
　ら大きな動きのリズムの変化が素晴らしかった。
・刀を振り下ろす動きは、とても切れ味が伝わってきた。次の場面では鬼と戦っているような様子がとても伝わって
　きた。
・布を刀に見立てて、空間を大きく使って力強さを見事に表現していた。
・大変迫力のある作品であった。