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ボイスバンクとは、市民の皆さまから「よこすか市政への提言」等の手紙や電話、電子メールなどで頂いた市政へのご意見・
ご提案「市民の声」と、それに対する横須賀市の回答・対応を、自由に検索して閲覧できるシステムです。
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市の「回答・対応」はその時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、現在の状況と異なる場合があります。

受動喫煙防止について

VOICE NO.9328

カテゴリー:保健衛生・医療

市民の声093/07 2025年10月20日受付

詳細情報

ご意見・ご提案
 私は最近、横須賀へ転居してきました。
 散歩の際に、歩きたばこをしている方の煙を吸わざるを得ない状況が多くあります。
 横須賀中央駅周辺だけでなく、市内全域での歩きたばこ禁止を検討していただけないでしょうか。吸わない市民に健康被害を及ぼす現状について、より深刻に考慮いただきたいです。
 喫煙者が吸う煙だけでなく、たばこから立ち上る煙や吐き出す煙にも、ニコチンやタールをはじめ、多くの有害物質が含まれています。本人が喫煙していなくても周囲の煙を吸わされる「受動喫煙」は深刻な健康被害をもたらします。
 受動喫煙との関連が「確実」とされる肺がん、虚血性心疾患、脳卒中、乳幼児突然死症候群(SIDS)の4疾患について、推計では日本国内で、年間約1万5千人が受動喫煙により死亡しており、その健康影響は重大です。
 市民の健康を守る観点から、全市域での歩きたばこ禁止をぜひご検討くださいますよう、お願いいたします。
回答・対応
1 受動喫煙対策について
 ご指摘いただきましたとおり、受動喫煙は重大な健康被害であると認識しております。
 本市の受動喫煙対策は、現行の改正健康増進法に基づいて進めております。同法では、禁止エリア以外の場所(屋外、路上、ご家庭など)においても望まない受動喫煙を生じさせないよう、周囲への配慮が義務付けられています。
 健康増進課では受動喫煙防止の普及・啓発の取組として、チラシやポスターの掲示・配布、市ホームページやSNSを活用した情報発信などを行っております。
 今後も、喫煙および受動喫煙による健康への影響が重大なものであることや、禁煙・分煙の必要性について市民のみなさまにご理解いただけるよう、受動喫煙防止の啓発活動に取り組んでまいります。

2 路上禁煙地区について
 本市は、「ポイ捨て防止及び環境美化を推進する条例」に基づき、主にたばこの吸い殻の散乱防止に重点を置き、特に必要と認められる地区として、横須賀中央駅周辺を路上禁煙地区に指定しております。
 したがいまして、受動喫煙を直接対象とした、全市的な歩きたばこ禁止の実施は難しい状況にあります。
 いただきましたご意見は、今後の環境美化政策の参考とさせていただき、引き続き、地域の環境向上に努めてまいりますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

民生局健康部健康増進課

環境部環境政策課

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